すみひなちゃん、こんにちは。高得点、すばらしい作品です。
戦後80年、今や、戦争体験者は超高齢世代となりました。ほぼ戦争を知らない日本になりましたが、領土問題や基地問題など戦後の課題は残されたままです。事実による鎮魂はまだなされていないのです。
すみひなちゃんは、戦争のない世代のひとりとして、平和を論理的科学的に解明すべきと考えるのですね。そのためには、A「戦争の悲惨さや残酷さを後世に語り継ぎ反省すること」とB「戦争の仕組みを解き明かしていくこと」ですね。
★中学2年生の総合化の主題は、二段落に意見A,三段落に意見Bを書き、意見Cでまとめるので、(二段落)三段落の冒頭に、はっきりと意見の文を置くと明快になります。
実例として挙げた「永遠のゼロ」いいですね。先生は祖父母が戦争に幾度も巻き込まれていたし、母も集団疎開の記憶を語ってくれたので、まだ悲惨さがわかりました。今では、映画や本が大切です。桃太郎も力をふるう争いのむごい顛末を語っていますね。
「一番大切なのは「戦争」そのものについて個人が正しい理解をすることではないか」「戦争を他人事、過去のこととして考えず」取り組もうというまとめがすばらしいです。
<<え2015/223pみ>>
すみひなさんの作文は、戦争について深く考え、自分の意見をしっかりと述べている点がとても素晴らしいです。
歴史的な事実や具体的な本の紹介を通して、戦争の悲惨さや反省の必要性を伝えているところがよくできています。
特に「永遠のゼロ」を読んだ体験を通じて、戦争の実態や家族の関係性まで考えを広げているのは、体験実例がよく書けている証拠です。
また、桃太郎の昔話を用いて争いの結果を説明している部分は、昔話の実例がよく書けていて、説得力を高めています。
さらに、吉田松陰の言葉を引用し、「知は行の本なり」という名言を使って、知識の重要性を強調しているのも効果的です。
複数の意見をバランスよく取り入れ、最後には個人の正しい理解が戦争を防ぐ鍵だとまとめているので、総合化の主題がよく書けています。
全体を通して、戦争に対する真剣な姿勢と学びへの意欲が伝わってきて、とても感心しました。
【項目評価】
体験実例がよく書けています
昔話の実例がよく書けています
名言がよく書けています
複数の意見がよく書けています
総合化の主題がよく書けています
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1211字/1200字
思考点:87点
知識点:86点
表現点:78点
経験点:86点
総合点:90点
均衡点:6点
■思考語彙 24種 33個 (種類率73%) 87点
n確か,、なぜ,。しかし,。だからこそ,。なぜ,いるから,すべき,すれば,たちによって,だろう,できると,できるはず,といえ,として考える,と思う,ないため,ないと,はきっと,は思う,よう考える,を考える,忘れざる,持てば,考えるざる,
■知識語彙 70種 112個 (種類率63%) 86点
一番,中国,主人公,予想,事実,人事,人生,人間,会社,個人,兵器,内容,冷静,出来事,分析,印象,原因,原爆,反省,吉田,国外,場所,大切,太平洋戦争,宗教,展開,布教,後世,必要,悪事,悲惨,感情,慰霊,戦争,戦闘,投下,方法,昔話,最後,最終,本当,東京,松陰,桃太郎,検証,歴史,残酷,永遠,沖縄,特攻,犠牲,理由,理解,相手,真実,知識,研究,祖父,空襲,紛争,結果,自分,自身,被害,製造,解明,退治,過去,遺族,関係,
■表現語彙 110種 208個 (種類率53%) 78点
