【まえ先生からのひとこと♪】
最初の「バシン!」という一音から、一気に世界に引きこまれる作文でした。かるた会の緊張感と楽しさ、お母さんのお雑煮への思い、そして「楽しみ」が人を成長させるという気づきまで、ひとつのお正月の体験を通して、とても大きなことを伝えてくれています。場面・気持ち・考えが、どれもいきいきと動いていて、読んでいてワクワクしました。
【特に優れていた点】
・冒頭と結びでかるたの場面を使い、作文全体が円のようにまとまっている点
・「バシン!」「銃声のような音」など、音や感覚の表現がとても上手な点
・かるたとお雑煮の話を「楽しみが人を伸ばす」という考えにつなげている点
【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・かるた会で負けたときのくやしさや、そのあとの気持ちも少し書けると、成長の物語がさらに深まります
・お雑煮の味を、におい・温かさ・食べた瞬間の感じなどでもう一歩表現できると、読者も一緒に食べている気分になります
――かるたの札を一文字目で取ったように、この作文も読む人の心を一気に取る力を持っています。来年は、覚えた句の数も、言葉の力も、きっともっと増えますね。
■思考語彙 17種 20個 (種類率85%) 69点
。例えば,あるから,しよう,たので,だから,と思う,と思える,なると,なるので,られるから,るれば,作るため,入るため,覚えよう,違うらしい,限らざる,頑張ろう,
■知識語彙 45種 60個 (種類率75%) 68点
一文字,一番,上位,今年,何事,先生,再現,北海道,回戦,圧勝,好物,存在,学年,学校,実家,専用,年生,得意,意欲,時間,本人,来年,気合,活動,爽快,特技,理由,百人一首,祖母,祖父,種類,給食,練習,苦手,行事,見事,認知,豆腐,銃声,長期,雑煮,静寂,順位,高野,鶏肉,
■表現語彙 121種 201個 (種類率60%) 83点
あきの,お年玉,お正月,かまぼこ,かるた,きっかけ,こと,ごと,そう,それ,それぞれ,たくさん,だし,ちく,とき,どこ,どれ,ぶん,まれ,よう,カード,クラス,クラブ,クリスマス,ゴボウ,シーン,プレゼント,メニュー,一,一文字,一番,上の句,上位,中,人,今,今年,他,休み,会,位,何,何事,作り方,作るため,先生,入るため,六,具,再現,冬休み,北海道,句,回,回戦,圧勝,多く,大好き,好き,好物,子,字,存在,学年,学校,実家,専用,席,年,年生,度,後,得意,意欲,感,時,時間,曰く,本人,札,来年,楽しみ,様々,残り,母,気合,活動,爽快,特技,班,理由,百,百人一首,目,祖母,祖父,私,種類,給食,練習,色,苦手,行事,見事,認知,豆腐,週,銃声,長ネギ,長期,雑煮,静か,静寂,音,順位,餅,首,高野,鶏,鶏肉,,,
■経験語彙 27種 46個 (種類率59%) 60点
と思う,と思える,もらえる,られる,れる,わかる,作る,入る,入れる,出る,分かる,取る,向ける,味わえる,増える,決まる,破る,立てる,行う,見つける,見出す,覚える,読む,違う,限る,頑張る,食べる,
■総合点 72点
■均衡点 2点
「楽しみ」の力
小5 あけのの(akenono)
2026年1月1日
「ふk」バシン!ものすごい音を立てて、一枚の札を取った。
私は、毎年お正月にはいろいろなことをする。獅子舞にかまれに行ったり、親せきと集まっておせちを食べたりなど。どれもとても楽しいが、その中で私は学校で行う行事が好きだ。
お正月の行事で上位に入るのは、かるた会だ。私の学年は、百人一首を行う。1,2年生は学校専用のかるた、3,4年生は色つ百人一首だ。学校専用のかるたの時は、カードがどこにあるのかわからなくなるのでかるた会は苦手だったが、今はかるた会が好きだ。私は、なるべく上位に入るために気合を入れて21句覚えた。かるた会は、まずは席の六人班で行った後に、順位ごとに行う。一回戦目は私が圧勝し、見事1位になったが、2回戦目はとても強い子がいて、2位になった。私は、存在を認知していた得意札は、決まり字が読まれたらすぐに取る。先生がまだ上の句を読んでいて、クラスがシーンと静かな中、静寂を破って「バシン!」と銃声のような音を立てながら札を取ったときは、爽快感を味わえた。来年に向けて、もっと多くの句を覚えたいと思う。
母は、長期休みの中で冬休みが一番好きだったそうだ。それは、クリスマスとお正月があるからだと言っていた。クリスマスはプレゼントをもらえるし、お正月はお年玉をもらえる。特に、お正月には大好物であるお雑煮が食べられるから好きだそうだ。母の大好物であるお雑煮は、祖母の祖父が北海道の人だったので、北海道よりだそうだ。具は、かまぼこ、ちくわ、高野豆腐、なると、ゴボウ、鶏肉、長ネギ、お餅などの約8種類入っていて、鶏ガラだしだ。母は、そのお雑煮をじぶんで作るために、何度も再現をしていたが、本人曰く何かが違うらしい。私も、そのお雑煮は大好きだ。
お正月には様々な「楽しみ」があって、それは人それぞれだということが分かった。楽しみがきっかけで、頑張ろうと思えることもある。例えば、私は学校のかるた会がきっかけで百人一首をもっとたくさん覚えようと思ったし、母は実家のお雑煮が好きだから頑張って再現しようとしている。他にも、お正月に限らず、週に一回のクラブ活動が楽しみで、休み時間にも練習をする子や、給食のごくまれに出るメニューが楽しみで作り方を覚えた人など、楽しみが理由で特技が増えた人もたくさんいる。これからは、何事にも「楽しみ」を見つけて、頑張ろうという意欲を見出したいと思う。
「・・・くからに~あきのくさきの~しをるれば~・・・」一文字目で取った札の残りが、まだ読まれている。今年もいい一年になりますように。