あこまきさん、今回の作文は、子どもの(ころ)純粋(じゅんすい)な想像力と大人になることで失われてしまう驚き(おどろき)の心について、とても深く考えられていて素晴らしいです。
冒頭(ぼうとう)のパパが空を飛ぶという場面は、まるで絵本の一場面のように生き生きと描か(えがか)れていて、たとえがうまく使われています。
また、自分の幼い(おさない)(ころ)の体験を具体的に書き、空を飛びたいと夢見た気持ちがよく伝わってきました。前の話や聞いた話がよく書けていて、文章に立体感が生まれています。
スティーブ・ジョブズの言葉を引用し、知識や常識にとらわれないことの大切さを説く部分は、一般(いっぱん)化の主題がよく書けていて説得力があります。
さらに、最後に「()の中の蛙大海を知らず」ということわざを使い、知識にとらわれることの危険(きけん)性を表現している点もとても効果的です。ことわざがよく書けています。
文章の結びでは、最初の情景を思い出させるような呼びかけ(よびかけ)締めくくら(しめくくら)れていて、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、想像力の大切さを伝えるメッセージがはっきりしていて、とても読みやすく感心しました。

項目(こうもく)評価】
・たとえの表現:よくできている
・前の話・聞いた話の活用:よくできている
・ことわざの使用:よくできている
一般(いっぱん)化の主題:よくできている
・書き出しの結び:よくできている
 

森リン評価 常識を覆しす。 he 01月3週 あこまき
字数/基準字数:
1545字/1200字
思考点:92点
知識点:75点
表現点:80点
経験点:76点
総合点:83点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙26種32個81%92点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙55種87個63%75点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙116種198個59%80点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種74個51%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1545字
 92点
 75点
 80点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 26種 32個 (種類率81%) 92点
。しかし,。だから,あるから,からこそ,しまうらしい,しよう,せざる,それによって,たから,だろう,とらわれざる,と思う,ないから,ないと,は思う,みると,を考える,人間にとって,今考える,助けるため,天に対し,恐れざる,知らざる,考えるざる,見よう,関わらざる,

■知識語彙 55種 87個 (種類率63%) 75点
不可能,世界,主人公,人間,体制,価値,前例,創造,印象,地球,大切,大海,子供,宇宙,完成,左右,常識,幼稚園,情報,想像,意味,挑戦,既存,未熟,本質,様子,消費,無理,無知,物事,物理,独創,現実,理科,知識,確信,秀才,空間,純粋,経験,練習,能力,自分,自身,表情,製品,製造,視点,解像度,言葉,追求,邪魔,重力,重要,鑑賞,

■表現語彙 116種 198個 (種類率59%) 80点
あなた,うち,ここ,こと,これ,さ,さまざま,それ,たち,たて,ところ,なに,なん,もの,よう,ん,アップル,アニメ,ジョブズ,スティーブ,ハングリー,パズル,ヒロイン,ピース,ブランコ,ママ,メッセージ,上,不可能,世界,中,主人公,事,井,人,人間,今,体制,何,価値,前,前例,創造,助けるため,印象,図,地球,夢,大切,大海,天,姿,子,子供,宇宙,完成,左右,常識,幼稚園,度,彼,心,情報,想像,意味,愚か者,慣れっこ,挑戦,既存,未熟,本質,枠組み,様子,横,消費,無理,無知,物事,物理,独創,現実,理科,的,真っ白,知識,確信,秀才,私,空,空間,純粋,組み合わせ,経験,練習,者,能力,自ら,自分,自身,蛙,表情,製品,製造,視点,解像度,言葉,話,誰,追求,逆,邪魔,重力,重要,鑑賞,頃,頭でっかち,

■経験語彙 38種 74個 (種類率51%) 76点
ありえる,しまう,すぎる,つける,できる,とらわれる,と思う,は思う,やる,られる,れる,を考える,上げる,今考える,信じる,入る,助ける,囚われる,埋める,壊す,失う,得る,思いつく,恐れる,捨てる,映し出す,残る,決めつける,知る,続ける,置く,表せる,覆す,込める,関わる,降りる,飛ぶ,驚く,