n確か,いくつ,うち,こと,さ,そのもの,その後,それ,たくさん,たち,できるはず,ないため,もの,よう,ゼロ,パイロット,一,一つ,一番,中,中国,主人公,予想,争い,事実,人,人々,人事,人生,人間,今,会社,何,個人,傷,兵器,内容,冊,冷静,出来事,分析,印象,原因,原爆,反省,吉田,命,喜び,国外,場所,大切,太平洋戦争,宗教,実,展開,布教,後世,必要,悪事,悲惨,感情,慰霊,戦,戦争,戦闘,投下,方法,昔話,最後,最終,本,本当,東京,松陰,桃太郎,検証,歴史,残酷,気持ち,永遠,沖縄,特攻,犠牲,理由,理解,的,相手,真実,知,知識,研究,祖父,祭,私,空襲,紛争,結果,者,自分,自身,行,被害,製造,解明,退治,過ち,過去,遺族,関係,鬼,
■経験語彙 45種 69個 (種類率65%) 86点
かばう,さかのぼる,しまう,つく,つづる,できる,といえ,として考える,と思う,なくなる,は思う,よう考える,られる,れる,わかる,を考える,与える,信じる,働く,変わる,失う,学ぶ,得る,忘れる,慰める,戦う,招く,持つ,挙げる,残す,残る,滅びる,片づける,知る,行う,語り継ぐ,読む,負う,起きる,起こす,越す,返す,過ごす,違う,頑張る,
■総合点 90点
■均衡点 6点
戦争の反省
中2 すみひな(sumihina)
2026年1月2日
今、世界各国では様々な戦争、紛争が行われている。少し歴史をさかのぼって見るだけでも、太平洋戦争では東京大空襲、原爆投下、沖縄戦などの国外での被害や中国での戦闘など、数多くの戦闘があった。なぜ人々は戦争をするのだろう。どの場所でもたくさんの人の命が失われ、犠牲になった。「慰霊祭」として戦争の犠牲者や残された遺族の気持ちや感情を慰めることは大切だ。しかし、冷静な分析と研究をして、戦争が起きた原因やその後の展開に対する一つ一つの原因・結果を検証すべきではないだろうか。そうすれば、今まで行われてきた戦争のうちのいくつかはどうすれば戦争が起きなかったなどの理由を解明することができると私は思う。
その方法の一つとして挙げられるのが、戦争の悲惨さや残酷さを後世に語り継ぎ反省することだ。私は戦争についての本をいくつも読んだことがあるが、どの本を読んでも痛々しい内容がつづられている。その中でも「永遠のゼロ」は特に印象に残る一冊だった。主人公の本当の祖父が太平洋戦争で戦ったパイロットだということを知り、祖父の人生ついて知っていき、今まで過ごしてきた祖父が実の祖父をかばって傷を負ったことから、関係が変わっていくという本だ。特攻についての真実や、実際の戦争がどのようなものかということがとてもよくわかった。この本を読んだことで私は過去の戦争を忘れず、同じ過ちをくり返さないようにすることが、大切だと思った。
だが、一人でこのような内容を考えているだけでは戦争はなくならないと私は思う。兵器を製造している会社などはきっと戦争が起きたら大喜びするだろう。宗教なども同じように、信じる人がいて、布教している人がいるからなくならないのだ。それでも、戦争が反省すべきことであるのは変わりない。昔話の桃太郎でも、人間に悪事を働いていた鬼は最終的に桃太郎たちによって退治されてしまう。このことから、争いは相手に被害を与え、最後には自分たちも滅びてしまうものであり、していいことではないといえるのではないだろうか。
確かに、過去の戦争を反省することも、戦争をもう起こさないよう考えることも必要なことだ。しかし、「知は行の本なり」と吉田松陰が言ったように、一番大切なのは「戦争」そのものについて個人が正しい理解をすることではないかと私は思う。一人一人が正しい知識を持てば、戦争がどのような結果を招くか、どのようにしたら戦争が起きないかということをおおよそ予想できるはずだ。もしそれが事実とは全く違うものだったとしても、正しい知識を持つことに越したことはない。だからこそ、私たちは戦争を「過去の出来事」として片づけ、なぜ起きたのか、どのような結果を招いたのかを学ぶことが大切なのだ。私自身も、戦争を他人事、過去のこととして考えず、知識を得、戦争を起こさないために何ができるのかを考えるように頑張っていきたい。