あかすなさん、今回の作文は外国の食事の習慣(しゅうかん)について、自分の体験や調べたこと、家族の話を交えてしっかり書けているところがとてもよかったです。
特に、米国の言語学者の話から始めて、食事が文化の一部であることを説明している点は、文章のテーマがはっきりしていて読みやすかったです。
また、手で食べる国や虫を食べる国についての自分の感想も具体的に書けていて、読んでいる人に自分の気持ちが伝わってきました。
「まるで布団(ふとん)からはがされたように鳥肌(とりはだ)が立ってしまうだろう」というたとえも使われていて、表現(ひょうげん)豊か(ゆたか)でわかりやすいです。
さらに、お母さんから聞いた中国の食事習慣(しゅうかん)の話を入れることで、文章に立体感が生まれ、ただ自分の意見だけでなく、他の人の話も取り入れている点がすばらしいです。
最後に、「(さと)に入っては(さと)従え(したがえ)」ということわざを使いながら、自分の考えをまとめているところもとてもよくできています。
これからも、いろいろな国の文化に興味(きょうみ)を持ち、感じたことを自分の言葉で書いていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています。
・前の話聞いた話がよく書けています。
・ことわざがよく書けています。
・書き出しの結びがよく書けています。
 

森リン評価 数年前のことに(感想文) nu 12月3週 あかすな
字数/基準字数:
1209字/800字
思考点:72点
知識点:66点
表現点:69点
経験点:83点
総合点:76点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙18種25個72%72点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙41種68個60%66点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙91種180個51%69点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙43種71個61%83点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1209字
 72点
 66点
 69点
 83点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 18種 25個 (種類率72%) 72点
。しかし,。なぜ,いるかも,かざる,しまうと,すると,だろう,と思う,ないから,なので,なるから,みると,国によって,変わるので,文化によって,気ざる,習慣に対し,食いちがい,

■知識語彙 41種 68個 (種類率60%) 66点
不満,中国,中心,以外,価値,全体,共感,動物,印象,同色,問題,外国,学習,家族,対象,布団,投影,文化,方法,日常,日本,日本人,昆虫,明示,普段,最初,構造,水中,潜水,理由,理解,生活,画像,習慣,自分,自国,規則,飛行機,食事,食物,鳥肌,

■表現語彙 91種 180個 (種類率51%) 69点
いす,いろいろ,かわいそう,ここ,こと,ことわざ,しょうが,そう,それ,たち,とき,ところ,ほか,もの,よう,アフリカ,インド,ルール,一つ,不満,中国,中心,二,人,以外,何,価値,全て,全体,共感,動物,印象,同色,問題,四,国,変,外国,好き,学習,家族,対象,布団,幸せ,手,投影,文化,方,方法,日常,日本,日本人,昆虫,明示,時,普段,最初,本,机,構造,母,気,水中,潜水,理由,理解,生活,画像,的,私,空,習慣,耳,自分,自国,艦,虫,規則,話,語,誰,足,違い,郷,際,飛行機,食いちがい,食い違い,食事,食物,鳥肌,

■経験語彙 43種 71個 (種類率61%) 83点
いだく,おこる,く,くれる,しまう,しれる,つく,とる,と思う,はがす,ゆく,られる,れる,使う,傾ける,入る,出る,出来る,判る,変わる,守る,従う,感じる,持つ,暮らす,望む,焼く,生じる,異なる,知る,立つ,聞く,行う,触る,触れる,調べる,送る,願う,飛ぶ,食う,食べる,飼う,驚く,

■総合点 76点

■均衡点 4点
 

数年前のことに(感想文)
   小5 あかすな(akasuna)  2025年12月3日

 数年前のことにはなるが、私は米国の言語学者T氏と東京で親しくなった。彼は多くの言語学者関係の友人、知人を家に招待した。失敗したと思ってご飯は肉と一緒に食べるのか食べないのかと。このように、食事というものは、いろいろな条件に制約された文化という構造体の重要な部分である。何をいつ食べ、どう食べ、何を食べていけないのか。それぞれの国によってさまざまな制限や規則が習慣として存在している。しかし、何かを食べてはいけないという明示的な規則は、外国人にも比較的判りやすい。同色の食物の食事全体における価値が、文化によって異なるときに、難しい問題がおこる。外国語を学習する際に、自国語の構造を自分ではそれと気ずかずにまず対象に投影して理解するという方法をとりやすい。従っていろいろと食いちがいが生じてくるのは当然だ。

 私が知っている外国の食事の習慣を詳しく調べてみることにした。最初に、手を使って食べる国について調べてみると、アフリカを中心にした国でインドやバングラデだ。私はこのような国の習慣に対し不満を持っている。その理由は、べとべとしたものを触った手でいろいろなところに触れてほしくないからだ。もし触ってしまうと全て触ったものがべとになるからだ。もう一つ私が調べたものは、虫を焼いて食べる国についてだ。虫を焼いて食べている人も画像をよく見たことがあり、すごく汚らしい印象を私はいだいている。日本では普段昆虫は食べていないからだ。そして私は、昆虫が好きなので焼いて食べるのもかわいそうだと思っている。なので虫を食べている人も画像を見るだけで鳥肌が立つほどだ。この時はまるで布団からはがされたように鳥肌が立ってしまうだろう。

 母に、国によって食事の習慣の違いを聞いてみることにした。すると母は、中国の習慣の話をしてくれたのだが誰もが驚くような話だった。中国では、四本足のものは机、いす以外、二本足のもの家族以外、空に飛ぶもの飛行機以外、水中のもの潜水艦以外何でも食べてしまうこと。それ以外のものが食べられるのなら何手も食べられそうな気がする。しかしここに出てくる四本足のもの「動物」。私は動物も好きであり、食べてしまうのはかわいそうだと思っている。中国の人たちが食べてしまうものなら日本の人たちが飼い幸せに暮らす方を私は望んでいる。

 私は、外国の人といろいろな食い違いがあるのはしょうがないことだと思う。なぜならその国によって行うことは変わるので、外国の人からすると日本人の習慣も変に感じているかもしれない。郷に入っては郷に従えということわざがあるように、その国のルールに従った方が良いと思う。しかし私は自分の国だけでなくいろいろな国、外国の習慣にの耳を傾け、共感出来たらよいと思う。これからは、ほかの国の習慣を知り、日本の文化も守ってゆきながら日常生活を送りたいと願っている。