はるまきさん、作文を読んでとても感心しました。
日本の歴史(れきし)とお米のつながりをわかりやすく説明(せつめい)していて、みんなで協力(きょうりょく)することの大切さがよく伝わっ(つたわっ)てきました。
自分の経験(けいけん)である「チャレンジジャンプ」の話も、とても生き生きと書けていますね。
「ナイス、ナイス、ナイス、ドンマイ!」という掛け声(かけごえ)や、みんなで練習した様子が目に浮かぶ(うかぶ)ようでした。
たとえがうまく使われていて、「パチンと色とりどりに弾け(ひけ)たような気がした」という表現(ひょうげん)は、嬉しい気持ちがよく伝わっ(つたわっ)てきます。
また、お父さんの話を取り入れていることで、作文に深みが出ていて、前の話や聞いた話がよく書けています。
最後(さいご)に、心の中で思ったことがしっかり書けていて、はるまきさんの優しい(やさしい)気持ちが伝わっ(つたわっ)てきました。
全体を通して、協力(きょうりょく)の大切さと幸せのつながりがしっかりと伝わる(つたわる)素敵(すてき)な作文でした。
これからも、いろいろなことを感じたら、心の中の思いを大切にして書いてみてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえがうまく使われています
前の話聞いた話がよく書けています
ですますがよく書けています
心の中で思ったことがよく書けています
 

森リン評価 協力の結果は幸せ tu 12月3週 はるまき
字数/基準字数:
1170字/700字
思考点:56点
知識点:61点
表現点:68点
経験点:57点
総合点:65点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:58点
知識点:63点
表現点:70点
経験点:58点
総合点:62点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙12種14個86%56点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙34種45個76%61点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙88種122個72%68点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙25種42個60%57点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1170字
 56点
 61点
 68点
 57点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 12種 14個 (種類率86%) 56点
n確か,。だから,いるから,からこそ,すると,たから,たらしい,で思う,と思う,のかも,思うから,盛り上げよう,

■知識語彙 34種 45個 (種類率76%) 61点
人間,企画,会社,先生,全員,公立,出来事,分間,努力,動物,区内,協力,参加,回数,地球,完成,小学校,当日,感心,放課後,日本,最後,最近,毎日,満面,現場,発表,社員,結果,練習,自然,記録,障害,集計,

■表現語彙 88種 122個 (種類率72%) 68点
n確か,そう,たくさん,たち,たび,たん,づくり,とたん,みんな,もの,よう,ん,アドバイス,イベント,クラス,グループ,ジャンプ,スポーツ,チャレンジ,ドン,ナイス,ボランティア,マイ,ン,七,三,中,二,五,人,人間,今,他,企画,会社,何,先生,全員,公立,出来事,分間,力,努力,動物,区内,十,協力,参加,取り組み,喉,回,回数,地球,大,完成,小学校,幸せ,当日,影,心,感心,掛け声,放課後,方,日本,最後,最近,朝,毎日,気,気持ち,満面,父,現場,発表,百,社員,私,笑み,米,結果,練習,者,自然,色とりどり,記録,障害,集計,

■経験語彙 25種 42個 (種類率60%) 57点
かれる,くれる,しまう,しれる,つくる,できる,で思う,と思う,はかる,られる,働く,出す,出せる,合う,弾ける,支える,生み出す,盛り上げる,積み重ねる,競い合う,聞く,跳べる,頑張る,飛び上がる,食べる,

■総合点 65点

■均衡点 5点
 

協力の結果は幸せ
   小4 はるまき(akoruka)  2025年12月3日

    協力の結果は幸せ

              はるまき

 日本の大地に根をおろした稲は、たくさんみのりをあげてくれた。人口も増えていった。余分のお米があれば、よその村でつくった別の品物と、交換することもできる。そして、お米がたくさんたくわえられている力の強い大きな村が力の弱い大きな村をのみこんで、より大きな村になっていった。大きな村々がやがてひとつになって、「日本」という国がつくられていくのである。この長文を読んで一番驚いた事は、お米をつくるためにみんなが協力して、結果的に日本ができたという事だ。お米があったから日本ができたと言っても過言ではない。でも、一番は、協力できたから、結果を出せたのだと思う。

 私にも、みんなで協力して、大きな結果を出せた経験がある。毎年行われている、「チャレンジジャンプ」である。クラス全員で大なわとびをして三分間に何回跳べるかを、区内の公立小学校で競い合うスポーツだ。

「ナイス、ナイス、ナイス、ドンマイ!」

この掛け声と共に、毎日、朝から放課後まで練習した。私は、この掛け声を喉がかれるまで出して、みんなを盛り上げようと頑張った。そして最後に出せた結果は、二百七十三回。他のクラスより五十回ほども高い、とても良い記録だ。先生が満面の笑みでこの回数を発表したとたんに、積み重ねてきた協力や努力が、パチンと色とりどりに弾けたような気がした。本当に嬉しくて思わず飛び上がってしまったし、クラスの力が大きくなって、何だか誇らしかった。

 イベントを企画する会社で働いている父は、イベントが完成して現場に行くたびに、こんな気持ちになるそうだ。その中でも最近は、とても嬉しい出来事があったらしい。

「障害者の方も参加できる、スポーツイベントを企画したんだよね。それで当日、このイベントを企画するグループではないのに、社員がボランティアで来てくれてたんだよ。で、なんでって聞いたら、すごく良い取り組みだと思うからって言ってくれて。影で支えてくれているこんな人たちがいるから、イベントができるんだなぁって感心したよ。」

確かに、チャレンジジャンプも、アドバイスをくれたり、回数をはかってくれたり、盛り上げてくれたりした先生や、集計してくれる人がいたからこそ、良い結果を出せた。お米づくりも、たくさんの人や自然が支えてくれているから、毎日おいしいお米が食べられるのかもしれない。

 私は、みんなで協力したり、支え合ったりすると、どんどん結果が大きく良いものになっていくのだと思う。こうして日本をつくったお米は、今も毎日、日本を支えてくれている。だから、これからも、自然と動物と人間と、地球にいるみんなで支え合って、幸せを生み出していきたいと心の中で思った。