過ごしやすい社会

   中1 あささわ(asasawa)  2025年12月4日

 「えっ。。。」

 私はディズニーランドの入園ゲートで目の前の光景に圧倒された。遅く出発したら混雑するかもしれないと思い、早めに出発したのにもかかわらず、到着した時にはもうすでに長い行列ができていた。このように、行列がよくみられる日本では、年齢や各々の事情などは関係なく、来た人から順番に並んでいる。しかし、人々が平等に並べるのは、日本のような平等主義社会だけで、平等主義がないギリシアなどでは、個々の要件に応じて順番を変えている。日本では、順番を変える方法はあまり親しまれないが、ギリシアの人々からすれば、順番を変える方法が、一番過ごしやすいのかもしれない。 私は行列に賛成だ。そう思う理由は2つある。

 第一の理由は、行列を作ることで、すべての人々が譲り合って生活できるからだ。小学生のころ、私や、私のクラスの子たちは、給食が大好きで、給食を配膳するときは、皆勢いよく行列に並んでいた。毎日のように勢いよく並んでいたのに、横入りは一切起きなかった。その理由は、皆が給食を早く受け取りたい気持ちがあっても、その気持ちを我慢している、一人一人のことを思いやって、しっかり列に並んで受け取っていたからである。そんな中で私は、「少しくらい横入りしちゃダメかな」と意地悪な考えが頭をよぎったが、皆の気持ちを考えると、申し訳なくなり、やらないようにしようと心に誓った。そのおかげで、いつの間にかお互いを譲り合える環境が生まれた。行列を作ることで、お互いを思いやり、譲り合って生活することができるのだ。つまり、来た人から順番に行列に並ぶことで、お互いの気持ちを理解することができるのだ。

 第二の理由として、行列を作ることで、皆が平等に過ごせるからだ。個々の要件によって順番を変えたり、横入りをしたりすると、先に待っている人からすれば「不公平だ」と思う人が多くなってしまう。それに、そうすると、先に並んだ人より後に並んだ人のほうが待ち時間が少なく、先に並んだ人が損する形となってしまう。そのようなことが無いよう、誰もが平等に列に並ぶことが重要だ。2022年、東京ディズニーリゾート公式サイトは、ディズニーランドとディズニーシーの累計入園者が8億人の突破を発表した。前にディズニーリゾートへ行ったときは、真夏日で脳内の8割は「暑い」で埋め尽くされていた。そんな中で、アトラクションを待つのは非常につらかったが、思ったよりもスムーズに進んで楽しかった。このことから、ディズニーリゾートは一日にたくさんのゲストが来場し、混雑しているのにもかかわらず、来た人から順番に行列を作り、皆が平等に乗り物に乗れるようになっているため、たくさんのゲストを迎えることができたと考えられる。開園して40年以上たってもまだ、ディズニーランドが愛されている理由は意外なところにあった。皆が平等に過ごせる社会が、人間にとって一番過ごしやすい方法なのだ。

 たしかに、一人一人の要件を配慮することも大切かもしれないが、「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。」という名言が言うように、たった一人の優先された人にとってはラッキーかもしれないが、先に行列に並んでいた人は、不平等なり、アンラッキーになってしまう。だからこそ、他人の気持ちを優先的に考えて、先に来た人から順番に列に並ぶことが重要だ。行列はすべての人々が譲り合いの心をもって、平等に過ごす必要がある。だから私は、行列に賛成している。私はこれから、行列の待ち時間が長くてイライラしたとしても、ほかの人の気持ちを考えて、おとなしく行列に並べるようになりたい。