常識を覆しす。
小6 あこまき(akomaki)
2026年1月3日
ある日の朝、パパとママと、二、三歳児のトーマスがキッチンで朝食を食べていた。ママが立ち上がり、流し台の方へ行く。すると突然パパが天井近くまでふわっと浮かび上がる。多分だが、トーマスは多分パパを指して
「パパが飛んでいる!」
と言うのだろう。しかし、ママの場合だと、トーマスの声でパパの方へ振り返る。すると衝撃の様子が目に入る。ママの手からジャムのガラス瓶が落ち、ママはびっくり仰天してけたたましく叫ぶだろう。もちろんトーマスも驚いたと思うが、これは習慣の問題だ。パパは色々と変なことをするから、ちょっとばかり朝食のテーブルの上を飛ぶことなどおかしくないとトーマスは思っている。しかし、悲しいことに、私たちは大人になるにつれ、重力の法則に慣れっこするだけではない。世界そのものに慣れっこになってしまうのだ。だから、ママは表情に表せないほど驚いたのだ。私たちは子供のうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって私たちは大切な何かを失う。
あなたは、小さい頃常識を考えずにさまざまなことを想像したことはないだろうか。私は小さかった頃にそのような経験を何度もした。特に印象に残っているのは幼稚園に入りたての頃の話だ。その頃の私は純粋で主人公がヒロインを助けるために空を飛んでいくなどといったアニメの様子から人は空を飛ぶ事ができるのだと信じていた。高いところから降りてみたり、ブランコの上で空を飛ぶ体制になってみたりと、信じていたからひたすら練習した。その上、私の夢の中にまで空を飛ぶ自分の姿が映し出されて私は飛ぶ事ができるのだと確信していた。だから、空を飛ぶ自分を見てうっとりしていた。しかし、今考えてみると私は理科などで知識をつけ、地球には重力があり飛ぶ事ができないと知っている。もし、飛ぶとしても宇宙空間などといった重力に左右されないところではないと無理なのだと決めつけてしまう。今の知識をつけた私はなんでもできないと決めつけて夢を見ていないのだと思う。
『Stay hungry.Stay foolish.』ハングリーであれ、愚か者であれ。これはアップルの製造者スティーブ・ジョブズの言葉だ。ここには、子賢くなるなという強いメッセージが込められている。知識がある人は、それは不可能だ、前例がない、物理的に無理だという常識に囚われてしまう。スティーブはなにも知らないからこそ恐れずに新しいことや、誰も思いつかなかった組み合わせに挑戦できるといっていた。知識や常識が邪魔をする頭でっかちな秀才という天に対し、彼は既存の製品の知識を捨てて、消費者が本当に欲しいものを独創的な鑑賞で追求し続けたのだ。既存の枠組みを壊し、新しい価値を創造するには、未熟さや無知、そして情報にとらわれない視点が大切なのだと思う。できるかできないかに関わらずやってみるという挑戦する心が重要なんだと思った。
人間にとって知識を得るとは、世界の解像度を上げるということだ。しかし、逆に知識を得すぎることも良くない。知識という世界の常識にとらわれてしまいこのような前例があるから無理、これは現実的にありえないと挑戦しないような人になってしまう。また、想像を自らしようとせずに夢を見ようとしないでただ、前にあるものをやり続ける。まるで、完成図の横に置かれた真っ白なパズルのピースを埋めていくようなものだ。井の中の蛙大海を知らず。今はそのような現実だろう。これは、自分の狭い知識や経験に囚われ、広い世界や物事の本質を知らないことを意味する。だが、そのような常識にとらわれずに創造などの挑戦をする事が大切なのだと私は思う。あなたも、あなた自身の常識を覆してみてはどうだろうか。