■思考語彙 18種 22個 (種類率82%) 72点
確か,、だからこそ,、例えば,。しかし,。もちろん,。例えば,からこそ,だから,だろう,ないから,なければ,なので,にあうはず,になぜ,はきっと,は確か,自然らしい,見れば,
■知識語彙 67種 113個 (種類率59%) 84点
世界,中国,人工,以上,作品,侵入,光景,内戦,内部,前述,創造,取材,合掌,否定,国共,土地,圧巻,場所,大半,大地,存在,対比,建物,建築,建造,当時,影響,情景,想像,文学,日本,映像,時代,最初,未来,東京,概念,歴史,清朝,珍妙,環境,異常,白川郷,破壊,結果,自然,複雑,要塞,規模,観光,話題,貧困,貧富,賛美,跡地,迷路,違法,遺物,遺産,都心,集合,難民,題材,風景,香港,高層,魅了,
■表現語彙 134種 226個 (種類率59%) 89点
確か,きらびやか,こと,ころ,さ,そこ,それ,それぞれ,ところ,にあうはず,は確か,ひと昔,もの,よう,インターネット,ゲーム,ゴミ,ショッピング,ジャンル,スラム,テレビ,ネオン,バス,ビル,ベクトル,モール,一つ,上,世界,中,中国,乗,九,人,人々,人工,今,以上,作品,例,侵入,光,光景,内戦,内部,前,前述,創造,取材,合掌,否定,国共,土地,圧巻,城,場,場所,多く,大半,大地,好き,存在,家,対比,差,建物,建築,建造,当時,影響,心,情景,想像,文学,新た,日,日本,映像,時代,最初,未来,杭,東京,森,概念,様,欲,歴史,清朝,物,珍妙,環境,異常,白川郷,的,目,砦,破壊,私,笑い,結果,緑,群,自然,街,複雑,要塞,規模,観光,話題,誰,貧困,貧富,賛美,跡地,迷路,逆,造り,違法,遠く,遺物,遺産,都心,釣り合い,間,集合,難民,題材,風景,香港,駅,高層,魅了,龍,
■経験語彙 43種 53個 (種類率81%) 83点
あふれる,うる,おる,かえる,かつ,きらめく,さらう,すむ,つくす,できる,にあう,られる,れる,わかる,会う,作り上げる,信じる,出す,出る,出過ぎる,占める,及ぼす,合う,奪う,引く,感じる,打つ,打てる,持つ,映る,流れる,生い茂る,生まれる,目立つ,立ち並ぶ,立つ,繰り返す,見える,覚える,訪れる,誘う,通る,違う,
■総合点 86点
■均衡点 4点
悪しきビル
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年月日
旅をして、その土地の建造物などを見るとき、そこですぐに人は知的関心に関する情報の方に動かされやすいが、それはしばしば人の感動を弱めてしまう。知的に認識するということも大切だが、もっと大切なのは、その対象をまず全体としてみて感じることだ。ただ単に部分としての建物だけでは風景とはならない。自然物や人為的建造物などが、一つの生きた全体になるところに風景が現像する。そのような中に、風景を無視した資本主義的経理革新の作り出す建造物が、むき出しに風景を破壊する、ということは人のよく知っていることなのである。景観を破壊する建築物を規制する運動はむかしから多く存在していた。情景を破壊するような、浮いた建築物は、地元住民からの反対運動にさらされるのが常であり、時には政府や法も巻き込むような、大規模な問題にも発展しうる。私も、情景をむやみやたらに破壊するような建築を好きになることは出来ない。田園風景の中に突如高層ビルが建っているなどという光景は想像もしたくない。しかし、そのような情景を破壊しうる建築物は、一概に悪であるといえるものではないであろう。
第二段落
