協力の大切さ

   小4 なな(akasona)  2025年12月3日

日本の大地に根をおろしたいねは、たくさんのみのりをあげてくれました。人口がふえれば、もっとおおぜいの力をあわせることができました。六世紀ごろまでに日本のあちこちに、そんな小王国がいくつもできるようになり、それはやがてひとつに統一されて、「日本」という国がつくられていくのです。この文章を読んで一番びっくりしたのは、人が協力し合うと一人ではできないことがたくさんできるようになるという点です。米作りによって人口が増え、より多くの人々が力を合わせることで大きな川から水を引いたり、たくさんの水田を開いたりできるようになったことが書かれていました。一人ではとても無理でも、多くの人が協力すれば大きな仕事を成しとげられるのだと感じました。また、余った米ができたことで、農業以外の仕事をする人が生まれて社会がより豊かに発展していったことからも、多くの人が協力することで文明が前に進んだことがよく分かりました。

この話を読んで、私は学校でのプレゼンテーションのことを思い出しました。クラスでグループ発表をしたとき、テーマについて調べ、資料を作り、発表練習までしなければならず、最初は制限時間内に終わるのかとても心配でした。でも、グループの中で資料作りや原稿づくりの作業を分担して進めたことで、思っていたよりもずっと早く準備が終わりました。みんなが役割を分担して作業を進めるのはまるで工場のように効率的だと思いました。もし一人で全部やったとしたら、発表日までに間に合わなかったと思います。この経験から、みんなと協力することで不安が安心に変わることを実感しました。他のクラスメートも多分同じように感じたと思います。

お母さんにみんなで協力し合って早く終わらせたことがあるか聞いてみました。お母さんは、

「やっぱり洗たく物をたたむのをあなたやお父さんが手伝ってくれたときかな。いつもやってくれると助かるんだけどなぁ。」

とにやにやしながら答えてくれました。私は土日など時間のあるときにお母さんの手伝いをします。最初は少し面倒だなと思っていましたが、一緒にやってみるとあっという間に終わります。お母さんも助かったよと言ってくれるので、とてもうれしい気持ちになります。一人でやると大変な家事も協力すれば早く終わり、その分家族でゆっくり過ごすじかんをじっかんできました。小さなことでも、協力することには大きな意味があると思いました。

この文章と自分の経験を通して、協力し合うことは生活の中でとても大切だと強く感じました。協力することによって、仕事を早く終わらせることができるだけでなく、人と人とのつながりを深め、安心や達成感を生み出します。昔の人々が協力して米づくりを進め、日本という国の土台を作ったように、私たちの毎日の生活も協力によって支えられています。これからは、学校でも家でも進んで協力し、周りの人と力を合わせて行動していきたいと心の中で思いました。