あこおすさん、作文を読ませてもらいました。
まず、食事の文化についてとても深く考えていることが伝わってきました。
特に、食事のルールや習慣(しゅうかん)が国や地域(ちいき)によって違う(ちがう)ことをしっかりと説明できていて、内容(ないよう)がとても立派(りっぱ)です。
また、自分の体験としてアメリカの学校での給食の様子や、お母さんやお父さんの話を交えているので、文章に具体(せい)があり、読み手にわかりやすく伝わっています。
前の話や聞いた話がよく書けているので、作文がとても立体的になっています。
さらに、「ところ変われば品変わる」ということわざを使って、食文化の違い(ちがい)をまとめているところもとてもよいです。
ことわざを上手に使うことで、文章に説得力が増し(まし)ています。
最後に、食文化の違い(ちがい)を学んだ「わかったこと」がしっかりと書けているので、作文のまとめとしてとても良い印象を受けました。
全体的に、あこおすさんの考えや体験がよく伝わる作文で、読みごたえがありました。
これからも、自分の経験(けいけん)や周りの人の話を上手に取り入れて、わかりやすい文章を書いていってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・前の話や聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 数年前のこと nu 12月3週 あこおす
字数/基準字数:
968字/800字
思考点:69点
知識点:69点
表現点:76点
経験点:67点
総合点:77点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:81点
知識点:81点
表現点:89点
経験点:78点
総合点:82点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙17種21個81%69点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙46種57個81%69点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙107種168個64%76点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙32種47個68%67点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
968字
 69点
 69点
 76点
 67点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 17種 21個 (種類率81%) 69点
、だから,。しかし,。例えば,いるので,たつと,とくべき,と思う,ないので,なるので,のため,は思う,国によって,地域によって,変われば,気づかざる,行くと,違うので,

■知識語彙 46種 57個 (種類率81%) 69点
一種,価値,具合,制約,制限,勉強,単位,地域,外国,大体,存在,学校,完結,対立,対象,小食,投影,文化,方法,日本,昼食,条件,構造,気分,海外,清潔,無駄,独立,理由,理解,相対,給食,習慣,自体,自分,自国,自然,行動,衣服,規則,試合,部分,重要,長文,項目,食事,

■表現語彙 107種 168個 (種類率64%) 76点
いつ,いま,いろいろ,おかず,お母さん,お父さん,お金,こと,ことわざ,ごみ,ご飯,さまざま,それ,たち,とき,ところ,のため,ほか,ぼく,みたい,もの,よう,アメリカ,ピクニック,フン,フード,ボックス,レストラン,ロス,一,一つ,一種,人,体,何,価値,個々,僕,具合,分,制約,制限,勉強,単位,周り,品,四,国,地域,外,外国,夜,大体,嫌,存在,学校,完結,対立,対象,小食,年,投影,文化,方,方法,日本,昼食,時,条件,楽しみ,構造,気,気分,海外,清潔,点,無駄,独立,理由,理解,的,相対,私,給食,習慣,自体,自分,自国,自然,行動,衣服,規則,試合,語,近く,逆,部分,重要,量,長文,間,際,項目,食い違い,食べ物,食事,鳥,

■経験語彙 32種 47個 (種類率68%) 67点
いける,こぼす,たつ,とく,とる,と思う,なす,は思う,もらう,れる,付ける,分かる,合う,変わる,学ぶ,帰る,帰れる,引っ張る,待つ,戻る,持つ,残る,気づく,決まる,生じる,置く,落ちる,読む,述べる,通う,違う,食べる,

■総合点 77点

■均衡点 7点
 

数年前のこと
   小5 あこおす(akoosu)  2025年12月3日

食事というものは、いろいろな条件に制約された文化という構造体の重要な部分であって、何をいつ食べるか、それをどう食べるか、食べていけないものは何か、といったことに関して、どの国の食事にも、さまざまな制限や規則が習慣として存在する。文化の単位をなしている個々の項目というものは、一つ一つが、ほかの項目から独立した、それ自体で完結した存在はではなく、ほかのさまざまな項目との間で、一種の引っ張り合い、お試合の対立をしながら、相対的に価値が決まっていくものである。私たちが、外国語を勉強する際にも、いま述べたような具合に、自国語の構造を自分ではそれと気づかずに、まず対象に投影して理解するという方法をとりやすい、だからいろいろと食い違いが生じてくるのも当然である。

ぼくの通っているアメリカの学校は、給食を外で食べます。ぼくがアメリカにきたときは、すごくウキウキしながらピクニックの気分でご飯を食べていた。けれど、もう四年もたつと外で食べるのが嫌になってくる。例えば、鳥のフンやごみであまり清潔ではないし、外にいるので、暑かったり、寒かったりもする。このような理由で僕は給食を外で食べるのを楽しみとは思わない。そこで僕は、一つだけ良い点があると思う。それは、ご飯をこぼしたり、落ちたりしても、少しなら自然に戻るのを待つだけでよいからだ。

ぼくのお母さんは、海外、アメリカのレストランでの一人分の量が多いと言っていた。いつも近くのレストランに行くとぼくと、お母さんは大体の時ボックスという残ったものを持って帰れるものをもらいます。そのボックスで持って帰ったものは僕の昼食や夜ご飯のおかずになるのでフードロスやお金の無駄にもならないので、ボックスは日本にも置いとくべきだと思う。しかし、逆に僕のお父さんや、周りのアメリカの人は食べているので、もしかしたらボックスはぼくたちみたいに小食で、アメリカ人ではない人のためだと思う。

ぼくはこの長文を読んで、食べ物の文化は国によっていろいろと違うということが分かった。ほかにも、地域によって食べ物の文化が違うので学ぶ際は気を付けるということも分かった。ところ変われば品変わるということわざがあるように行動や、衣服などだけではなく食事にも地域によっての食べ方があるということを学んだ。