■総合点 83点

■均衡点 3点
 

常識を覆しす。
   小6 あこまき(akomaki)  2026年1月3日

 ある日の朝、パパとママと、二、三歳児のトーマスがキッチンで朝食を食べていた。ママが立ち上がり、流し台の方へ行く。すると突然パパが天井近くまでふわっと浮かび上がる。多分だが、トーマスは多分パパを指して

「パパが飛んでいる!」

と言うのだろう。しかし、ママの場合だと、トーマスの声でパパの方へ振り返る。すると衝撃の様子が目に入る。ママの手からジャムのガラス瓶が落ち、ママはびっくり仰天してけたたましく叫ぶだろう。もちろんトーマスも驚いたと思うが、これは習慣の問題だ。パパは色々と変なことをするから、ちょっとばかり朝食のテーブルの上を飛ぶことなどおかしくないとトーマスは思っている。しかし、悲しいことに、私たちは大人になるにつれ、重力の法則に慣れっこするだけではない。世界そのものに慣れっこになってしまうのだ。だから、ママは表情に表せないほど驚いたのだ。私たちは子供のうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって私たちは大切な何かを失う。

 あなたは、小さい頃常識を考えずにさまざまなことを想像したことはないだろうか。私は小さかった頃にそのような経験を何度もした。特に印象に残っているのは幼稚園に入りたての頃の話だ。その頃の私は純粋で主人公がヒロインを助けるために空を飛んでいくなどといったアニメの様子から人は空を飛ぶ事ができるのだと信じていた。高いところから降りてみたり、ブランコの上で空を飛ぶ体制になってみたりと、信じていたからひたすら練習した。その上、私の夢の中にまで空を飛ぶ自分の姿が映し出されて私は飛ぶ事ができるのだと確信していた。だから、空を飛ぶ自分を見てうっとりしていた。しかし、今考えてみると私は理科などで知識をつけ、地球には重力があり飛ぶ事ができないと知っている。もし、飛ぶとしても宇宙空間などといった重力に左右されないところではないと無理なのだと決めつけてしまう。今の知識をつけた私はなんでもできないと決めつけて夢を見ていないのだと思う。

 『Stay hungry.Stay foolish.』ハングリーであれ、愚か者であれ。これはアップルの製造者スティーブ・ジョブズの言葉だ。ここには、子賢くなるなという強いメッセージが込められている。知識がある人は、それは不可能だ、前例がない、物理的に無理だという常識に囚われてしまう。スティーブはなにも知らないからこそ恐れずに新しいことや、誰も思いつかなかった組み合わせに挑戦できるといっていた。知識や常識が邪魔をする頭でっかちな秀才という天に対し、彼は既存の製品の知識を捨てて、消費者が本当に欲しいものを独創的な鑑賞で追求し続けたのだ。既存の枠組みを壊し、新しい価値を創造するには、未熟さや無知、そして情報にとらわれない視点が大切なのだと思う。できるかできないかに関わらずやってみるという挑戦する心が重要なんだと思った。

 人間にとって知識を得るとは、世界の解像度を上げるということだ。しかし、逆に知識を得すぎることも良くない。知識という世界の常識にとらわれてしまいこのような前例があるから無理、これは現実的にありえないと挑戦しないような人になってしまう。また、想像を自らしようとせずに夢を見ようとしないでただ、前にあるものをやり続ける。まるで、完成図の横に置かれた真っ白なパズルのピースを埋めていくようなものだ。井の中の蛙大海を知らず。今はそのような現実だろう。これは、自分の狭い知識や経験に囚われ、広い世界や物事の本質を知らないことを意味する。だが、そのような常識にとらわれずに創造などの挑戦をする事が大切なのだと私は思う。あなたも、あなた自身の常識を覆してみてはどうだろうか。