プロになる人との違い

   小4 あけおお(akeoo)  2025年12月2日

 ぼくが一番、好きなスポーツは、マラソンです。ぼくは、休み時間によく、一人で走っています。いつもぼくは、

「あー、気楽でいいなー。」

と思いながらリラックスして走っています。なぜ、一人で走っているかというと、友達と一緒に話しながら走っていても、なんとなく会話が弾まず、あまり楽しくないからです。あと、友達はサッカーやドッヂボールが好きだったり、スポーツがきらいな友達も多いからだからです。だから、一人で走っています。

 ぼくが今までしてきたスポーツのなかで一番、印象に残っていることは、小学校のマラソン大会です。去年は2位で悔しい思いをしたけれど、今年は初めて1位を取りました。マラソン大会の練習のときはゆっくり走って、後半から本気で走っていたけれど、本番では、最初から本気で走りました。ぼくが、なぜ作戦を変えたかというと、練習ではいつも4km走っていたので2kmしか走らないマラソン大会なら、ずっと本気で走っても大丈夫だと思ったからです。だから、ぼくは最初から1位をキープして走っていました。だけど、最後の3周目をはしっていたとき、友達が急に追い上げてきました。ぼくは、今までその友達に勝ったことがありませんでした。だから、

「うわ!急に近くまできた!」

と、ぼくは心のなかでとても焦りました。それはまるで、『警察24時』で観た、パトカーに追いかけられる容疑者のようでした。

だけど、無事に走り切り、初めて1位になることができました。そして早く、父や母に1位になったことを報告したいと心のなかで思いました。

 インターネットで、大谷選手のことを調べました。そして、大谷選手が高校生のときに使った「目標達成シート」の話を読みました。目標達成シートとは、大谷選手が目指しているものを真ん中に書いて、その目標を達成するために必要なことが、周りに書かれています。もし、ぼくが目標達成シートを作るとすれば、身体づくりと野球の練習だけにすると思うけれど、大谷選手は、ぼくだったら必要ないと思ってしまうようなこともしていたから、メジャーリーグに行けたんだなと思いました。ぼくは、メジャーリーグに行くためのコツがしっかりとわかって、とても良かったです。

 ぼくはプロになるためには、練習と身体づくりに加え、人間性やメンタル、運も大事な要素なんだと学びました。「一念天に通ず」という言葉があるけれど、ぼくは一心に努力をすることで、もっと早く走れるようになりたいと思います。

 今日もぼくは、小学校のグラウンドでマラソンの練習をしました。夕方になり、グラウンドから見る夕日はとてもきれいだったけど、みんなが帰ったあとのグラウンドは少し不気味な雰囲気だったので、

「早く帰ろう!」

と、あわててランドセルを背負い、家へと急ぎました。