戦争の反省
中2 すみひな(sumihina)
2026年1月2日
今、世界各国では様々な戦争、紛争が行われている。少し歴史をさかのぼって見るだけでも、太平洋戦争では東京大空襲、原爆投下、沖縄戦などの国外での被害や中国での戦闘など、数多くの戦闘があった。なぜ人々は戦争をするのだろう。どの場所でもたくさんの人の命が失われ、犠牲になった。「慰霊祭」として戦争の犠牲者や残された遺族の気持ちや感情を慰めることは大切だ。しかし、冷静な分析と研究をして、戦争が起きた原因やその後の展開に対する一つ一つの原因・結果を検証すべきではないだろうか。そうすれば、今まで行われてきた戦争のうちのいくつかはどうすれば戦争が起きなかったなどの理由を解明することができると私は思う。
その方法の一つとして挙げられるのが、戦争の悲惨さや残酷さを後世に語り継ぎ反省することだ。私は戦争についての本をいくつも読んだことがあるが、どの本を読んでも痛々しい内容がつづられている。その中でも「永遠のゼロ」は特に印象に残る一冊だった。主人公の本当の祖父が太平洋戦争で戦ったパイロットだということを知り、祖父の人生ついて知っていき、今まで過ごしてきた祖父が実の祖父をかばって傷を負ったことから、関係が変わっていくという本だ。特攻についての真実や、実際の戦争がどのようなものかということがとてもよくわかった。この本を読んだことで私は過去の戦争を忘れず、同じ過ちをくり返さないようにすることが、大切だと思った。
だが、一人でこのような内容を考えているだけでは戦争はなくならないと私は思う。兵器を製造している会社などはきっと戦争が起きたら大喜びするだろう。宗教なども同じように、信じる人がいて、布教している人がいるからなくならないのだ。それでも、戦争が反省すべきことであるのは変わりない。昔話の桃太郎でも、人間に悪事を働いていた鬼は最終的に桃太郎たちによって退治されてしまう。このことから、争いは相手に被害を与え、最後には自分たちも滅びてしまうものであり、していいことではないといえるのではないだろうか。
確かに、過去の戦争を反省することも、戦争をもう起こさないよう考えることも必要なことだ。しかし、「知は行の本なり」と吉田松陰が言ったように、一番大切なのは「戦争」そのものについて個人が正しい理解をすることではないかと私は思う。一人一人が正しい知識を持てば、戦争がどのような結果を招くか、どのようにしたら戦争が起きないかということをおおよそ予想できるはずだ。もしそれが事実とは全く違うものだったとしても、正しい知識を持つことに越したことはない。だからこそ、私たちは戦争を「過去の出来事」として片づけ、なぜ起きたのか、どのような結果を招いたのかを学ぶことが大切なのだ。私自身も、戦争を他人事、過去のこととして考えず、知識を得、戦争を起こさないために何ができるのかを考えるように頑張っていきたい。