ゆきさんの作文は、勉強について自分の考えや気持ちをしっかりと伝えています。
まず、漢字の音読みと訓読みの違い(ちがい)から勉強のイメージについて考えたところがとても面白いです。
言葉の意味に込め(こめ)られたニュアンスを読み取る力がよく表れています。
また、自分の経験だけでなく、お母さんの話も取り入れているので、文章に深みが出ていて説得力が増しています。
「食べごろ」や「(しゅん)」という身近なたとえを使って、勉強のやり時を説明しているところもわかりやすく、たとえがうまく使われています。
ことわざの「思い立ったが吉日(きちじつ)」を取り入れているのも、文章に彩り(いろどり)を加えています。
さらに、「人間にとって勉強とは自主的に取り組むもの」という一般(いっぱん)的な考え方を示している点も、主題がよくまとまっている証拠(しょうこ)です。
最後に、書き出しで触れ(ふれ)た勉強のイメージの話を、結びで自分の決意につなげているので、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、ゆきさんの考えが伝わりやすく、読み手に勉強の大切さを考えさせる力がある作文でした。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 勉強のやり時 hu 12月4週 ゆき
字数/基準字数:
1078字/1000字
思考点:79点
知識点:63点
表現点:64点
経験点:73点
総合点:72点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:85点
知識点:69点
表現点:71点
経験点:79点
総合点:76点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙21種35個60%79点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙37種59個63%63点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙80種138個58%64点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種78個46%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1078字
 79点
 63点
 64点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21種 35個 (種類率60%) 79点
。つまり,。多分,あると,あれば,ただ単に,たらしい,だろう,として考える,と思う,ないと,なければ,なんとも思う,に思う,みよう,みると,れるため,れると,を考える,人間にとって,作れざる,始めると,

■知識語彙 37種 59個 (種類率63%) 63点
一番,世界,中学生,人間,作業,億劫,公民,勉強,単語,印象,吉日,名目,問題,国語,大人,学問,実感,小学生,意味,意識,授業,政治,教科,日本,最終,本当,漢字,生活,疑問,知識,背景,自主,自分,興味,辞典,退屈,選挙,

■表現語彙 80種 138個 (種類率58%) 64点
いくつ,いや,がち,きっかけ,きょう,こと,ことわざ,これ,ごろ,そう,はじめ,もの,よう,れるため,イメージ,ゲーム,テスト,ニュアンス,一,一番,上澄み,世界,中,中学生,人,人間,仕組み,他,何,作業,億劫,先,公民,前,勉強,単語,印象,吉日,名目,問題,国語,場,大人,学問,実感,小学生,意味,意識,授業,損,政治,教科,日本,旬,時,最終,本当,母,気,漢字,無,無理じい,生活,疑問,的,知識,票,私,背景,自主,自分,興味,訓読み,身,辞典,退屈,選挙,限り,音読み,食べ物,

■経験語彙 36種 78個 (種類率46%) 73点
いける,おく,しいる,しまう,すくう,つきまとう,つく,つとめる,つながる,できる,として考える,と思う,なくなる,なんとも思う,に思う,はげむ,ふくむ,やる,られる,れる,わかる,わく,を考える,作れる,動かす,取り組む,始める,思い立つ,持てる,教わる,知る,終わる,解ける,読む,調べる,食べる,

■総合点 72点

■均衡点 3点
 

勉強のやり時
   小6 ゆき(aonari)  2025年12月4日

 日本の漢字には音読みと訓読みがある。「べんきょう」というのは音読みだが、これを訓読みにしてみると「つとめしいる」と読むことができる。つまり、「勉強」には、「学問につとめはげむ」という意味の中に、 何かを無理じいするニュアンスがふくまれるため、はじめからいやな印象がつきまとっているだ。こうした背景から日本では、学問がただ単に「つとめ、しいる」作業として考えられ、めんどうくさく、たいくつで、つまらないものといったイメージが強くなってしまったのだと思う。

 勉強をする前はものすごく億劫なのだが、いざやり始めると、なんとも思わなくなってきて、最終的に無になる。他にも、勉強をしろと言われると、やりたくなくなり、何も言われないと、やらなければいけないような気がしてきて勉強する。多分これは小学生のあるあるだと思う。でも、やり始めるまでが問題なのであって、いざやり始めると、意外とすらすら解ける。つまり、やり始めるきっかけさえあればできるのである。だが、なかなかそのきっかけが作れずに、勉強の前にダラダラしてしまう私のような人もいるのではないだろうか。そのような人は、これが終わったら○○ができるなど先のことを考えてみてはどうだろうか。実際に、これが終わったらゲームができると思って

 母が中学生の時、公民の授業が面白くなかったそうだ。公民は、選挙の仕組みなどを教わる教科で、興味がまったくなく、退屈だったそうだ。一応テスト勉強はするが、自分の生活とあまりつながっている意識が持てなかったらしい。大人になって、自分の一票で政治を動かすことができるということを知って、公民が、知っておかないといけない知識だと実感したそうだ。

 食べ物に食べごろ、旬があるように、勉強にもやり時がある。私はわからないことや単語などがあると、疑問がわいてきて、すぐに国語辞典で調べる。思い立ったが吉日ということわざがあるように、疑問に思った時、知りたいと思った時、勉強したくなった時が勉強のやり時である。人間にとって勉強とは、自主的に取り組むものである。つまり、勉強しろと言われてやるのは本当の勉強ではない。勉強という名目の、上澄みだけをすくったものでしかないのだ。それでは身につかない。人間は、知りたいと思って、自分で調べたことが一番身につく。人は、知っていると思いがちだが、自分が知らないものは世界に限りなくある。それなら疑問に思って、知りたいと思った時に、その場で調べないと損だ。私も何か知らないことがあったら、調べてみようと思った。