SNSはダメ?
小5 あかね(akaneya)
2025年12月4日
手紙というものは、そう優しいものではない。どこが難しいかというと、結局、手紙には宛名があるからだと、筆者は思っている。手紙を受け取る側からすれば、差出人のない手紙などは一向にありがたくない。また、歌や俳句の世界で、ずいぶん作者不在のものを見かける。どこにだすものにも、それなりの筆者も宛名もあるべきだと筆者は考えている。そんな手紙の難しさは、みんなが経験していることだと私は思う。
私は、年少の頃から仲良しの友達がいる。その友達は、私が年中のときに長野県に引っ越してしまった。幼稚園に行くときすらずっと遊んでいた仲なのに、引っ越してしまい、とても悲しかった。ところが、新しい家の住所を教えてもらい、手紙でずっと文通している。友達はとても絵が上手い。中でもすごい絵は、年賀状だ。その子は年賀状に毎年大きな自分が描いたイラストを載せて送ってきてくれるのだ。今年は十二支にちなんで巳のイラストがドンと貼られて送られてきた。すごく丁寧に描いてあり、まるで本物のようだ。巳のときは、お母さんと目を合わせてしまったくらいで、私は毎年楽しみにしている。私がその子に送る年賀状には、絵は下手過ぎて描けないので、せめてと思い、毎年一言添えて送っている。今年は、「また一緒に遊べるといいね。」と書いて送った。その方が、何も書かないよりも心がこもっているような気がするからだ。
お母さんが小さいころ、年賀状をつくるプリントゴッコというプリンターがあったそうだ。お母さんは、自分だけのオリジナルのデザインがつくれることと、構造が面白く、おばあちゃんと試行錯誤しながら一緒に作ることがとても楽しかったそうだ。私だったら、年の初めは明るい感じでいきたいから、赤色や、オレンジ色のオリジナルのデザインを作ってみたいなと思った。今はラインやインスタグラムなどを活用して、年賀状を辞めてしまっている人が増えてきている。でも、お母さんが小さいころのように、手作りな感じの方が、SNSでやることよりも、年の初めの気持ちがしっかりと浮き出ている気がする。
空谷の跫音ということわざがあるように、メールやラインだけじゃなく、手紙で気持ちを伝えることも大事だということが分かった。だから私は、いつでも言えることはSNSでいいけど、重要なことは手紙の方が気持ちが伝わりやすいから、使い分けることが大切だなと思った。だから私は、もしこれから誰かに手紙を書くとしたら、ケンカをしてしまったときや、大事な思いを伝えたいときに、読んだ人の心が緩やかになるような手紙を書きたい。ゆっくり言葉を考えながら書いた手紙の方が、私の気持ちがじーんと伝わってくると思うからだ。