あこまきさん、今回の作文は「読書と視聴覚(しちょうかく)文化の関係」について、しっかりと自分の考えをまとめていて、とてもよく書けています。
特に、テレビやアニメ、漫画(まんが)と読書の違い(ちがい)やそれぞれの良さを具体的に説明しているところがわかりやすく、説得力があります。
推し(おし)の子』の話を取り入れて、自分の体験を交えながら、アニメと小説の表現の違い(ちがい)を説明している点は、文章に深みが出ていて素晴らしいです。
また、「たとえ」を使って読書を「どこでもドアのようなもの」と表現しているところは、イメージがわきやすく、たとえがうまく使われています。
ヨーク大学の研究を紹介(しょうかい)して、読書が(のう)与える(あたえる)影響(えいきょう)についても触れ(ふれ)ているので、文章に説得力が増しています。
「人間にとって読書とは想像力の(つばさ)を広げさせられる」という一般(いっぱん)的な考えも書かれていて、主題がしっかりしています。
さらに、結びの部分で「どこでもドア」という書き出しのキーワードを使っているので、文章のまとまりがよく感じられます。
全体として、あこまきさんの考えがよく伝わる、内容の充実(じゅうじつ)した作文でした。

項目(こうもく)評価】
・たとえの表現:よく使えている
・前の話や聞いた話:自分の体験がよく書けている
・ことわざ:使われている(「百(へん)位自ら通ず」)
一般(いっぱん)化の主題:しっかり書けている
・書き出しの結び:よくつながっている
 

森リン評価 本という想像の世界 he 01月2週 あこまき
字数/基準字数:
1304字/1200字
思考点:67点
知識点:83点
表現点:85点
経験点:88点
総合点:82点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙16種21個76%67点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙66種98個67%83点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙127種231個55%85点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙46種76個61%88点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1304字
 67点
 83点
 85点
 88点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 16種 21個 (種類率76%) 67点
、つまり,。いわゆる,。しかし,。すなわち,するから,すれば,だろう,と言える,よると,世界により,人間にとって,作ろう,届けるため,得よう,読めば,起こるかも,

■知識語彙 66種 98個 (種類率67%) 83点
一切,一時,一番,世界,主体,人間,低下,刺激,動画,十分,半年,大切,大学,好奇,娯楽,完成,小説,展開,必要,情報,情景,想像,意味,感動,態度,投稿,提供,文字,文章,映像,最近,未知,本質,欲求,正直,正確,満足,漫画,特別,特徴,状態,現代,環境,番組,直後,知的,知識,短縮,研究,秒間,積極,空想,結果,能力,能動,自分,自然,自由,表現,補完,視聴,視覚,語彙,読書,連続,週刊,

■表現語彙 127種 230個 (種類率55%) 85点
あなた,いくつ,お話,こと,これ,そう,そこ,それ,たち,どこ,どん,はるか,もの,よう,ん,アニメ,イメージ,イラスト,オーラ,キャラ,ジャンプ,ドア,ノベル,ヒット,プロレス,モード,ヤング,ヨーク,一つ,一切,一時,一番,世の中,世界,中,主体,事,二,五,人間,他,位,低下,側,内,刺激,前,力,動画,化,十,十分,半年,大切,大好き,大学,好奇,娯楽,子,完成,小説,届けるため,展開,後,心,必要,情報,情景,想像,意味,感動,態度,投稿,提供,文字,文章,方,映像,時,最近,未知,本,本質,次,欲求,正直,正確,満足,漫画,特別,特徴,状態,現代,環境,番組,百,的,皆さん,直後,省エネ,知的,知識,短縮,研究,私,秒間,積極,空想,結果,翼,能力,能動,脳,自ら,自分,自然,自由,表現,補完,視聴,視覚,語彙,読書,連続,週刊,遍,頭,

■経験語彙 46種 76個 (種類率61%) 88点
くれる,させる,しまう,しれる,せる,できる,と言える,まとまる,よる,られる,れる,わかる,ハマる,与える,休む,作る,例える,入り込む,入る,届ける,広げる,弱める,得る,思い浮かべる,感じる,捉える,推す,書き出す,書き表す,果たす,比べる,浮かぶ,深まる,知る,示す,表す,表せる,見える,読み込む,読む,起こる,超える,転じる,返る,通ずる,間違う,

■総合点 82点

■均衡点 2点
 

本という想像の世界
   小6 あこまき(akomaki)  2026年1月2日

 テレビが普及し、「視聴覚文化」が盛大におもむき、本を読む人が少なくなるだろうというのは、どうも本当らしくない。映画やテレビのようないわゆる視聴覚文化や娯楽は、読書の楽しみを妨げるものではないのだ。テレビには娯楽の他にいくつか知的好奇心を刺激する番組がある。だが、そこにはその好奇心を十分に満足させるようなまとまった知識を与えてくれることはほぼない。そこでその好奇心でまとまった知識を読書で得ようとする欲求が起こるかもしれない。要するに本を読む時の方が、読む側の自由が大きい、つまり態度が積極的だと言えるだろう。しかし、世の中には難しい本がある。すなわち、自分のわからない本は一切読まないということ。そうすれば、絶えず本を読みながら、どの本もよくわかる事ができるのである。

 私はアニメや漫画を見る事が大好きだ。私は最近、『推しの子』という漫画、アニメにハマっている。皆さんも知っているのではないだろうか。これは週刊ヤングジャンプに投稿されていたヒット漫画だ。またこのお話は、半年ほど前にノベル化を果たした。正直私は、アニメなどで表している特別なオーラは小説では表すことはできないんではと感じていた。しかし、それは間違っていた。その本の文章は私の想像をはるかに超えるような表現力だった。一つ一つのキャラの特徴を例えで、書き表し、正確に捉え、それを頭の中まで想像させるようなものだった。私はそれをみて、アニメや漫画もいいけれど、小説ではキャラを頭で読みながら想像する事ができて感動した。本ではイラストでは表せない表現を語彙で表してくれて、その本の世界により深く入り込む事ができた。

  ヨーク大学の研究では映像を視聴した直後の二十五秒間は、文字を読んだ後と比べてイメージを思い浮かべる能力が一時的に低下するという事が示された。研究結果によると映像は脳にイメージをそのまま届けるために、脳が自らイメージを作ろうという力を弱めて休ませてしまうのだそうだ。読書は脳内で情報を補完し、映像化する能動的プロレス必要とするが、映像が完成された視覚情報をそのまま提供するから、脳が自らイメージしなくなるのだ。現代のように短縮動画を連続して視聴する環境は脳が常に省エネモードになってしまう。しかし、読書には文字というものでこの次の展開はどのようになるのだろうと自ら想像し、空想を広げる事ができる。自らイメージを書き出すのは読書が一番大切なのだそうだ。

 人間にとって読書とは想像力の翼を広げさせられるののである。読書はまるでどこでもドアのようなものだ。本を読むことで、その本の中の自分だけの未知の世界を想像で作る事ができるのだ。本を主体的に読むことでより私たちの想像の世界を広げてくれるのだ。また、たまに頭に浮かんで来ない本がある。だが、読書、百遍位自ら通ず。どんだけ難しい本でもくり返読めば意味が自然と見えてくる。転じて、その本を読み込むほどその情景や本質が頭の中にありあり浮かんでくる。いわゆる想像が深まる状態がいずれくるのだ。あなたも本を読み、想像で作ったどこでもドアに入ってみてはどうだろうか。