争いをへらすためには

   小4 あけおお(akeoo)  2025年12月3日

日本の大地に根をおろしたいねは、たくさんのみのりをあげてくれました。たくさんとれれば倉庫にたくわえ、保存することができました。「農業は文明の母である。」といわれています。米づくりのための水。そのいのちの水をもとめて、どれほどの水あらそいが、くりひろげられたことでしょう。

ぼくが一番おどろいたのは、この日本でも昔は水不足で争いが起きていたということです。じゃぐちをひねれば水はかんたんに出るため、水不足の問題は、遠いアフリカや外国の話だと思っていました。もし、今の日本でも大きな地震が起きれば水は出なくなります。水不足になって争いが起きるかもしれません。ひょっとしたらたくさんの命がなくなるかもしれません。ぼくはとてもこわいし、いやだなと思いました。

ぼくの学校では、資源物回収があります。小学校1年生から6年生で新聞紙、ダンボール、ペットボトル、紙ぶくろ、空きカンを集めました。ぼくは新聞紙5枚と空きカンを10こ持っていきました。回収場所へ持っていくと、すでに資源物が山積みになってげん関がうまっていました。みんなで力を合わせたおかげで、約2万5千円分集まりました。そのお金で新しいバレーボールを買い、体育のじゅぎょうや休み時間に遊びました。持っていくのは大変だったけれど、みんなで楽しく遊べたし、家もかたづいたので良かったと思いました。まるで一石二鳥のようです。

父に資源物回収の話をすると、毛利元就の『3本の矢』の話を教えてくれました。1本の矢ではかんたんに折れてしまうが、3本集まるとなかなか折れにくいという話です。つまり一人ではできないことも、みんなで力を合わせることで、できるようになるという意味だと知りました。ぼくはその話を聞き、妹の顔がうかびました。散らかった部屋をかたづける時、妹と一緒ならあっという間にきれいになるからです。妹とはけんかばかりしているけれど、これからはできるだけ仲良くしておこうと思いました。

ぼくはこのお話を読んで、水争いをなくすためには協力することがとても大事なことだと思いました。昔は水不足で争っていたけれど、今はりょうど問題やレアアースの問題、宗教で争っています。また、ぼくの学校ではゲームを持っていないとか、運動ができないと仲間外れにされたり、自分の思い通りにならないと争いが起きます。できるだけ争いをへらすために、友達と協力をしたり、相手の気持ちになって考えたりしようと心の中で思いました。