自分の体験を使って、むずかしい考えを最後まで考え抜いているのが伝わりました。
<<え2016/835pみ>>
【総評】
「全体の利益」と「自分の利益」という二つの考えを対立させるだけでなく、最後にそれらを総合して一段高い考えにまとめられている点がとても優れています。抽象的な文章から出発し、具体的なスポーツの体験、さらに学校行事へと話を広げる構成は、中学二年生として非常に完成度が高いです。
【段落ごとの講評】
第1段落:
長文の内容を丁寧に読み取り、「個体意識から地球意識へ」という主題を的確に捉えています。抽象的な内容を恐れずに受け止めており、問題提起としてしっかり機能しています。
第2段落:
バドミントンの団体戦を例に、「全体の利益を考えること」の重さと緊張感を具体的に説明しています。自分の失敗体験を正直に書いているため、主張に説得力があります。
第3段落:
個人戦の話を通して、「自分の利益を考えること」の大切さをはっきり示しています。わらしべ長者の例を使い、努力と結果の関係を分かりやすく説明できています。
第4段落:
全体と個人のどちらか一方ではなく、「自分の利益を考えた上で全体につなげる」という総合化された主題を提示しています。体育祭のリレーという具体例も分かりやすく、結論としてとても安定しています。
【特に優れていた点】
・長文の主題を正確に読み取れている
・団体戦と個人戦を対比して論を深めている
・最後に意見を総合し、自分の生き方としてまとめている
【考えを深めるための質問】
もし「自分の利益」と「全体の利益」がどうしてもぶつかる場面では、どんな基準で行動を決めるとよいと思いますか。
字数/基準字数:1514字/1000字
思考点:64点
知識点:70点
表現点:79点
経験点:63点
総合点:73点
均衡点:4点
■思考語彙 15種 33個 (種類率45%) 64点
しかし,。だから,。例えば,あるため,か考える,するため,だろう,と思う,なると,のため,も考える,を考える,勝つため,勝てば,決まるため,
■知識語彙 48種 97個 (種類率49%) 70点
一体,一心,一番,主人公,予行,交換,今度,体育,体験,個人,全体,利益,努力,勝利,右側,合計,同体,同士,団体,大事,大会,大切,学校,実感,対戦,左側,年生,影響,普通,最後,期待,油断,満足,相手,社会,結果,緊張,線審,練習,自分,行事,行動,視線,言葉,試合,責任,選手,長者,
■表現語彙 112種 243個 (種類率46%) 79点
あと,あるため,うち,おかげ,お互い,こと,これ,ごと,さ,するため,せい,そこ,それ,たち,どちら,どれ,のため,ふう,みんな,もの,よう,わらしべ,オーダー,クラス,シングル,シングルス,ダブルス,チャンス,チーム,バトン,バドミントン,ペア,リレー,リーグ,一,一人ひとり,一体,一心,一番,三,中,主人公,予行,二,交換,人,今度,位,体育,体験,個人,全体,八,利益,努力,動き,勝ち,勝つため,勝利,右側,合計,同体,同士,団体,大事,大会,大切,子,学校,実感,対,対戦,左側,年,年生,影響,得,感,戦,方,普通,最後,期待,気,気持ち,決まるため,油断,満足,為,物,的,相手,社会,祭,私,組,結果,緊張,線審,練習,考え方,自分,行事,行動,視線,言葉,試合,責任,選手,部,金持ち,長者,
■経験語彙 29種 58個 (種類率50%) 63点
あげる,おく,か考える,こもる,しまう,つなぐ,できる,と思う,も考える,れる,わく,を考える,似る,出す,動かす,動く,勝つ,勝てる,取る,喜ぶ,変わる,戦う,決まる,深まる,済む,生まれる,負ける,走る,違う,
■総合点 73点
■均衡点 4点
一人一人の話が
中2 つばさ(aeoni)
2025年12月4日
ただたぶんその共通体験は、ほとんど無意識のうちに、直感的になされるものだから、必ずしも彼ら自身が認識しているとは限らない。しかし、その表面的な違いにとらわれず、その話の奥に秘めたものを注意深く探ってみると、そこに共通体験が見えてくるのだ。そして、宇宙に一人取り残されると自分はまるで生まれたままの素裸で、たった一人でこの宇宙の闇の中に漂っている、そんな気がしたそうだ。そして、この体験は「私」という個体意識が、「我々」という地球意識への脱皮は、今この地球に住むすべての人々に求められている。
確かに、全体の利益を考えることは大切だ。バドミントンでも全体の利益を考えることが大切なときがある。それは、団体戦だ。五人の選手とその線審の選手で八人の選手同士で学校やチームごとに対戦する。そこではダブルスが二組とシングルスが一組の合計三組同士で試合をする。そこでは三組中どちらかの二組が勝てば勝ちになる。そこでは個人戦では勝っても負けても責任は自分だけで済むが、団体戦となると全体のことを考えることになる。もし自分が負けてしまったら、相手に勝ちのチャンスをあげてしまうことになる。そこでは個人戦と違った緊張感が生まれる。私もその緊張を悔しい方で実感した。普通に戦って勝てる相手だと思って油断して、一組を一年生にしてあとを二年の私たちのダブルスでオーダーを出したら、二対一で負けてしまった。しかも、そこでお互いどちらかが勝てばどちらかの勝利が決まるため視線にも期待がこもっていた。なのに、負けてしまってとても悔しかった。結果的にその三部リーグの大会では一位になることができたが満足がいかなかった。その悔しい体験があるため、私は相手がどんな相手でも油断しないように、気持ちから負けないようにしていきたい。
しかし、自分の利益を考えることも大切だ。同じようにバドミントンの個人戦ではこの考え方が大事になると思う。個人戦は、シングルとダブルスにわかれている。が、ダブルスは一心同体ということにしておく。そして、その個人戦は自分が勝っても負けても自分のせいであり、自分の努力のおかげなのだ。だから、自分が勝てるように自分のために練習している。シングルスでは自分が負けたことの悔しさは少し少ないが、ダブルスだとペアの子を気にしてしまう。それに、プレイ中も自分が得をすることだけを考える。相手を右側に動かしたら今度は左側というふうに動かしていく。わらしべ長者も似たものだと思う。主人公は自分が得をするためにどんどんと物を交換していき、最後にはお金持ちになる。これはバドミントンでもそうだ。自分のためにどれだけ努力したかで結果が変わる。私ももっと自分が勝つために練習していきたい。
全体の利益を考えることも、自分の利益を考えることも大切だ。だが、一番大切なのは自分の利益のことを考えて、さらに全体の利益をも考え、それが結果的には社会のためになることだ。「One for all, all for one.」という言葉もあるように、一人は全体を考えて動き、みんなは一人ひとりを考えて動くことが大切だ。学校行事の体育祭などがそうだと思う。例えばリレーだろう。一人はみんなの勝利のために走り、みんなは一人が喜ぶ勝利のためにバトンをつなぐ。そうすることで一体感が生まれて、結果的にクラスの中も深まるということだ。うちのクラスも予行練習よりもうまくいき一位を取ることができた。だから、私は自分のことを考えそこから全体にどんな影響があるか考えてから行動してみんなの為にもなり、自分のためにもなることをしていきたい。