大好きなランニングランニング

   小4 なな(akasona)  2025年12月2日

「やったぁー。次は体育だ。」

と私は心の中で叫びました。私が一番好きなスポーツはランニングです。普段は学校で走ります。走り始めは体が軽くて足を前に出せますが、しばらくすると呼吸のリズムが乱れて少しずつ体が重くなっていくのを感じます。大変だけど周りの景色を見たり風を感じたりしながら走っていると、学校のことや日常の悩みを忘れることができます。特にスピードを上げて走るときは、まるでチーターになったみたいに全力で走ることを意識しています。その瞬間は自分の力をすべて使っているように感じられて、走ることへの楽しさと達成感を強く味わうことができます。

体育の授業では、二週間に一回長距離走を行います。長距離走は決して楽な運動ではなく、走っている途中で足が痛くなったり息が苦しくなったりします。思うようにスピードが出ず、もうやめたいと感じることもあります。それでも私はただゴールするだけで終わらせず、毎回自分なりの目標を立てるようにしています。前回よりも少しでも目標の時間を短くするために、最初は無理に飛ばさず後半に力を残すようにペースを考えています。記録が少し良くなったときは、自分の努力が形になったようでとてもうれしく感じます。この経験から、ランニングは体力だけでなく、考えながら取り組むことも大切なスポーツだと思うようになりました。

私は、お母さんにランニングについてどう思うか聞いてみました。するとお母さんは、

「二度とやりたくないなぁ。」

と顔を険しくしました。その理由を聞くと、走るとすぐに息が苦しくなって楽しさよりもつらさの方が大きく感じるからだそうです。そして長距離を走るのがあまり速い方ではなかったので、やる気がそれほど出なかったそうです。その話を聞いて私はとても驚きました。私にとっては気分転換になり前向きな気持ちになれるランニングも、お母さんにとっては大変で苦しい運動なのです。この違いから、同じスポーツでも人によって感じ方や得意不得意が大きく違うということに気づきました。この話を聞いて、自分が好きなスポーツにもっと積極的に取り組んだ方がいいなと感じました。

ランニングは体力だけでなく、気持ちの強さや思考も必要な大変なスポーツだと思います。苦しいと感じる場面も多いですが、続けることで少しずつ成長を実感できるところがランニングの大きな魅力です。そして人によって向いているスポーツは違い、自分に合ったものを見つけることが大切だと思いました。私はこれからも自分なりの目標を持ち、工夫しながらランニングに取り組んでいきたいです。そして、努力を続けることの大切さを、ランニングを通して身につけていきたいと心の中で思いました。そして私は今全力をふりしぼって一マイルをまいらないように一生懸命走っているところです。