下校の時間
小3 あきつき(akituki)
2026年1月2日
「おー、いけいけ!」
「ポチャン」
「あーあ・・」
「よっしゃ!記録更新だ!」
私は、学校からの帰り道は基本一人で帰ります。
下校する時はいつもお父さんの職場まで歩いて行き、そこでお母さんと合流して家に車で帰ります。
お父さんの職場は学校から信号無視して走れば30秒位であっという間に着く所なので、友達に会わないかな、面白い事はないかなと思いながら、用事がある時以外はのんびり歩いて帰ります。
雨が降った後、お父さんの職場の近くの駐車場に水溜りが出来るので、平らな石を落として水の上で何回跳ねるかを競ったりする「水切り」をします。水溜りが出来ている時は一人でもしますが、一人では競えないので少し寂しいなと思います。たまに5年生のゆずちゃんと会います。ゆずちゃんは帰る時間が違うのでなかなか会えませんが、一緒に帰れる時は対戦出来るので嬉しいです。
私の水切りの最高記録は5回です。ゆずちゃんは4回です。
水の上を跳ねる石は、まるでカエルのようです。インターネットで調べたら、水切りの公式の世界記録は88回で、非公式では108回だそうです。
こんなに出来るなんて信じられません。
それから、晴れの日にゆずちゃんに会う時は、大きな石を地面に落として占いをします。
この占いは、石が1回目で割れなければ大凶、2回目で二人とも割れたら吉、3回全部割れれば大吉というゲームを私が作ったものです。
お母さんに、子供の頃の遊びを聞きました。
「地面にチョークや木の棒や石で絵や線を描いて石を投げ入れたり、跳んだりして遊んだよ」
「今は、落書きとして学校では怒られるから、やりたくても出来ないんだよ、ずるい。」
「そうかあ、お母さんの時代は地面がほとんど土だからさっと消せたけど、今の時代はそうじゃないから怒られるのか。雨降ったら消えるのにね。自分の家の敷地内じゃないとだめなんだね、可哀そうだね」
「もっと帰り道に楽しい遊具があればなあ」
「じゃあ、下校してから、また学校行って校庭で遊べばいいんじゃない?遊具はあるし、校庭は土だし」
「そうだね!」
みんな習い事や学童に行っていて、なかなか放課後会えないけれど、たまには親友のなっちゃんを誘って校庭で遊びたいと思いました。