「楽しみ」の力

   小5 あけのの(akenono)  2026年1月1日

 「ふk」バシン!ものすごい音を立てて、一枚の札を取った。

私は、毎年お正月にはいろいろなことをする。獅子舞にかまれに行ったり、親せきと集まっておせちを食べたりなど。どれもとても楽しいが、その中で私は学校で行う行事が好きだ。

 お正月の行事で上位に入るのは、かるた会だ。私の学年は、百人一首を行う。1,2年生は学校専用のかるた、3,4年生は色つ百人一首だ。学校専用のかるたの時は、カードがどこにあるのかわからなくなるのでかるた会は苦手だったが、今はかるた会が好きだ。私は、なるべく上位に入るために気合を入れて21句覚えた。かるた会は、まずは席の六人班で行った後に、順位ごとに行う。一回戦目は私が圧勝し、見事1位になったが、2回戦目はとても強い子がいて、2位になった。私は、存在を認知していた得意札は、決まり字が読まれたらすぐに取る。先生がまだ上の句を読んでいて、クラスがシーンと静かな中、静寂を破って「バシン!」と銃声のような音を立てながら札を取ったときは、爽快感を味わえた。来年に向けて、もっと多くの句を覚えたいと思う。

 母は、長期休みの中で冬休みが一番好きだったそうだ。それは、クリスマスとお正月があるからだと言っていた。クリスマスはプレゼントをもらえるし、お正月はお年玉をもらえる。特に、お正月には大好物であるお雑煮が食べられるから好きだそうだ。母の大好物であるお雑煮は、祖母の祖父が北海道の人だったので、北海道よりだそうだ。具は、かまぼこ、ちくわ、高野豆腐、なると、ゴボウ、鶏肉、長ネギ、お餅などの約8種類入っていて、鶏ガラだしだ。母は、そのお雑煮をじぶんで作るために、何度も再現をしていたが、本人曰く何かが違うらしい。私も、そのお雑煮は大好きだ。

 お正月には様々な「楽しみ」があって、それは人それぞれだということが分かった。楽しみがきっかけで、頑張ろうと思えることもある。例えば、私は学校のかるた会がきっかけで百人一首をもっとたくさん覚えようと思ったし、母は実家のお雑煮が好きだから頑張って再現しようとしている。他にも、お正月に限らず、週に一回のクラブ活動が楽しみで、休み時間にも練習をする子や、給食のごくまれに出るメニューが楽しみで作り方を覚えた人など、楽しみが理由で特技が増えた人もたくさんいる。これからは、何事にも「楽しみ」を見つけて、頑張ろうという意欲を見出したいと思う。

「・・・くからに~あきのくさきの~しをるれば~・・・」一文字目で取った札の残りが、まだ読まれている。今年もいい一年になりますように。