けいひめさんの作文は、手紙についての考えがとてもよく伝わってきます。
手紙の難し(むずかし)さや、宛名(あてな)があることの意味をしっかり考えているところが素晴らしい(すばらしい)です。
また、幼稚園(ようちえん)のときに年賀状(ねんがじょう)を書いた体験や、祖父母(そふぼ)からの電話の話が入っていて、文章がとても立体的になっています。
自分の経験(けいけん)だけでなく、母親の話も取り入れているので、手紙に対する気持ちが深く伝わってきました。
「まるでテストで点数が取れた時のように嬉しかった」というたとえも、とてもわかりやすく、気持ちがよく伝わる表現(ひょうげん)です。
最後に、手紙のよさを「宛名(あてな)があって、差出人もある、一対一で認め(みとめ)られること」とまとめているところも、作文のテーマがはっきりしていてよかったです。
これからも、自分の体験や周りの人の話を上手に使って、わかりやすく伝える文章を書いていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)○ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:801字/800字
思考点:59点
知識(ちしき)点:60点
表現(ひょうげん)点:59点
経験(けいけん)点:66点
総合(そうごう)点:68点
均衡(きんこう)点:7点

 


■思考語彙 13種 18個 (種類率72%) 59点
。しかし,あるから,いうと,すれば,で思う,と思う,なければ,なため,の場合,みよう,伝えるので,聞くと,読もう,

■知識語彙 33種 65個 (種類率51%) 60点
一対一,上手,事務,今回,会話,先生,処理,前提,印刷,妙味,宛名,差出人,年賀状,幼稚園,心情,手元,手紙,文章,日記,時間,母方,点数,相手,真骨頂,祖母,祖父,祖父母,結局,自分,表現,言葉,関与,電話,

■表現語彙 68種 127個 (種類率54%) 59点
いっさい,いつ,お正月,こと,そう,それ,たち,どこ,なため,の場合,もの,よう,ん,テスト,一対一,上,上手,中,事務,今,今回,会話,何,側,先生,処理,前提,印刷,回,妙味,宛名,家,差出人,年賀状,幼稚園,心情,心覚え,手元,手紙,文章,方,日,日記,時,時間,母,母方,気持ち,点数,的,相手,相身互い,真骨頂,砂,祖母,祖父,祖父母,私,結局,自分,表現,覚え,言葉,話,近く,関与,電話,頃,

■経験語彙 31種 53個 (種類率58%) 66点
いける,かかる,かける,くれる,こもる,できる,で思う,と思う,ほめる,られる,れる,わかる,伝える,出来る,取れる,受け取る,噛む,届く,差し支える,感じる,書く,残る,渡す,聞く,表す,見せる,話す,認める,読む,送る,通う,

■総合点 68点

■均衡点 7点
 

感想文。
   小5 けいひめ(keihime)  2025年12月2日

 手紙というものは、そうやさしいものではない。どこが難しいというと結局、手紙に宛名があるからだと思う。しかし、私たちは砂を噛むような宛名がない手紙をとても読まされる。受け取る側からすれば、差出人のない手紙など、いっさいありがたくない。その上に、年賀状のような、事務的な手紙を印刷することもある。それも、宛名のない手紙のようにありがたく感じない。ところが、日記や手紙のような印刷されないということが前提で書かれる文章がある。日記の場合、どんな文章で書いても、自分の心覚えなため一向に差し支えがない上に、日記は自分の手元に残っていて、いつでも処理できる。しかし、手紙は相手に渡さなければいけない上に、相手がその手紙をどのように読もうと自分には関与できないということ。

私は幼稚園に通っていた頃、お正月の近くに幼稚園で年賀状を書いてみようという時間があった。私は母方の祖父と祖母に年賀状を書くことにした。そして書いてそれを先生に見せたらとても上手にかけたね。とほめられた覚えがある。そして、その年賀状を祖父母の家に送ったら、届いた日に祖父母から電話がかかってき、ありがとうととても嬉しそうに言ってくれた。その時はテストで思っていたより点数が取れた時のように嬉しかった。

そして、母に今まで手紙を書くことは何回かあったと思うけど、書いている中で思ったことは何と聞くと母は会話で伝えるので話すなく、手紙で書いて言葉に表した方が、自分の心情をしっかりと表現することが出来つのではないかと思って書いていると言っていた。私はその話を聞いて、やはり、会話で話して伝えたりするのではなく、手紙に書いて、表現する方が気持ちがとても良くこもるんだなと思った。

私が今回の文章を読んだでわかったことはやはり宛名があって、差出人もある、相身互いのように一対一で認められることが、手紙の妙味の真骨頂だということだ。