がんばること
小6 いまこは(imakoha)
2025年12月3日
頑張ることは人間がこれまで築いてきた文化の基本を広く学び自分自身の生き方を考えるときでもあるし学校の授業を通しなされる「勉強」の大切な点だ。全員の進む方向がそれぞれ違うように「勉強」の目的の人によって様々だろう。目的は最初からあるものでなく、また人から強制されるモでもない。学生時代とはこの課題を「勉強」を通じて考えていく、いわば自分探しの旅の始まりにもたとえることができる。
私は去年の十二月ぐらいから漢字検定の練習をし始めた。毎日ノート一ページ分はやってそれにプラス算数と漢字があった。わたしはひたすら過去問を解いた。漢字検定は二月か一月にあり本番はとても緊張感がある会場だった。わたしは仲のいい友だちと鉛筆、消しゴム交換をして挑んだ。その友だちと交換したおかげか急に緊張がほぐれてリラックスして同じ気持ちで取り組むことができた。漢字検定が終わるとその友だちが
「めっちゃ心強かった。来年も交換して合格目指そうね。」
と言ってくれた。とても嬉しかったし来年もやろうという気持ちになれた。わたしは嬉しそうに
「うん。」
と答えた。そして約十日経つと合格か不合格を決める紙が渡された。そして仲を開けると・・・『合格』と書いてあった。一緒にやった友だちも合格で交換したかいがあったなと思った。友だちは
「やったー」と喜びまんえんの笑みを浮かべた。まるで太陽のような明るい顔だった。わたしは達成感とうれしさがまざり笑みを浮かべるだけだった。練習して良かったなと思ったし、練習をやればやるほどむくわれるなと思った。
六年生になり宿題のやりかたが変わった。十月の半ばごろクラスの学級会議が行われた。その議題は『授業によってのテストの平均点数が低い』ということだった。平均点数が高い教科は算数と理科だけだった。クラスの男子が先生に対しての態度が変わるからだろうなと思った。この教科担当は担任の先生だし面白くてクラスの男子から人気な先生だからだろう。そうして話し合い結論が『宿題は自分で決める』というふうになった。じぶんで納得いかないところやテスト範囲の場所をやるという風になると、平均点数はダンと上がり自分にとってもいい勉強だなと思ったし、これもこれで役に立つなと思った。
頑張っていることを母に聞いた。母は小さいころピアノを習っていた。でもまた大人になってからピアノをやろういう決意で習い始めた。ピアノには発表会があり一人一人ソロと連弾で弾いていく仕組みになっている。母はソロだけ弾くことになった。母は仕事も家事もある中で、空いた時間を見つけて練習した。発表会本番、ミスはあったけどやりきった、やって良かったと言っていた。わたしはいろいろな役割がある中でピアノを練習しやりきった、やって良かったなと思えるのはすごいなと思った。
人間にとって頑張ることは諦めないという気持ちを持たせてくれる大きな成長になるし、あとから嬉しい結果が出るときも悔しい結果が出るときもあるかもしれないけど、達成感や次はどうしたらよいかなどがんばらせてくれるものでもあり、考えさせられるものでもある。これからは悔しい結果が出たとしてもめげずに頑張ろうと思った。