あこりおさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、文章のはじめに「ゴーン。」という(かね)の音から始めて、大晦日の情景がとてもよく伝わってきます。
「まるで心にまで響く(ひびく)ような神聖(しんせい)な音だ」というたとえがうまく使われていて、読んでいる人にその場の雰囲気(ふんいき)を感じさせる力があります。
また、家族と過ごす大晦日の様子が具体的に書かれていて、紅白(こうはく)歌合戦を見ながらの会話や人生ゲームのエピソードが楽しく、文章に温かみが出ています。
さらに、昔の大晦日の歴史や年神様の話、お節料理や年越し(としこし)そばの意味について調べて書いているところは、とても立体的で深みがあります。
前に聞いた話や調べたことを上手に取り入れているので、作文が豊かになっているのがよくわかります。
最後に、「人間にとってお正月や大晦日は重要な節目である」というまとめの部分は、一般(いっぱん)化の主題がよく書けていて、作文全体をしっかり締めくくっ(しめくくっ)ています。
書き出しの(かね)の音に戻っ(もどっ)て「今年の初めの挨拶(あいさつ)を、文化で始める」という結びもとてもすてきです。
これからも、調べたことや自分の体験を組み合わせて、わかりやすく楽しい作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価】
たとえの表現:よくできている
前の話聞いた話:よく書けている
一般(いっぱん)化の主題:よく書けている
書き出しの結び:よく書けている
 

森リン評価 大晦日、お正月 he 01月1週 あこりお
字数/基準字数:
1236字/1200字
思考点:64点
知識点:71点
表現点:84点
経験点:95点
総合点:76点
均衡点:-2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙15種16個94%64点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙49種87個56%71点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙123種233個53%84点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙51種72個71%95点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1236字
 64点
 71点
 84点
 95点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 15種 16個 (種類率94%) 64点
、つまり,、例えば,。だから,いると,しまうと,すると,そのため,だと,だろう,られるかも,人間にとって,寝ざる,来年こそ,祀るため,触れると,

■知識語彙 49種 87個 (種類率56%) 71点
世代,両親,人生,人間,今年,会話,借金,健康,元旦,全員,出汁,勤勉,圧勝,変化,大晦日,定番,家族,平安,年女,意味,挨拶,文化,料理,新年,方策,日暮,日本,時代,普段,景気,来年,機会,歌合戦,正月,歴史,比較,準備,演歌,特別,白髪,神様,神聖,節目,紅白,重要,長命,長寿,雰囲気,黒豆,

■表現語彙 123種 233個 (種類率53%) 84点
お正月,お節,ここ,こと,さ,そう,そのため,そば,ひと時,まめ,もの,よう,わし,イネ,エビ,ギリギリ,ゲーム,シワ,ジャンル,テレビ,レンコン,一,一つ,三,三つ,上,世代,両親,中,二,二つ,人,人生,人間,今,今年,他,付け,会話,位,借金,健康,元旦,全員,出汁,初め,前,勤勉,午,厄,圧勝,変化,夜,大晦日,奥,始まり,定番,家,家族,平安,年,年女,年越し,心,意味,我が家,挨拶,数の子,文化,料理,新年,方,方策,日,日暮,日本,昔,時代,晩,普段,景気,曲,朝,来年,様々,機会,歌,歌合戦,正月,歳,歴史,母,比較,準備,演歌,火,災,父,物,特別,白髪,目,祀るため,神様,神聖,私,節目,系,紅白,縁切り,習わし,腰,言い伝え,調べ,諺,重要,長命,長寿,除夜の鐘,雰囲気,雲,音,黒豆,

■経験語彙 51種 72個 (種類率71%) 95点
あける,おる,しまう,しれる,てる,できる,はやる,まがる,もたらす,られる,れる,わかる,働く,切れる,勝つ,受け継ぐ,変わる,始まる,始める,寄る,寝る,弾む,待つ,意気込む,扱う,断ち切る,更かす,染みる,楽しむ,歌う,流行る,深める,生きる,知る,祀る,終わる,続く,締めくくる,聞く,聴く,触れる,起きる,越す,込める,迎え入れる,過ごす,遡る,響く,願う,食べる,驚く,

■総合点 76点

■均衡点 -2点
 

大晦日、お正月
   小6 あこりお(akorio)  2026年1月1日

 「ゴーン。」

 鐘の音が響き、空気を震わせた。一年の終わりにふさわしい、まるで心にまで響くような神聖な音だ。

 大晦日は、一年を締めくくる一日だ。我が家の大晦日とお正月の定番は、三つある。まず一つは、年越しそばを食べることだ。二つ目は、除夜の鐘を家のテレビから聞くことだ。ここまでは大晦日の定番で、三つ目は、一年の景気付けにお正月に人生ゲームをすることだ。我が家では、普段の夜更かしはよくないとされているが、大晦日だけは特別だ。年が越すまで起きて、除夜の鐘を聴く。

 今年も、大晦日の夜に年越しそばを食べた。出汁が甘くて、寒さに染みる。年越しそばを食べながら年越しまで、特別に紅白歌合戦を見た。見ていると、

「この人の曲知ってる」

「歌い方が前と変わってないね」

 などと会話が弾み、楽しいひと時を過ごすことができた。紅白の歌の中には、今の流行り物や演歌、定番の歌など、様々なジャンルの歌があって、私でも知っているものや両親の世代にはやったものなど、家族全員が楽しむことができた。父は、父の世代の紅白歌合戦と全く曲の雰囲気が変わったと言って驚いていた。今年、私は午年で年女だ。人生ゲームをすると、父の圧勝で、私が二位、母は借金ギリギリの三位だった。私は、来年こそ勝つぞ。と意気込んだ。

 昔と今の大晦日について調べ、比較してみた。大晦日の歴史は平安時代まで遡る。昔、大晦日は正月に迎え入れる歳神様を祀るための準備の日であった。年神様とは、イネの方策をもたらすとされている神様のことだ。昔は一日が夜から始まって朝に続くとされており、大晦日の日暮からすでに新年の始まりであった。そのため、大晦日の夜は年神様を待ち、一晩中寝ずに起きて奥という習わしがある。もしうっかり寝てしまうと、白髪になる、シワが寄るなどという言い伝えもあったそうだ。 一年の系は元旦にありという諺があるように、一年の初めや終わりである正月、大晦日は昔から重要な日として扱われてきたとわかった。

 お節料理や年越しそばには、意味が込められているのを知っているだろうか。年越しそばには二つの意味が込められていて、「細く長い」そばに長寿や火雲長命を願う意味と、「切れやすい」そばで一年の厄災を断ち切る縁切りの意味がある。お節料理には、例えばエビだと、「腰がまがる」まで生きる、つまり長寿を願う意味があったり、黒豆は「まめに働く」、つまり健康や勤勉を願う意味があったりする。他にも数の子やレンコンなどにも、一つ一つきちんと意味が込められている。

 このことから、人間にとってお正月や大晦日は重要な節目である。昔から今まで、変化しつつも受け継がれてきている日本の文化でもある。だから、お正月や大晦日の機会に、文化を知った上でお節や除夜の鐘に触れると、より一層文化を深められるかもしれない。私は今年の初めの挨拶を、文化で始める。

「あけましておめでとう。」