友だちとの楽しい思い出がたくさん書かれていて、読んでいるこちらも笑顔になりました。
大はしさんとの関係がとてもよく伝わってきて、けんかしたりからかったりしながらも仲が深まっている様子が生き生きと描かれています。
「まるで」や「……みたい」といったたとえは使われていませんが、具体的なエピソードがたくさんあって、友だちとの日々がよく伝わってきます。
また、お父さんや自分の昔の話も入っていて、文章が立体的になっているのがすばらしいです。
「いちばん……だったのは」のような中心を決める言葉はありませんが、友だちとの関係の大切さがしっかりと伝わってきて、文章の中心が自然に感じられます。
「と言いました」以外の言葉も使われていて、たとえば「思わずわらってしまった」や「思った」など、気持ちがよく表現されています。
自分だけがしたことや思ったこともたくさん書かれていて、個性的な作文になっています。
最後の「ばっ」とおどかす場面で終わるところも、友だちとの仲の良さがよく伝わってきて、読んでいて楽しい気持ちになりました。
これからも友だちとの思い出を大切にして、たくさん書いてみてくださいね。
【項目評価】
たとえがうまく使われています:なし
中心がよく決められています:自然に決まっている
前の話聞いた話がよく書けています:はい
いろいろな言ったがよく書けています:はい
自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています:はい
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:857字/500字
思考点:51点
知識点:44点
表現点:53点
経験点:58点
総合点:56点
均衡点:5点
■思考語彙 10種 14個 (種類率71%) 51点
。なぜ,いいから,いうと,たらしい,できるから,できると,と思う,なそん,れると,空こう,
■知識語彙 11種 11個 (種類率100%) 44点
世界,今日,公園,協力,問題,家族,宿題,小学生,山口,毎日,羽田,
■表現語彙 54種 86個 (種類率63%) 53点
いくら,いっしょ,お父さん,かい,かご,けい,けんか,げん,こうき,こと,ころ,さん,しの,すき,たん,だれ,はし,ばん,ひま,ほう,ぼく,よう,ら,ん,ゲーム,パーティー,レベル,一,上,世界,人,今日,何,倍,公園,前,協力,友だち,口げんか,問題,子,家,家族,宿題,小学生,山口,日,毎日,生,百,羽田,話,関,階,
■経験語彙 26種 35個 (種類率74%) 58点
あそぶ,おどかす,おわる,からかう,しまう,そる,ちる,できる,とく,と思う,なす,ばる,ひる,ぼる,やる,れる,わかる,わらう,作る,生きる,空く,答える,終わる,聞く,行う,遊ぶ,
■総合点 56点
■均衡点 5点
友だちの大はし
小3 いのはる(inoharu)
2025年12月2日
ぼくの学校の友だちの一人は大はしという。たまにけんかしたり、おたがいにからかいあったりしている。おたがいの言いまちがいをわらいあったり、中休みの終わり、先に教室に行くふりをして、かいだんのかべの向こうがわからおどかしたりもする。
ぼくが一年生のころ、「小学生になったんだから早く一人は友だちをつくりたい。」と思い、はじめて声をかけたのが大はしだった。その後どんどん仲がよくなり、大はしはそろばんを習っていて、計算が速いということがわかった。どうりで、バスの中でスマホで計算のゲームを指をパチパチしながらやっていた。ぼくはレベル20がげんかいだけど、大はしはレベル72なんかをやっていた。それにぼくはこんな話も聞いたことがある。そろばんの宿題のむずかしい問題をときおわってお父さんに終わったよというと、
「ぜったい答え見ただろ。」
とお父さんと口げんかしたらしい。いくら家族でもこんなこと言われるとけんかするよなと、思わずわらってしまった。
ちなみにぼくのお父さんら小学生のころ友だちの山口という子の家に行って毎日のようにほうかごずっとゲームをしていたらしい。ぼくはこの話を聞いて、ぼくには遊ぶひまがないけど、遊ぶひまがあったら「ぼくもゲームをいろんな友だちとずっとしていたいな。」と思った。友だちとゲームをできると楽しいし、協力できるから友だち同しの関けいもよくなっていいと思う。ぼくも友だちのたん生日パーティーや、公園でいっしょに遊ぶことをもっといっぱいしたいなと思った。
ぼくはこの前、ひこうきがすきなトレロアさんといっしょに羽田空こうにあそびにいった。行ってみたら、一人で行くより百倍楽しいということがわかった。ぼくは友だちとは、世界の一人一人だれにでもひつよつなそんざいだと思う。なぜならひとりぼっちでかなしく生きるより友だちを何人も作って、楽しく生きるほうがいいからだ。
ぼくは今日も階だんの上から
「ばっ。」
とおどかしたりからかいあっている。