あきひろさん、今回の作文は「一言の大切さ」について、身近な体験や家族の話を交えてとてもよく書けています。
まず、孫からのハガキの話や、給食の片付け(かたづけ)でのやりとり、そしてお母さんの恩師(おんし)からのメールの話と、いろいろな場面が出てきて、文章が立体的で読みごたえがあります。
前の話や聞いた話がよく書けているので、読んでいる人もイメージしやすく、気持ちが伝わってきました。
また、「一筆千金」ということわざを使っているところも素晴らしい(すばらしい)です。ことわざがよく書けていて、文章に深みが出ています。
さらに、最後に自分の考えをしっかりまとめているので、作文のテーマがはっきりしています。
「この手紙 人と人 つながります」という川柳(せんりゅう)も、文章の中でとても効果(こうか)的に使われていて、たとえや表現(ひょうげん)がうまく使えていることがわかります。
全体を通して、あきひろさんが「一言の力」をよく理解(りかい)していることが伝わってきて、読んでいて心が温かくなりました。
これからも、身近な出来事や家族の話を大切にしながら、感じたことをしっかり書いていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・前の話や聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・たとえがうまく使われています
・書き出しの結びがよく書けています
・わかったことがよく書けています
 

森リン評価 あなたの一言は、なんですか? nu 12月4週 あきひろ
字数/基準字数:
1125字/800字
思考点:54点
知識点:66点
表現点:70点
経験点:74点
総合点:69点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:58点
知識点:70点
表現点:74点
経験点:78点
総合点:70点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙11種15個73%54点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙41種65個63%66点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙92種156個59%70点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種55個67%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1125字
 54点
 66点
 70点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 11種 15個 (種類率73%) 54点
。だから,あるから,あるので,こう考える,しよう,すれば,と思う,と思える,ましょう,みよう,聞くと,

■知識語彙 41種 65個 (種類率63%) 66点
一句,一対一,一筆,一言,不思議,人間,体験,作家,価値,出版,創造,千金,友達,場面,大変,川柳,年生,年賀状,心配,恩師,情報,意味,手紙,明宏,明日,時間,有名,本能,毎日,活動,笑顔,給食,能力,自分,茶道,親睦,解釈,言葉,認識,転校,返事,

■表現語彙 92種 156個 (種類率59%) 70点
あなた,いろいろ,うえ,お茶,ここ,こと,ことわざ,そう,たくさん,つながり,ところ,なん,ひとこと,ぼく,みんな,よう,イメージ,クラス,ゼロ,メール,一,一句,一対一,一筆,一言,不思議,中,人,人間,今,体験,作家,価値,出版,前,創造,千金,友達,四,場面,声,売れ行き,大変,子,子育て,完,岸,川柳,年,年生,年賀状,心,心配,恩師,情報,意味,愛,手伝い,手書き,手紙,日,明宏,明日,時,時間,有名,本,本能,次,母,毎日,気,気持ち,活動,片付け,社,笑顔,組,給食,能力,自分,茶道,親睦,解釈,言,言葉,話,認識,転校,返事,頭,食,

■経験語彙 37種 55個 (種類率67%) 74点
うなずく,える,かける,がんばる,くれる,こう考える,こもる,しまう,たつ,つながる,できる,と思う,と思える,られる,伝わる,作る,出す,出る,分かる,動かす,届く,感じる,手伝う,持つ,書く,残す,残る,消える,生きる,聞く,褒める,認める,読む,送る,通じる,頑張る,食べる,

■総合点 69点

■均衡点 3点
 

あなたの一言は、なんですか?
   小5 あきひろ(asiguru)  2025年12月4日

 あなたの一言は、なんですか?

 

 ある日、孫からハガキが届いた「おようふくありがとう そう」とだけ書かれていた。これは、誕生日プレゼントに渡した洋服のお礼状だった。手紙には、手書きではなく事務的に作られたものもある。ですが手書きだと一言でもいろいろなことが創造でき、頭の中に残る。手紙は一対一で認められるところがある。ユーゴーという作家がいた、この作家が出した本の売れ行き心配し出版社に「?」とだけ手紙に書き出版社がユーゴーに「!」と書いて返事をしたという有名な話がある。

 ぼくは、手紙は愛だと感じたことがある。今は一年生で転校してしまった。転校前は一年四組で、友達を作って笑顔だった。ぼくが、給食の片付けを手伝うクラスも一年四組で同じだった。給食の手伝いに初めて行った日ぼくは、その子に

「ヤッホー給食おいしかった?」

と聞くと、うなずいてくれた。その時は、ぼくのことを「岸 明宏」と認識していなかったと思う。この手伝いは、親睦活動でもあるのでいろんな人に

「お~よく食べたね」「がんばった明日完食しよう」

と声をかけるこの一言で「頑張ってみよう」と思えるし「褒められた」と思うことができ、「明日は頑張ってみよう」や「もっと褒められたい」と思える。こう考えることがあるから、その次の日は、残しがゼロでみんなが笑顔だった。

  母の話だ。年賀状を送った茶道の恩師から、「子育てで大変だけど、またお茶しましょうね」とメールが届いたという。母はその言葉を読んで、とてもあたたかい気持ちになったそうだ。忙しい毎日の中でも、自分のことを気にかけてくれる人がいると分かって、心がぎゅっとつながったように感じたと言っていた。ぼくはその話を聞いて、人と人のつながりは時間がたっても消えないのだと思った。母の笑顔を見て、ぼくもなんだかうれしくなった。ここで一句

「この手紙

   人と人 つながります」

母が体験した人と人をイメージした、川柳だ。

 「一筆千金」ということわざがあるように手紙は一言でも手書きすれば心と心が通じえるということが分かった。給食での「よく食べたね」という一言や恩師からの短いメールなど、短い言葉が心を動かす場面がたくさん出てくる。意味はたったひとことの手紙でも、大きな価値や気持ちがこもっている。ぼくは、これから生きていくうえで手紙は一言でもよいと感じた。一言で伝わることは少ないが、人間は本能として、少ない情報から自分なりの解釈をする能力を不思議と持っている。だから一言でもよいと感じた。

 あなたの一言は、なんですか?