はるまきさん、作文を読ませていただきました。
ぬいぐるみのミルクちゃんへの思いがとてもよく伝わっ(つたわっ)てきて、心があたたかくなりました。
(さい)(ころ)の思い出や名前を何度も変え(かえ)たエピソードが、まるで自分のことのように感じられました。
「まるで(わたし)に語りかけているように」というたとえがうまく使われていて、ミルクちゃんの特別(とくべつ)さがよく表現(ひょうげん)されていますね。
また、お母さんの話を聞いて、手紙の大切さにも気づいたところが素敵(すてき)です。
家族の話を取り入れて文章が立体(てき)になっているので、読み手もはるまきさんの気持ちに共感(きょうかん)しやすくなっています。
「心の中で思ったことがよく書けています」という部分も、はるまきさんのやさしい気持ちが伝わっ(つたわっ)てきました。
最後(さいご)の「ミルクちゃんの青い(ひとみ)は、今日もきらきらと輝い(かがやい)ていた」という結び(むすび)は、情景(じょうけい)が目に浮かぶ(うかぶ)ようで、とても印象(いんしょう)(てき)です。
これからも、身近なものや出来事に目を向けて、感じたことを大切にしていってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえがうまく使われています
前の話聞いた話がよく書けています
心の中で思ったことがよく書けています
動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています
ですますがよく書けています
 

森リン評価 思い出が詰まった大切なもの(清書) tu 12月4週 はるまき
字数/基準字数:
1247字/700字
思考点:62点
知識点:48点
表現点:59点
経験点:76点
総合点:60点
均衡点:0点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:0点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種15個93%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙16種29個55%48点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙69種113個61%59点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種46個83%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1247字
 62点
 48点
 59点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 15個 (種類率93%) 62点
n確か,。しかし,。だから,あると,いるので,しよう,たから,たため,で思う,のかも,みると,思い出すと,手紙らしい,読むと,

■知識語彙 16種 29個 (種類率55%) 48点
中学生,今日,保管,名前,場所,大切,感情,手紙,改名,橙色,決定,真智子,祖父母,翌日,運命,風呂,

■表現語彙 69種 113個 (種類率61%) 59点
n確か,こと,これ,さりげ,そう,それら,たくさん,たため,たち,ちゃん,なみ,ぬいぐるみ,もの,やり取り,よう,ん,アメリカ,カニ,クリーム,ベッド,ミルク,ラズベリー,リアル,レジ,一,三,中,中学生,今,今日,保管,名前,回,場,場所,夜,大切,家,帰り,年,幼なじみ,心,思い出,感じ,感情,手紙,改名,文,時,橙色,母,毛,決定,猫,真智子,瞳,祖父母,私,答え,翌日,色,色々,色合い,近く,運命,隣,頃,頭,風呂,

■経験語彙 38種 46個 (種類率83%) 76点
あたたまる,あたためる,くれる,しれる,せる,ちゃう,てる,できる,で思う,ひねる,もらう,やわらぐ,よみがえる,れる,付ける,会う,似る,住む,呼ぶ,変える,引っ越す,思い出す,感じる,持つ,書く,混ざる,置く,聞く,至る,見つめる,詰まる,語りかける,読み返す,読む,買う,輝く,返る,離れる,

■総合点 60点

■均衡点 0点
 

思い出が詰まった大切なもの(清書)
   小4 はるまき(akoruka)  2025年12月4日

 「おやすみ、ミルクちゃん。」

私は、今日もぬいぐるみを抱いて眠る。その十五個ぐらいのぬいぐるみは、全部小さい頃に買ったもので、それぞれに名前を付けて、ずっと大切に保管している。ぬいぐるみと一緒に眠るこの習慣は、五歳ぐらいからほとんど毎日続いていて、小さい頃からあるものが隣にいると、何だか心がやわらぐような気がするのだ。 

 私が十五個のぬいぐるみの中で特に大切にしているものは、猫のぬいぐるみのミルクちゃんだ。なぜ大切にしているかというと、五年前からの思い出がたくさん詰まっているからなのである。

「あんまり欲しいのがないなぁ。」

五歳の私は、大阪のデパートの子供服売り場をうろうろしていた。誕生日プレゼントに、祖父母に靴を買ってもらうのだ。しかし好みのものが無く、もう帰ろうかなぁと思っていたその時。

「これかわいい⋯⋯!」

私が走り出したその先には、淡い茶色と橙色が混ざった、ふわふわとした毛なみがとってもリアルな、白い猫のぬいぐるみがあった。まるで私に語りかけているようにまっすぐに見つめる青い瞳に運命を感じて、すぐにレジに持って行き、祖父母に買ってもらった。

「うーん、どうしようかなぁ。」

私は、家のお風呂場で頭をひねっていた。帰りに付けたラズベリーちゃんという名前がしっくりこなかったため、色合いが似ているのでカニクリームちゃんと改名することにしたのである。しかし、翌日には、これも長くて呼びにくくなってきた。そして、「ミルクちゃん」という名前に決定し、今に至る。このように、ミルクちゃんには、運命を感じて買ってもらった思い出、しっくりくるまで名前を三回も変えた思い出など、たくさんの思い出が詰まっている。そして、それらを夜に思い出すと、心があたたまるのである。

 中学生で引っ越した母にも、小さい頃から大切にしているものがありそうだ。聞いてみると、手紙を大切に保管しているという答えが返ってきた。その中でも特に大切にしている手紙は、私も年に一回ほど会う、アメリカに住んでいる幼なじみの、真智子ちゃんからもらった手紙らしい。

「私、中学生で引っ越したから、真智子ちゃんとも少し離れちゃったんだ。でも、手紙でずっとやり取りをしていて、読むと、いる場所は離れているけど、何だか近くにいるような、そんな感じがするんだよね。だから、今も読み返してるんだ。」

確かに手紙も、文だけで、書いた時や読んだ時の感情をよみがえらせることができる、あると心がやわらぐものなのかもしれない。

 小さい頃からずっと大切にしているものには、色々な思い出や感情が詰まっている。だから、さりげなく隣にいて、その思い出で、私たちの心をあたためてくれるのかなぁと心の中で思った。ベッドに置かれたミルクちゃんの青い瞳は、今日もきらきらと輝いていた。