ゆきさん、作文を読んでとても楽しく感じました。
まず、紅白(こうはく)歌合戦を最後まで見ることの喜びや、年越し(としこし)の時間の不思議さが生き生きと伝わってきました。
冒険(ぼうけん)をしているような気持ち」というたとえがうまく使われていて、ゆきさんの気持ちがよく伝わります。
また、年越し(としこし)そばが食べられないことから、うどんやおせち料理の意味を調べて書いたところは、とても立体的な文章になっています。
家族の話や昔の人の考えを取り入れているので、ゆきさんの経験だけでなく広い視野(しや)で書けているのが素晴らしいです。
お年玉の話では、祖母の存在(そんざい)が「女神のよう」と表現されていて、感情が豊かに表現されています。
最後の段落(だんらく)では、今年の目標やお正月の意味について考えていて、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。
全体を通して、ゆきさんの気持ちや考えが丁寧(ていねい)描か(えがか)れていて、読み手に伝わりやすい文章になっています。
これからも、ゆきさんらしい視点(してん)でいろいろなことを書いてみてください。

項目(こうもく)評価】
たとえがうまく使われています
前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
 

森リン評価 一年矢の如し he 01月1週 ゆき
字数/基準字数:
1293字/1200字
思考点:79点
知識点:72点
表現点:78点
経験点:80点
総合点:84点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙21種31個68%79点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙50種64個78%72点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙110種205個54%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙41種78個53%80点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1293字
 79点
 72点
 78点
 80点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21種 31個 (種類率68%) 79点
。だから,。例えば,からきっと,くれるので,しまうと,たので,だから,だろう,と思う,なるらしい,みると,を考える,人間にとって,振り返ろう,明けると,私にとって,見よう,見ると,過ぎると,食べよう,食べると,

■知識語彙 50種 64個 (種類率78%) 72点
万博,不思議,中学,五穀豊穣,人間,今年,以下,修学旅行,先生,光陰,冒険,勉強,十二月,卒業,去年,友達,四角,大人,大切,女神,実感,家族,市販,年末年始,従妹,心機一転,心配,意味,文集,料理,新年,時計,時間,最後,最高,来年,毎日,準備,物事,目標,祖母,節目,紅白,縁起,自律,言霊,誘惑,進学,部活,電源,

■表現語彙 110種 205個 (種類率54%) 78点
いろいろ,うどん,お年玉,お正月,きれい,くわい,こと,ごまめ,ご利益,しわ,そう,そば,たち,たて,とき,なん,もち,よう,アレルギー,イベント,テレビ,トッピング,ルール,一,万,万博,不思議,中学,二,五,五穀豊穣,人,人間,今,今年,以下,修学旅行,先生,光陰,八,六,円,冒険,出会い,前,勉強,十,十二月,千,卒業,去年,友達,四角,大みそか,大人,大切,女神,如し,実感,家,家族,市販,年,年末年始,年越し,幸せ,従妹,心機一転,心配,急,意味,我が家,手,手作り,文集,料理,新年,日,昔,時,時計,時間,最後,最高,来年,楽しみ,母,毎日,気,気持ち,準備,物事,目標,矢,祖母,私,節目,紅白,縁起,自律,芽,言霊,誘惑,進学,部活,集め,電源,額,願い,餅,

■経験語彙 41種 78個 (種類率53%) 80点
おせる,かける,くれる,しまう,せる,ちる,つく,と思う,まるめる,もらう,もらえる,られる,わたる,を考える,丸める,休む,会える,作る,出る,切る,合う,始まる,待ちかねる,感じる,担ぐ,振り返る,明ける,決まる,終わる,続く,見れる,調べる,負ける,買う,起きる,超える,込める,迎える,過ぎる,過ごす,食べる,

■総合点 84点

■均衡点 7点
 

一年矢の如し
   小6 ゆき(aonari)  2026年1月1日

 「よし、今年こそ最後まで紅白を見るぞ!」

うちでは毎年紅白歌合戦を見る。だが、いつも決まって途中で録画して寝るので、最後まで見たことがなかった。今年こそ最後まで見るぞと思って初めて最後まで見たときは、大人になったような気がしてとてもうれしかった。紅白が終わって時計を見ると、十二時だった。私は十二時まで起きていたことがなかったので、冒険をしているような気持ちになった。十二時を過ぎるまでは二千二十五年なのに、十二時を過ぎると急に二千二十六年になったことがとても不思議に感じた。来年も起きて紅白を見ようと思った。

 私はそばが食べられない。アレルギーではないと思うのだが、食べると気持ちが悪くなってしまうのだ。だから年越しそばが食べられない。家族は年越しそばを食べるのだが、私だけ年越しうどんである。うどんでは縁起が良くないのかと心配になって調べてみると、うどんには太く長い一年になるように、太く長く幸せにという意味が込められているそうだ。また、トッピングのかけ合わせでさらに縁起が良くなるらしい。去年から、母はおせち料理を作るのを休んで、市販のおせちを買っているが、くわいとごまめは手作りしている。おせち料理にも、いろいろな意味が込められている。例えば、くわいは物事に芽が出るように、ごまめは五穀豊穣の願いが込められている。昔の人たちは言霊を大切にし、縁起を担いでいた。今まで続いてきたのだからきっとご利益があると思う。私はおせちを食べる時に、意味や願いを考えたこともなかった。来年おせちを食べるときは意味や願いを考えて食べようと思った。

 年が明けると、待ちかねたお年玉の集め時になる。我が家には、あるルールがある。もらったお年玉の額が一万円以下だったら、私がもらえる。でも、もし超えてしまうと、お年玉は母の手にわたってしまうのである。こんな時、決まって祖母は五千円をくれるので、私にとっては女神のようである。十二月二十八日は決まって祖母の家にもちまるめをしに行く。つきたての熱い餅をきれいにしわがないように丸めるのは意外と難しい。市販の餅は四角の餅が多いが、やはり縁起がいいのは丸い餅である。年末年始は従妹に会えて、お年玉ももらえるのだから私にとって最高のイベントである。

 大みそかに一年を振り返ってみると、いろんなことがあったのにもう昔のことになってしまったと実感する。一年は光陰矢の如しである。私にとって去年はいろんなイベントがあった年だ。万博や修学旅行に卒業文集などである。そして今年は中学に進学し部活や新しい勉強も始まる。新しい先生や友達との出会いも楽しみだ。今年の目標は、自律をして、誘惑に負けないようにしたい。もしお正月がなかったら、ただなんの節目もない毎日を過ごすことになってしまっていただろう。人間にとって大みそかとお正月とは、一年を振り返って、心機一転、新しい年を迎える準備をする時間だと思う。私も、新年を迎える前は一年を振り返ろうと思った。

「やっと最後まで見れたぞ!」

私はテレビの電源を切った。