あかぬりさん、今回の作文は、自分の体験と歴史的な事例をうまく組み合わせて、民主主義の大切さを考察している点がとてもよくできています。
特に、インフルエンザにかかった自身と弟のエピソードを通して「人の意見を取り入れることの重要性」を具体的に示しているところは、説得力がありました。
また、フランス革命の歴史実例を用いて、権力の集中がもたらす危険性を説明し、民主主義の理想と現実のギャップを考察している点も深みがありました。
老子の名言を引用しながら、リーダーの独りよがりに対する警鐘(けいしょう)を鳴らしているところは、名言の使い方が効果的で、文章に説得力を与え(あたえ)ています。
さらに、民主主義は「みんなでつくっていくもの」という結論に、書き出しの「みんなで乾杯(かんぱい)してつくる」という場面をうまく結びつけている点も印象的です。
全体として、自分の体験と歴史、哲学(てつがく)的な言葉をバランスよく取り入れ、民主主義の意義を多角的に捉え(とらえ)られている良い作文でした。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
歴史実例がよく書けています。
名言がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
当為(とうい)の主題がよく書けています。
方法がよく書けています。
 

森リン評価 創造する wape 01月1週 あかぬり
字数/基準字数:
1338字/1200字
思考点:100点
知識点:79点
表現点:84点
経験点:106点
総合点:91点
均衡点:-1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙29種38個76%100点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙60種84個71%79点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙124種197個63%84点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙58種69個84%106点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1338字
 100点
 79点
 84点
 106点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 29種 38個 (種類率76%) 100点
 たしかに, 第,。しかし,。だから,。もちろん,あろう,いくべき,いれば,うから,うと,おこう,しまうと,そう思う,だろう,と思う,と思える,と考える,のため,のはず,はなぜ,やると,よく考える,わかると,クラスによって,入れば,守るため,強めよう,悪いから,議員によって,

■知識語彙 60種 84個 (種類率71%) 79点
世界,主義,乾杯,人物,今回,今日,全体,公会,共和,処刑,危険,名言,周辺,団結,国内,国民,土俵,大丈夫,大切,大嵐,奇声,奇行,妄信,学校,崩壊,年間,当時,恐怖,意見,支配,攻撃,政治,方法,暴走,最初,最後,最悪,最終,権力,残念,民主,民衆,注視,激怒,災害,状況,独裁,発熱,素直,結果,絶対,老子,自分,自然,許可,諸国,議員,連鎖,逮捕,革命,

■表現語彙 124種 197個 (種類率63%) 84点
うち,ここ,こと,ごと,さ,そこ,その後,それ,たち,つき,つながり,とき,ところ,のため,のはず,ほか,まま,みんな,もの,よう,ろう,ん,クラス,タイミング,フランス,ブー,ヨーロッパ,リーダー,一,七,三,世界,中,主義,九,乾杯,二,人,人々,人物,今回,今日,僕,全体,公会,共和,冬休み,処刑,前,力,危険,叫び声,名言,周辺,団結,国,国内,国民,土俵,大丈夫,大切,大嵐,奇声,奇行,妄信,学校,守るため,崩壊,年,年間,弟,当時,後,心,恐怖,意見,我が家,支配,攻撃,政治,方法,日,日々,暴走,最初,最後,最悪,最終,机,柄,楽しみ,権力,残念,母,民主,民衆,注視,派,深み,激怒,災害,状況,独り,独裁,王,発熱,的,皆,素直,組,結び,結果,絶対,老子,者,自分,自然,許可,話,諸国,議員,連鎖,逮捕,革命,

■経験語彙 58種 69個 (種類率84%) 106点
あげる,いける,うつす,うつる,おく,かかる,かけ離れる,く,しまう,そう思う,つく,つくる,と思う,と思える,と考える,なめる,まくる,やる,よく考える,れる,わかる,下りる,入る,出る,出来上がる,取り入れる,叫ぶ,守る,強まる,強める,感じる,持つ,振り返る,暴れ出す,殺す,気づく,沈む,泳ぐ,深める,溺れる,率いる,生まれる,発す,目指す,立つ,経る,続く,続ける,聞き入れる,行う,観る,許す,走る,起きる,起こす,込む,過ごす,陥る,

■総合点 91点

■均衡点 -1点
 

創造する
   高1 あかぬり(akanuri)  2026年1月1日

「乾杯!」 僕の学校は、冬休み前の授業三時間分は自由だった。そこで、みんなでクリスマスパーティーをすることに決めた。最初はシャンパンで、みんなで乾杯した(といってももちろんノンアルだ)。みんなで一から、そしてそれぞれの意見を取り入れてつくっていけるのが、民主主義の良さの一つだろう。

 民主主義を世界は目指していくべきだ。

 第一の方法は、人の意見を取り入れることを大切にすることだ。冬休みに入ってすぐ、とても残念なことに僕はインフルにかかった。はっきり言って最悪である。なんでこのタイミングなんや!と心の中で叫び声をあげた。その後、インフルは弟にもうつった。弟が発熱したその日は、弟が最後に学校に行く日であり、楽しみにしていた日である。もちろん弟は激怒し、我が家はやはり大嵐となった。「今日は絶対行く!絶対大丈夫!」と叫び続けた。だが許可は下りない。それがわかると弟は暴れ出した。ほかの人にうつしてやると、母に「ブーっ!」と奇声を発したり、机をなめまくるなどの奇行に走った。最初から人の話を素直に聞き入れていれば、こんな災害にはならなかっただろう。そう思ったがもう遅い。そして、そもそもこうなったのも最初にインフルになった自分が悪いから、今回はあまり弟のことをとやかく言わないようにしておこう。

 第二の方法は、民衆全体が力を持つことを大切にすることだ。一七九三年フランス革命を経て、王が処刑され、フランスは共和国になった。しかし、周辺のヨーロッパ諸国は、民主主義となったフランスを注視して攻撃し、国内が危険な状況に陥っていた。そこで、当時の革命を起こしたジャコバン派のリーダーである、ロベスピエールがここで反革命が起きたら国は崩壊するだろうから、許してはならないと考えた。そこから生まれたのが、恐怖政治だ。ロベスピエールは革命を守るために、民主政治を守るために、恐怖政治を行った。しかし、それは権力の暴走であり、力の支配である。それは民主主義とはかけ離れたものだ。ロベスピエールはなぜそれに気づけなかったのだろうか。「善く泳ぐ者も、独りで深みに入れば溺れる」という老子の名言があるが、どんなに国のためによく考える者も、独りで妄信してしまうと気づかないまま沈み込んでいってしまう。結果的に恐怖の連鎖は続き、最終的に国民公会の議員によって逮捕され殺された。国を守るためのはずのことが、また、革命前のような独裁的な政治になってしまうことに、どんな人であろうと、一人が権力を持つことの恐ろしさを強く感じた。

 たしかに、人々との団結を深めるときに、みんながついていきたいと思える人物が率いていくことも大切だ。しかし、人とのつながりや結びつきは、強めようと思って強まっていくものではなく、皆が同じ土俵に立って日々を過ごすうちに自然と出来上がっていくものである。だから、皆でものごとをつくっていける、民主主義を世界は目指していくべきだ。

 乾杯後、僕のクラスはホームアローンを観ることにした。クラスによっては、一年間の振り返りをしているところもある。そこもクラス柄が出ておもしろい。B組はこれからどうなっていくのだろう。それも自分たちでつくっていくのだ。