まず、理由として機能美というものがあるからだ。特定の時代の建築様式や文化に関する言葉はいくつもある。ロマンス様式やゴシック様式など、例を挙げればきりがない。そして、それら昔の風景に思いを寄せる人々も後を絶たない。海外旅行のパンフレッドを手に取れば、中世ヨーロッパの街並みがなどと言ううたい文句をそこそこの頻度で目にする。実際、それらの街並みは我々には完全に非日常で美しいものであろう。私も一度は、そういう海外の古都に訪れてみたいものだ。もちろん、日本にもそういう風景はある。京都などは条例さえ作ってしまい、過去の趣ある建築物を保護することへ全力を注いでいる。しかし一方、東京などでそのような歴史的な建築物の立ち並ぶ街並みを見ることは難しい。東京と言えば高層ビルが立ち並び、世界でも類をみないほどの人々がせわしなく動き回っている場所という印象の方が大きいことだろう。雷門や東京駅など、古くからの建築物もありはするが、点々とあるだけで古くからの街並みとは言えない。東京は、どちらかというと近未来感のある都市といった印象の方が強い。無機質で飾り気のない現代のビル群よりも、職人の腕が光る江戸の都、または和洋折衷の独特な、きらびやかな雰囲気のある大正ロマンを感じる帝都に恋焦がれる人も多い。しかし、では東京の街並みは美しくないものなのかとういうと、それは間違っている。日本人外国人問わず、多くの人々が観光目的で東京を訪れている。多くの人が東京タワーやスカイツリーに上り都市を眺め、浅草や銀座、秋葉原などで買い物をしたりしている。東京は現在の街並みで、それほど愛されているのだ。現在の東京の情景は、漆喰やレンガなどの建材で築かれた街並みと比べることはできない。だが、東京の良さを否定することもできない。それぞれ、ベクトルの違った良さを持っているのだ。
次に、破壊がなければ創造が生まれないからだ。ひと昔前、中国の九龍城砦というスラムが日本で話題になったことを覚えているだろうか。国共内戦の影響で難民となった人々が、香港にある、清朝時代の要塞の跡地に違法建築を繰り返した結果できたスラム街だ。その様は圧巻で、遠くから見れば一つの大規模な要塞にしか見えなかったころだろう。内部は迷路のように複雑で、日の光が通らないという。内部に訪れたというテレビの映像がインターネット上に流れており、見てみたが、人がすんでいる環境などとは信じられないところであった。自然らしい自然も内部にはなく、大地を感じることもないような場所、まさしく人工物であった。前述した、多くの人が想像する世界遺産のような美しい情景もそこにはなかった。しかし、そこには確かに人を魅了する情景が存在していた。実際、日本では数多くの人がこの建造物の集合に心を奪われ、多くのテレビが内部を取材した。観光バスも出るほどに当時の話題をかっさらった。多くの文学作品に影響を及ぼした。そんな違法建築物は、決して情景を破壊しうる建築物ではなかった。いや、情景を破壊しつくし、そして新たな情景を作り上げたのだ。
確かに、その土地には土地に会った建築物というものがある。緑が青々と生い茂る森に、高層ビルやショッピングモールはにあうはずがない。それはきっと誰しもわかることだろう。例えば白川郷は合掌造りの建物だからこそ世界遺産になったのであって、もしその場に立っていたのが高層ビルで合ったら、人の目を引くことはあっても、決して賛美の目で見られることはなかっただろう。だが、逆にそういう高層ビルが立ち並び、ネオンきらめく都心に白川郷の歴史的建築物は不釣り合いだ。東京駅から出て、最初に見るのが高層ビル群の間になぜかある合掌造りの家という光景は、珍妙で笑いを誘うような情景でしかない。出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打てないとはよく言ったものだ。そう、その風景を占める大半のもの、例えば自然の中に、高層ビルという遺物が侵入していることが異常なので合って、あくまで高層ビルは悪いものではないのだ。情景を破壊するのは建築物ではない。人の欲なのだ。私はサイバーパンクというジャンルの映像作品が好きだ。作品例を出すならAKIRAや、ゲームだがサイバーパンク2077などだろう。近未来のディストピアが題材なのだが、その世界では今以上の高層ビルなどが立ち並び、そして今乗に貧富の差が激しい。きらびやかなビル群と、ゴミがあふれかえる貧困街の対比が目立つ、そういう作品だ。もちろんその中に自然という概念はほとんど出ない。そして、だからこそ美しい。その風景の大半を占めるものしかない結果、貧困街のゴミでさえ美しく映るのだ。