具体例が豊富で、読みながら共感する場面がたくさんありました。とても読みごたえのある作文でした。休み宿題の課題にもしっかりと取り組めましたね。一年の良いスタートが切れました。

<<えa/1830み>>

【総評】
「お金や物の豊かさ」と「心の豊かさ」という両面に注目し、それぞれの価値をしっかりと掘り下げ(ほりさげ)て考えられていました。特にお年玉や昔話、日常のあいさつのような身近な例を用いているため、読み手にも伝わりやすい内容になっています。そして最後に「行動の大切さ」という新たな視点で全体をまとめているところに、思考の深まりが感じられます。意見の総合化がしっかりできており、中学生らしい発展的な意見文です。

【段落ごとの講評】
第1段落:お年玉という身近な習慣をとおして、日本の文化や家族の絆、金銭教育など、複数の側面から豊かさをとらえており、導入として非常に魅力(みりょく)的です。「精神的」「経済的」といった語彙(ごい)も適切に使われており、視野の広さが感じられます。

第2段落:昔話「桃太郎(ももたろう)」を例に取り、お金や物がもつ実用的な力を論じていて、説得力があります。さらに家族の支えへの感謝にもつなげており、論理的でありながら温かみもある内容です。

第3段落:日常のあいさつや「ありがとう」の言葉を大切にする実践(じっせん)が書かれていて、心の豊かさの具体例として非常に効果的です。「ストレスがたまらない」「支え合える」といった表現も、読者に安心感を与える(あたえる)内容になっています。

第4段落:アンソニー・ロビンスの言葉を引用し、「行動すること」が豊かさの本質であるという新しい視点を打ち出せており、意見の総合化がとてもよくできています。文章の結びも自分の決意で終わっており、締まり(しまり)のあるまとめ方ができています。

【特に優れていた点】
・日常や昔話、名言など、さまざまな具体例を使って説得力を高めている
・意見の総合化がしっかりできており、論理の展開に深みがある
・表現に温かさと前向きさがあり、読み手に安心感を与え(あたえ)ている

【考えを深めるための質問】
あなたがこれまでに「行動してよかった」と思った経験には、どんなものがありますか?そのときの気持ちやまわりの反応もふくめて、振り返っ(ふりかえっ)てみてください。

字数/基準字数:1229字/1200字
思考点:74点
知識点:83点
表現点:80点
経験点:73点
総合点:83点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 19種 31個 (種類率61%) 74点
n一方,n確か,。しかし,この場合,するため,せるため,そう思う,そのため,だから,だろう,とるため,と思う,ないから,ないと,なければ,ならざる,もいえ,もたらすから,広げるため,

■知識語彙 66種 107個 (種類率62%) 83点
人生,人間,仕方,仲間,伝統,何事,価値,健康,元気,充実,動物,参戦,友人,品物,大事,大切,失敗,子供,学校,学習,安心,家族,幸福,幻想,必要,意識,感謝,成功,成長,所持,所有,持続,挨拶,教育,文化,新年,日本,昔話,最後,未来,桃太郎,機会,清掃,物質,現在,生活,相手,社会,管理,精神,経済,結果,自分,良好,行事,行動,行為,視野,親族,言葉,計画,象徴,財産,退治,金銭,関係,

■表現語彙 116種 237個 (種類率49%) 80点
n確か,おかげ,お年玉,お金,きじ,こと,この場合,これ,これら,さ,すべて,するため,せるため,そのため,それ,それら,たち,つながり,とるため,どちら,もの,よう,ストレス,一,人,人生,人間,今,仕方,他,仲間,伝統,何事,使い方,価値,健康,僕,元気,充実,円,動物,参戦,友人,品,品物,員,大事,大切,失敗,子供,学校,学習,安心,家族,幸福,幻想,広げるため,心,必要,意識,感,感謝,成功,成長,所持,所有,持続,挨拶,支え,教育,文化,新年,方,日本,昔話,最後,未来,桃太郎,機会,気持ち,水の泡,清掃,物,物質,犬,猿,現在,生活,的,相手,社会,管理,精神,絆,経済,結果,自分,良好,行事,行動,行為,視野,親族,言葉,計画,誰,豊か,象徴,財産,退治,金,金銭,関係,際,面,鬼,

■経験語彙 36種 46個 (種類率78%) 73点
あう,あげる,いける,しまう,せる,そう思う,できる,とる,と思う,もいえ,もたらす,もつ,もらう,られる,れる,入る,向ける,基づく,広げる,得る,感じる,招く,支える,満たす,生きる,移す,立てる,築く,終わる,落ち着く,行う,話す,起こす,過ぎる,過ごす,願う,

■総合点 83点

■均衡点 6点
 

豊かな社会にするために
   中2 あかけさ(akakesa)  2026年1月1日

 子供はお年玉を家族から毎年もらう。僕も新年ではお年玉である5000円をもらった。お年玉をあげる行為は伝統的な文化に基づいてこれまで行われてきた行事である。またそれは、家族の絆を象徴するものであり、子供への金銭教育をする機会でもあるのだ。この金銭教育では、未来へ向けて、お金の使い方や管理の仕方を学習するのだ。お年玉には新年の健康と成長を願う気持ちも入っている。絆のような精神的な面だけでなく、経済的な面でも子供を安心させるためにお年玉をあげている。そのため、お年玉は経済的な面で価値があるだけでなく、日本の文化や家族の絆、日本の豊かさを象徴しているのだ。

確かに、お金や物の豊かさは大切だ。なぜならこれらは、安心して生活するために、人生の視野を広げるために必要だからだ。誰もが財産や所持品は必要と思っているが、僕も同じくそう思っている。昔話の「桃太郎」では、桃太郎が鬼退治に行く際にきびだんごを犬、猿、きじ、にあげた。きびだんごのおかげで、これらの動物たちは桃太郎の仲間となり、鬼退治に参戦した。結果、桃太郎たちは鬼退治に成功した。しかし、きびだんごを桃太郎がもっていなければどうなっていただろうか。この場合、動物たちは桃太郎の仲間にならず、最後には桃太郎が一人で鬼退治に行くことになる。そのため、鬼退治は失敗するだろう。このように、そもそもお金や物がないと、生きていられない。僕も家族の財産の支えのおかげで、現在まで生きることができている。そのため、所持金や、品物の豊かさは大事なのだ。

一方、心の豊かさも大切だ。なぜならそれは、物質的な所有だけでは得られない、持続的な幸福感と充実感をもたらすからだ。僕は学校に行く際、清掃員の方に「おはようございます」と挨拶をしている。そのおかげで、自分も相手もうれしい気持ちになり、心が満たされている。挨拶はする方もされる方も幸福感を招くのだ。また僕は感謝の言葉である「ありがとう」を言うのを大切にしている。そのため、僕はあまりストレスがたまらなく、元気に今を過ごしている。他にも、心の豊かさは良好な人間関係を築くことができる。家族や友人などと落ち着いて話すことができる。そのため、友人や親族と温かいつながりを感じ、支えあうことができるのだ。

確かに、お金や物の豊かさと心の豊かさ、どちらも大切だ。しかし、最も大切なことは、「失敗というのは幻想に過ぎない。あるのは行動を起こしたという結果だけだ」というアンソニー・ロビンスの言葉もあるように、豊かな社会にするための行動をすることなのではないだろうか。何事も、計画はしても、行動に移さないとすべてが水の泡になってしまう。これは、心の豊かさやお金や物の豊かさにもいえることだ。なぜならそれらはお金や物をとるために行動をしないといけないからだ。そのため、僕はこれから計画を立てて終わるだけでなく、行動に移すことを意識していきたい。