あこりおさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、「勉強」という言葉の意味を深く考え、その言葉の持つニュアンスや歴史的背景(はいけい)触れ(ふれ)ている点がすばらしいです。
自分の経験だけでなく、お母さんの話やテレビで見た博物館の絵画の話を取り入れているので、文章に立体感があり説得力が増しています。
「まるで景色が大きく広がったかのような衝撃(しょうげき)を受けた」というたとえも、とてもわかりやすく感情が伝わってきました。
また、「ローマは一日にして成らず」ということわざを使って、努力の大切さを表現しているところもよくできています。
文章の最後に、勉強を「点」としてとらえ、それをつなげていくという考えをまとめているので、書き出しの内容と結びがしっかりつながっているのも良いですね。
これからも、自分の考えと周りの話をうまく組み合わせて、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)ていってください。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 つとめ、しいる hu 12月4週 あこりお
字数/基準字数:
1054字/1000字
思考点:69点
知識点:72点
表現点:75点
経験点:76点
総合点:80点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:76点
知識点:79点
表現点:83点
経験点:83点
総合点:80点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙17種18個94%69点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙50種88個57%72点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙104種171個61%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種63個60%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1054字
 69点
 72点
 75点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 17種 18個 (種類率94%) 69点
、なぜ,。しかし,。だからこそ,いくから,すると,だろう,つけると,つながるため,なければ,のため,の場合,みると,れるため,人間にとって,成らざる,繋げるため,行き着くため,

■知識語彙 50種 88個 (種類率57%) 72点
人物,人生,人間,以前,内面,出来事,努力,勉強,博物館,印象,場面,外来,子供,学問,学校,学習,島国,幕府,年代,年号,当時,得意,意味,意図,手段,文化,日本,日本人,日頃,明治維新,時間,景色,歴史,江戸,理解,生活,社会,経験,結果,絵画,自分,衝撃,表現,表面,言葉,計算,身近,輸入,部分,重要,

■表現語彙 104種 171個 (種類率61%) 75点
〇,あまり,うち,きょう,こと,さまざま,しいら,そこ,それ,たくさん,つながり,つながるため,なおざり,のため,の場合,もの,よう,れるため,テスト,テレビ,ニュアンス,ヒーロー,ローマ,一,三,中,人物,人生,人間,今,以前,何,全て,八,六,内面,出来事,初め,努力,勉強,千,博物館,印象,場面,外来,好き,嫌,子供,字,学問,学校,学習,島国,幕府,年,年代,年号,当時,得意,意味,意図,手段,文化,方,日,日本,日本人,日頃,明治維新,時,時間,景色,歴史,母,江戸,点,無理強い,理解,生活,百,的,社会,私,経験,結果,絵画,繋げるため,脳,自分,行き着くため,衝撃,表現,表面,言葉,計算,訓読み,語呂合わせ,読み書き,諺,身,身近,輸入,部分,重要,

■経験語彙 38種 63個 (種類率60%) 76点
いける,おく,おさめる,かける,しいる,しまう,つける,つとめる,つながる,できる,はげむ,られる,れる,わかる,付き纏う,作る,使う,出る,取り上げる,受ける,含む,好む,学ぶ,広がる,感じる,成る,深める,生きる,続ける,繋がる,繋げる,聞く,行き着く,見つける,覚える,読む,過ぎる,重なる,

■総合点 80点

■均衡点 7点
 

つとめ、しいる
   小6 あこりお(akorio)  2025年12月4日

日本人は、さまざまな場面で「努力」「勉強」などという言葉を好んで使う。「べんきょう」というのを訓読みにしてみると、「つとめしいる」と読むことができる。「勉強」には、「学問につとめはげむ」という意味の中に、何かを無理強いするニュアンスが含まれるため、初めから嫌な印象が付き纏っているのだ。島国の日本は、新しい外来の文化を輸入しなくてはいけなかった。その結果、日本人は外来文化の表面的な部分ばかりを身につけ、内面的な部分について学ぶことをなおざりにしてしまった。勉強とは、あくまでもそこへ行き着くための手段に過ぎない。

 学校では、「つとめ、しい」られて勉強することが多い。私の場合、特に社会だ。社会では、テストのためだけに、覚えにくい人物や出来事を語呂合わせでたくさん覚えた。しかし、時間をかけて覚えた中で今覚えているのは「ヒーローおさめる江戸幕府」の一六〇三年くらいのものだ。無理やり覚えることに意味があるのだろうか。出来事はわかるにしろ、なぜ年号まで覚えなければいけないのか。私はまだ、勉強の意図を理解できなかった。

 母に、勉強の意味を聞いてみた。すると、「勉強」という言葉は好きではないが、無理やり学んだことも全て人生の中の点となり、生きていく中で点がどんどん繋がっていくから、勉強が楽しいと感じると言っていた。それを聞いて、まるで景色が大きく広がったかのような衝撃を受けた。以前の経験と「点がつながる」という表現がぴったり重なったのだ。以前、テレビをつけると、博物館の絵画について取り上げていた。それは、千八百年代に作られたものだった。それをみて、その当時日本は明治維新の時だったな、と、絵画の歴史と無理やり覚えた歴史がとが繋がったのだ。このことから、学習は日頃から身近にあり、さらに、学習は生活と深く繋がっているとわかった。

 人間にとって勉強とは、「学習」につながるための手段である。人間は初め、学校で字の読み書き、歴史、計算などを「つとめ、しいら」れて勉強する。しかし、社会に出て、勉強したものが社会と繋がって「学習」になる。だからこそ、今子供のうちに、脳が新しいことをたくさん覚えることができるうちにたくさんの勉強をしておいた方が良いといわれる。「学習」に繋げるためには、自分のあまり得意でない勉強でも、「ローマは一日にして成らず」という諺があるように、努力をし続けることが重要である。私はこれから、たくさんの点を見つけて、生活でその点とのつながりを深めて学習していきたい。