私の宝物
()
年月日
「アハハハ!」
私は宝物をたくさん持っている。きっと他の人もそうだといえるだろう。野球好きな人は野球のバット、サッカーが好きな人は、サッカーボール、ピアノを弾くのが好きな人は、ピアノ等が挙げられるだろう。私の宝物の中でも気に入っているものは、簡単に分類すると、『本』と『ぬいぐるみ』の二つだ。
私は年間500冊もの本を読むような、本好きで、家にもたくさん本がある。たいてい、図書館で読み面白かった本、面白いと評判の本がたくさんあるため、面白くない本はない。すべてお気に入りだ。家に置いてある本の中には私が低学年の頃に読んでいた本も、少なからず残っている。それ等は、私が学校で頑張ったり、疲れたりした時によく読む。小さい子向けの本は、やわらかい表現ややわらかい文章で書かれているものが多いため、安心感を得ることができる。又、昔母と父が集めていた漫画も、宝物だ。ギャグが多く、何回読んでも
「アハハハ!」
と自分でも驚いてしまうほど爆笑してしまう。ストレスが溜まったときなども、漫画を読み、たくさん笑うことで、心の奥底にたまっていたもやもやが解消される。本や漫画、どちらも長く使っているものだがそれにしてはきれいな方だと私は自負している。大切にものを使うと、それだけそのものは長く使えるようになるはずだと思う。
私の二つ目の宝物は『ぬいぐるみ』だ。こちらは昔は肌身離さず持っていたし、今も寝るときは一緒なため、少し色落ちしてしまったり、ふわふわなのが少し硬くなってしまっている。でも私はそれらのぬいぐるみがとても好きだ。たとえ、きれいな新品のぬいぐるみと、交換を持ちかけられても、許可はしない。遊んでいるときにできてしまったシミも、私にとっては大切な思い出になっている。何も思いや思い出もないきれいなものよりも、私は思い出がたくさん詰まっているぬいぐるみの方が嬉しい。
元図工の先生の祖父に、私のように宝物はあるか?と質問すると、彫刻刀を持ってきてくれた。これは、五十年以上前から使われていて、亡くなった祖父の母から、譲り受けたらしい。私が見る限り、彫刻刀の柄はつるつるしていて、そんな前のものだとは思えなかった。大切に使っている証拠なのだろう。祖父に、祖父が彫刻刀で作った、鎌倉彫の鏡やお皿を見せてもらった。とてもきれいで、掘ってある花や草が繊細で、凹凸があったため、まるでプロが作ったみたいだと感動した。また、50年も使い続けたなんて、すごいと思う。思い出があるだけ愛着がわき、ずっと使い続けられるのだ。
『Old is gold』という、『古いものは良い』という意味の外国のことわざがあるように、長く使い、思い出があるものの方が素晴らしい新品のものよりも大切にされるということが分かった。わたしは、物を大切にして、愛着をもって使い続けていきたい。
「やっぱりこの漫画、面白いな。」