たくみさん、作文を読んで、とてもよく考えながら書いていることが伝わってきました。
まず、算数の苦手なところと体育や理科の好きなところを具体的に書いていて、自分の気持ちや状況(じょうきょう)がよくわかります。
特に、理科の実験が好きなことを「まるで、特定のポジションでは守備力が低いものの、また別のポジションでは守備力が高い人みたいだ」とたとえた表現は、とてもわかりやすく、たとえがうまく使われています。
また、お母さんの話を入れていることで、作文に深みが出ていて、前の話聞いた話がよく書けています。
お母さんの(じゅく)の先生のエピソードはユーモアもあり、読んでいて楽しくなりました。
最後に、「勉強は社会に出るための基礎(きそ)のうちの基礎(きそ)で大切なもの」という一般(いっぱん)的な考えをまとめているところは、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
文章全体に、自分の思いや経験、家族の話を交えながらしっかりと伝えようとしている姿勢(しせい)が感じられました。
これからも、自分の考えを具体的に、そしてわかりやすく伝える練習を続けてください。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
 

森リン評価 勉強の好き嫌い hu 12月3週 たくみ
字数/基準字数:
1279字/1000字
思考点:85点
知識点:78点
表現点:82点
経験点:73点
総合点:84点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種31個74%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙59種99個60%78点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙119種198個60%82点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種59個61%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1279字
 85点
 78点
 82点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 31個 (種類率74%) 85点
、いわば,。しかし,。だから,。なぜ,。例えば,いうと,いけば,いると,いるらしい,すれば,と思う,ないかも,ないと,なので,ましょう,も思う,を通じて考える,ボールに対して,人間にとって,入れよう,出るため,増えるかも,難しいので,

■知識語彙 59種 99個 (種類率60%) 78点
一番,上位,人間,以内,仲間,体積,体育,偏差,先生,克服,全員,八百屋,勉強,問題,基礎,大切,大変,学年,学校,学生,守備,安定,実験,得意,意識,成績,我慢,指示,授業,文字,時代,時計,最低限,業務,毎回,水溶液,点数,特定,現役,理科,用紙,相対性理論,短距離,社会,科目,算数,結局,習得,自体,自分,良薬,苦手,英文,英語,計算,評価,課題,道具,長距離,

■表現語彙 119種 198個 (種類率60%) 82点
あまり,いろいろ,うち,おかげ,お母さん,こと,さ,さん,そう,それ,ただ,たち,ため息,とき,ねぎ,みたい,みんな,もの,よう,わけ,アインシュタイン,クラス,サッカー,スポーツ,テスト,バスケットボール,パンク,ファクシミリ,ボール,ポジション,ミス,ラグビー,一つ,一番,上がり,上位,中,丸,人,人間,以内,仲間,体積,体育,値,偏差,僕,先生,克服,全員,八百屋,出るため,別,力,勉強,口,問題,基礎,塾,大切,大変,好き,始まり,嫌,嫌い,学年,学校,学生,守備,安定,実験,式,得意,意識,成績,我慢,所,指示,授業,文字,旅,昔,時,時代,時計,最低限,業務,毎回,水溶液,点数,特定,現役,理科,用,用紙,相対性理論,短距離,社会,科目,秒,算数,結局,習得,肩,自体,自分,良薬,芯,苦手,英文,英語,計算,評価,課題,逆,通り,道具,長距離,頭,

■経験語彙 36種 59個 (種類率61%) 73点
いらっしゃる,しまう,しれる,たたく,つく,できる,とく,と思う,もつ,も思う,やる,れる,を通じて考える,上がる,付く,例える,入る,入れる,出す,出る,力尽きる,受ける,叩く,増える,当たる,探す,楽しむ,答える,落とす,解ける,訳す,読む,買う,走る,進む,飛ぶ,

■総合点 84点

■均衡点 5点
 

勉強の好き嫌い
   小6 たくみ(nomutaku)  2025年12月3日

 頑張ることが大好きな日本人は、さまざまな場面で「努力」「勉強」などという言葉を好んで使う。例えば、八百屋さんで野菜を買おうとするとき、できるだけ安く買いたいと思い、ねぎを買ったときに、八百屋さんが、「勉強しましょう」という。学生時代とはこの課題を「勉強」を通じて考えていく、いわば自分探しの旅の始まりにも例えることができる。

 学校の授業の中で、僕が嫌な勉強(というかあまり得意ではない勉強)は、算数だ。特に、文字式が難しくて、成績もかなり低くなってしまっている。でも、苦手意識をもってやっているわけではなく、計算ミスが多いといったことが多いだけだ。逆に、楽しんでやったり進んでやる科目は、体育と理科だ。体育は特にのものが好きで、学校ではラグビーやサッカー、バスケットボールなどといったいろいろなスポーツをやる。その時は、仲間の指示通りにしっかりやることは少し難しいが、飛んでくるボールに対してはいい評価がある。また、体育の成績は中ぐらいだが、毎回大変良いの所に一つ丸が付くようにはなっている。なので、自分の中ではいいかなと思っている。もう一つ、理科は、実験をすることが一番好きだ。その中でも、水溶液の実験や体積の実験などをしっかりとやっていて、成績自体も高い。それはまるで、特定のポジションでは守備力が低いものの、また別のポジションでは守備力が高い人みたいだと思った。

 お母さんは、体育が学校の授業の中で一番好きで、昔体育が得意だったそうで、短距離走も長距離走もいつもに学年上位に入っていたそうだ。逆に、塾の英語は嫌だったのだそうだ。なぜかというと、3秒以内に答えないと業務用ファクシミリ用紙の芯でたたかれるのだそうだ。また、自分たちが出された問題をすらすらといていると、その先生はもっと難しい問題を出すそうだ。例えば、アインシュタインの相対性理論の英文を読んで訳すというような難しい問題だったのだそうだ。あまりに難しいので、結局みんな解けなくて、叩かれたのだそうだ。しかし、その先生のおかげでクラス全員が英語の偏差値が爆上がりしたのだそうだ。その先生はまだ現役でいらっしゃって、お母さんが僕にその先生のクラスに入れようとしているらしい。でも、こわくてできないかもしれない。もし僕がこの授業を受けていたら、あまりの難しさに頭がパンクして、力尽きてしまうと思った。また、時計がないと解け―ない問題が増えるかもしれないとも思った。

 僕は、好きな授業はそのままやっていけばいいが、嫌いな授業や苦手な授業はそれが克服するまでやらないと、成績や偏差値が安定してこないと思った。また、人間にとって勉強とは、社会に出るための基礎のうちの基礎で、最低限習得しなくてはならない道具のように大切なものだ。さらに、先生の中でも、こわい人は、良薬は口に苦しのときとただ怖いだけのときがあると思った。だから、こわい先生が当たっても、偏差値が上がると思って我慢すればよいことだと思う。僕は、算数でテストの点数が低くて、少しため息をついて肩を落としてしまった。