あさゆほさん、今回の作文は「そっ啄の機」という言葉の意味をしっかりと理解(りかい)し、自分の生活や家族の体験と結びつけて考えられているところがとてもよいです。
自分の体験だけでなく、家族の話も取り入れているので、文章に深みが出ていて、読み手に伝わりやすくなっています。
また、「一寸(いっすん)先は(やみ)」ということわざを使って、人生の予測(よそく)できない瞬間(しゅんかん)について考えている点も素晴らしい(すばらしい)です。
自分の考えをまとめるだけでなく、本文の内容(ないよう)をもとに自分の気づきをしっかり書けているので、「わかったことがよく書けています」。
最後に、書き出しの「そっ啄の機」という言葉に戻っ(もどっ)て、これからの自分の生き方にどう生かしていくかを述べ(のべ)ているので、「書き出しの結びがよく書けています」。
全体を通して、具体的な体験や話を交えながら、自分の考えを丁寧(ていねい)に伝えているので、読み手に強い印象を与え(あたえ)ています。
これからも、自分の経験(けいけん)や周りの人の話を大切にしながら、考えを深めていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・ことわざがよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 タイミングが命を救うとき ne 01月2週 あさゆほ
字数/基準字数:
1143字/1000字
思考点:64点
知識点:62点
表現点:71点
経験点:94点
総合点:69点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:67点
知識点:65点
表現点:74点
経験点:97点
総合点:76点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙15種19個79%64点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙36種51個71%62点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙96種142個68%71点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙50種73個68%94点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1143字
 64点
 62点
 71点
 94点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 15種 19個 (種類率79%) 64点
。だからこそ,いれば,おらざる,そう考える,たかも,だかも,と思う,のため,ぶつからざる,今思う,思い返すと,思うと,考えると,聞くと,見ると,

■知識語彙 36種 51個 (種類率71%) 62点
一寸,予想,人生,体験,保育園,偶然,公園,出来事,努力,包丁,危機一髪,危険,友達,大切,家族,左右,日常,普段,本文,林間,毎日,準備,無意識,特別,状況,瞬間,祖父,経験,結果,自分,自身,自転車,途中,金網,青信号,食事,

■表現語彙 96種 142個 (種類率68%) 71点
いくつ,いつ,いつか,けが,こと,ことわざ,ころ,そっ啄,だんじり,とき,ところ,のため,ひとつ,ひび,よう,わけ,ケガ,コントロール,コース,スキー,スピード,セット,タイミング,チャンス,バス,リビング,一,一寸,下,中,予想,事,人,人生,今,体験,保育園,偶然,先,公園,出来事,努力,包丁,危機一髪,危険,卵,友達,命,大切,姉,子ども,家,家族,崖,左右,幸い,度,心,手,方,日常,普段,本文,板,林間,機,母,毎日,準備,無意識,父,特別,状況,瞬間,祖父,祭り,私,経験,結果,綱,考え,腕,自分,自身,自転車,話,誰,誰か,近く,途中,通り,金網,闇,隣,青信号,食事,

■経験語彙 50種 73個 (種類率68%) 94点
おく,おる,くれる,しまう,しれる,すぎる,すむ,ずれる,そう考える,つかめる,できる,と思う,ひく,ひそむ,ぶつかる,れる,わかる,今思う,伸ばす,入る,出す,助かる,助ける,動かす,変わる,失う,引っかかる,引っ張る,待つ,思い返す,感じる,曲がる,気づく,洗う,積み重ねる,突っ込む,置く,聞く,育てる,落とす,訪れる,読む,転ぶ,逃す,通う,遅れる,過ごす,違う,離す,飛ぶ,

■総合点 69点

■均衡点 -3点
 

タイミングが命を救うとき
   小5 あさゆほ(asayuho)  2026年1月2日

 本文では、「そっ啄の機」とは、内側からの準備と外側からの刺激がぴったり合う瞬間のことであり、考えや出会いにも同じような決定的なタイミングがあると述べられていた。私はこの考えを読みながら、自分の生活の中にも、気づかないだけで似たような瞬間があるのではないかと思った。特に、タイミングが少し違うだけで結果が大きく変わるという事に強く心を動かされた。

 私自身にも、思い返すと「そっ啄の機」のような出来事がある。小さいころ、保育園のお食事セットを家で洗っていたとき、隣に置いてあった包丁が、どういうわけかリビングの方へ飛んでいったことがあった。今思うととても危険な状況だったが、幸いにも誰も近くにおらず、ケガをした人は一人もいなかった。もし包丁が飛ぶタイミングが少しでもずれていたら、誰かが大けがをしていたかもしれない。そう考えると、無意識にそんなことをしていたのが怖いと思ったし、普段は気づかないけれど、日常にもそっ啄の機のような瞬間があるのだと思った。

 家族の話を聞いてみても、同じように「タイミングひとつで命が助かった」出来事がいくつもあった。母はスキーの林間コースでスピードを出しすぎてコントロールを失い、金網に突っ込んでしまったことがある。ふと見るとスキー板が金網に引っかかっていて、その下は崖で、ちょうどバスが通っていた。もし引っかかるタイミングが少し違っていたら、命を落としていたかもしれない。父も、子どものころにだんじり祭りで転んでしまい、綱を離してしまったとき、もう少しでだんじりにひかれるところを祖父が引っ張り出して助けてくれたという。祖父が手を伸ばすタイミングが少しでも遅れていたら、どうなっていたかわからない。姉も、自転車で友達と公園に行く途中、青信号で左右に曲がったときにぶつかり、腕にひびが入ったことがあった。曲がるタイミングが違っていれば、ぶつからずにすんだかもしれない。こうした話を聞くと、家族にも一度は危機一髪の経験があるのだと感じたし、まさに「一寸先は闇」ということわざの通り、人生には予想できない瞬間があるのだと思った。

 本文を読んで、そして自分や家族の体験を思い返してみて、私は「そっ啄の機」は特別な出来事だけにあるのではなく、日常の中にもひそんでいるのだと気づいた。チャンスも危険も、タイミングひとつで結果が変わる。だからこそ、偶然を待つだけでなく、準備しておくことでチャンスをつかめるのだと思う。そして、いつ訪れるかわからないその瞬間のために、普段から自分の“卵”を育てておくことが大切だと感じた。これからは、ただ毎日を過ごすのではなく、いつか訪れるそっ啄の機を逃さないように、自分の考えや努力を少しずつ積み重ねていきたい。