あかねさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、手紙の難し(むずかし)さについて自分の考えをしっかりと述べ(のべ)ているところが立派(りっぱ)です。
また、友達との文通の話が具体的で、年賀状(ねんがじょう)のイラストの様子が目に浮かぶ(うかぶ)ように上手に描か(えがか)れています。
「まるで本物のようだ」というたとえも使われていて、たとえがうまく使えていると思います。
さらに、お母さんの昔の話を取り入れているので、文章に深みが出ていて、前の話や聞いた話がよく書けています。
ことわざ「空谷の跫音」も使っていて、ことわざがよく書けている点も素晴らしい(すばらしい)です。
「わかった」という言葉を使って、手紙の大切さを理解(りかい)していることが伝わってきます。
そして、書き出しの「手紙というものは、そう優しい(やさしい)ものではない」という言葉と結びの「ゆっくり言葉を考えながら書いた手紙の方が、(わたし)の気持ちがじーんと伝わってくると思うからだ」がつながっていて、書き出しの結びがよく書けています。
全体として、自分の体験や家族の話、ことわざをうまく組み合わせて、手紙の良さを伝える文章になっています。
これからも、自分の思いを大切にしながら、いろいろな表現(ひょうげん)挑戦(ちょうせん)してくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできている
・前の話や聞いた話:よく書けている
・ことわざの使用:よく書けている
・わかったことの表現(ひょうげん):よく書けている
・書き出しの結び:よく書けている
 

森リン評価 SNSはダメ? nu 12月4週 あかね
字数/基準字数:
1130字/800字
思考点:59点
知識点:59点
表現点:64点
経験点:74点
総合点:68点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:63点
知識点:63点
表現点:68点
経験点:77点
総合点:68点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙13種17個76%59点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙32種51個63%59点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙80種148個54%64点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種58個64%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1130字
 59点
 59点
 64点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 13種 17個 (種類率76%) 59点
。だから,あるべき,するから,たいから,でも言える,と思う,ないので,は思う,は考える,やすいから,を考える,思うから,遊べると,

■知識語彙 32種 51個 (種類率63%) 59点
一緒,一言,丁寧,下手,今年,住所,十二支,友達,大事,大切,宛名,年中,年少,年賀状,幼稚園,手紙,文通,本物,構造,毎年,活用,空谷,筆者,経験,自分,言葉,試行,赤色,跫音,重要,錯誤,長野,

■表現語彙 80種 148個 (種類率54%) 64点
いつ,お母さん,こと,ことわざ,ころ,さ,そう,それなり,とき,ばあちゃん,みんな,もの,よう,ん,イラスト,オリジナル,オレンジ,ケンカ,デザイン,プリンター,メール,ライン,一緒,一言,丁寧,下手,人,今,今年,仲,仲良し,住所,何,初め,十二支,友達,大事,大切,子,宛名,家,巳,年,年中,年少,年賀状,幼稚園,心,思い,感じ,手作り,手紙,文通,方,本物,楽しみ,構造,毎年,気,気持ち,活用,目,県,私,空谷,筆者,経験,絵,緩やか,自分,色,言葉,試行,誰,赤色,跫音,重要,錯誤,長野,頃,

■経験語彙 37種 58個 (種類率64%) 74点
いきる,くれる,こもる,しまう,ちなむ,つくる,つくれる,でも言える,と思う,は思う,は考える,もらう,やる,れる,を考える,伝える,伝わる,作る,使い分ける,分かる,合わせる,増える,引っ越す,描く,描ける,教える,書く,浮き出る,添える,読む,貼る,載せる,辞める,送る,遊ぶ,遊べる,過ぎる,

■総合点 68点

■均衡点 4点
 

SNSはダメ?
   小5 あかね(akaneya)  2025年12月4日

 手紙というものは、そう優しいものではない。どこが難しいかというと、結局、手紙には宛名があるからだと、筆者は思っている。手紙を受け取る側からすれば、差出人のない手紙などは一向にありがたくない。また、歌や俳句の世界で、ずいぶん作者不在のものを見かける。どこにだすものにも、それなりの筆者も宛名もあるべきだと筆者は考えている。そんな手紙の難しさは、みんなが経験していることだと私は思う。

 私は、年少の頃から仲良しの友達がいる。その友達は、私が年中のときに長野県に引っ越してしまった。幼稚園に行くときすらずっと遊んでいた仲なのに、引っ越してしまい、とても悲しかった。ところが、新しい家の住所を教えてもらい、手紙でずっと文通している。友達はとても絵が上手い。中でもすごい絵は、年賀状だ。その子は年賀状に毎年大きな自分が描いたイラストを載せて送ってきてくれるのだ。今年は十二支にちなんで巳のイラストがドンと貼られて送られてきた。すごく丁寧に描いてあり、まるで本物のようだ。巳のときは、お母さんと目を合わせてしまったくらいで、私は毎年楽しみにしている。私がその子に送る年賀状には、絵は下手過ぎて描けないので、せめてと思い、毎年一言添えて送っている。今年は、「また一緒に遊べるといいね。」と書いて送った。その方が、何も書かないよりも心がこもっているような気がするからだ。

 お母さんが小さいころ、年賀状をつくるプリントゴッコというプリンターがあったそうだ。お母さんは、自分だけのオリジナルのデザインがつくれることと、構造が面白く、おばあちゃんと試行錯誤しながら一緒に作ることがとても楽しかったそうだ。私だったら、年の初めは明るい感じでいきたいから、赤色や、オレンジ色のオリジナルのデザインを作ってみたいなと思った。今はラインやインスタグラムなどを活用して、年賀状を辞めてしまっている人が増えてきている。でも、お母さんが小さいころのように、手作りな感じの方が、SNSでやることよりも、年の初めの気持ちがしっかりと浮き出ている気がする。

 空谷の跫音ということわざがあるように、メールやラインだけじゃなく、手紙で気持ちを伝えることも大事だということが分かった。だから私は、いつでも言えることはSNSでいいけど、重要なことは手紙の方が気持ちが伝わりやすいから、使い分けることが大切だなと思った。だから私は、もしこれから誰かに手紙を書くとしたら、ケンカをしてしまったときや、大事な思いを伝えたいときに、読んだ人の心が緩やかになるような手紙を書きたい。ゆっくり言葉を考えながら書いた手紙の方が、私の気持ちがじーんと伝わってくると思うからだ。