マラソンが好き(すき)な気持ちがとてもよく伝わっ(つたわっ)てきました。休み時間に一人で走る理由や、友達(ともだち)との違い(ちがい)をはっきり書いているので、あなたの思いがよくわかります。マラソン大会での経験(けいけん)も、去年の悔し(くやし)さと今年のがんばりがよく表現(ひょうげん)されていて、読んでいて応援(おうえん)したくなりました。心の中で焦っ(あせっ)た気持ちや、勝ててうれしかった気持ちが素直(すなお)に書けていて、気持ちが伝わっ(つたわっ)てきます。たとえの「警察(けいさつ)24時のパトカーに追いかけられる容疑(ようぎ)者のようでした」という表現(ひょうげん)は、とてもわかりやすくて、たとえがうまく使われていますね。大谷選手(せんしゅ)目標(もくひょう)達成(たっせい)シートの話を調べて、自分の考えと比べ(くらべ)ているところも立派(りっぱ)です。自分の目標(もくひょう)努力(どりょく)の大切さをしっかり考えていることが伝わっ(つたわっ)てきて、感心しました。最後(さいご)の夕日の様子やグラウンドの雰囲気(ふんいき)もよく描か(えがか)れていて、動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。これからも、自分の気持ちや経験(けいけん)を大切にして、楽しく書き続け(つづけ)てくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできています
・心の中で思ったこと:よく書けています
・前の話、聞いた話:よく書けています
・ですますの文:よく書けています
・動作情景(じょうけい)結び(むすび):よく書けています

内容(ないよう)★ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1201字/700字
思考点:54点
知識(ちしき)点:59点
表現(ひょうげん)点:62点
経験(けいけん)点:64点
総合(そうごう)点:66点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 11種 17個 (種類率65%) 54点
。だから,するため,すれば,たから,たので,で思う,と思う,なるため,ません,帰ろう,行くため,

■知識語彙 31種 48個 (種類率65%) 59点
一念,不気味,人間,今日,努力,友達,報告,夕方,夕日,大丈夫,大事,大会,大谷,容疑,小学校,必要,最初,最後,本気,無事,目標,練習,要素,言葉,警察,身体,達成,選手,野球,雰囲気,高校生,

■表現語彙 76種 124個 (種類率61%) 62点
あと,きれい,こと,するため,それ,づくり,とき,なか,なるため,ぼく,みんな,もの,よう,ん,インターネット,キープ,グラウンド,コツ,シート,パトカー,プロ,マラソン,メジャー,メンタル,ランドセル,リーグ,一念,不気味,人間,今,今日,位,努力,友達,周,周り,報告,夕方,夕日,大丈夫,大事,大会,大谷,天,家,容疑,小学校,心,必要,急,性,時,最初,最後,本気,母,無事,父,目,目標,真ん中,練習,者,行くため,要素,言葉,話,警察,身体,近く,運,達成,選手,野球,雰囲気,高校生,

■経験語彙 30種 38個 (種類率79%) 64点
あわてる,しまう,できる,で思う,と思う,はしる,られる,れる,わかる,作る,使う,切る,加える,勝つ,学ぶ,帰る,急ぐ,書く,焦る,目指す,背負う,行ける,観る,読む,調べる,走る,走れる,追いかける,追い上げる,通ずる,

■総合点 66点

■均衡点 6点
 

プロになる人との違い
   小4 あけおお(akeoo)  2025年12月2日

 ぼくが一番、好きなスポーツは、マラソンです。ぼくは、休み時間によく、一人で走っています。いつもぼくは、

「あー、気楽でいいなー。」

と思いながらリラックスして走っています。なぜ、一人で走っているかというと、友達と一緒に話しながら走っていても、なんとなく会話が弾まず、あまり楽しくないからです。あと、友達はサッカーやドッヂボールが好きだったり、スポーツがきらいな友達も多いからだからです。だから、一人で走っています。

 ぼくが今までしてきたスポーツのなかで一番、印象に残っていることは、小学校のマラソン大会です。去年は2位で悔しい思いをしたけれど、今年は初めて1位を取りました。マラソン大会の練習のときはゆっくり走って、後半から本気で走っていたけれど、本番では、最初から本気で走りました。ぼくが、なぜ作戦を変えたかというと、練習ではいつも4km走っていたので2kmしか走らないマラソン大会なら、ずっと本気で走っても大丈夫だと思ったからです。だから、ぼくは最初から1位をキープして走っていました。だけど、最後の3周目をはしっていたとき、友達が急に追い上げてきました。ぼくは、今までその友達に勝ったことがありませんでした。だから、

「うわ!急に近くまできた!」

と、ぼくは心のなかでとても焦りました。それはまるで、『警察24時』で観た、パトカーに追いかけられる容疑者のようでした。

だけど、無事に走り切り、初めて1位になることができました。そして早く、父や母に1位になったことを報告したいと心のなかで思いました。

 インターネットで、大谷選手のことを調べました。そして、大谷選手が高校生のときに使った「目標達成シート」の話を読みました。目標達成シートとは、大谷選手が目指しているものを真ん中に書いて、その目標を達成するために必要なことが、周りに書かれています。もし、ぼくが目標達成シートを作るとすれば、身体づくりと野球の練習だけにすると思うけれど、大谷選手は、ぼくだったら必要ないと思ってしまうようなこともしていたから、メジャーリーグに行けたんだなと思いました。ぼくは、メジャーリーグに行くためのコツがしっかりとわかって、とても良かったです。

 ぼくはプロになるためには、練習と身体づくりに加え、人間性やメンタル、運も大事な要素なんだと学びました。「一念天に通ず」という言葉があるけれど、ぼくは一心に努力をすることで、もっと早く走れるようになりたいと思います。

 今日もぼくは、小学校のグラウンドでマラソンの練習をしました。夕方になり、グラウンドから見る夕日はとてもきれいだったけど、みんなが帰ったあとのグラウンドは少し不気味な雰囲気だったので、

「早く帰ろう!」

と、あわててランドセルを背負い、家へと急ぎました。