あかぬりさん、今回の作文は、庭の歴史的な変遷(へんせん)から始まり、現代の社会問題や自分の体験、さらには歴史上の人物の例まで幅広く(はばひろく)取り上げていて、とても内容が豊かです。
特に、自分の体験を通して公園でのボール遊び禁止の問題を具体的に描写(びょうしゃ)しているところは、読者にリアルな状況(じょうきょう)を伝え、問題提起として効果的でした。
また、織田信長の戦術を例にあげて、本質を見極めることの重要性を論じている部分は、歴史実例を用いて説得力を高めており、論理の展開がしっかりしています。
「もともとの目的にあった行動をすることを大切にすべきだ」という主張が明確で、当為(とうい)の主題がよく書けています。
さらに、信長の名言を引用し、主張を補強している点も優れています。
文章全体を通じて、具体例と理論がバランスよく組み合わさっており、説得力のある小論文に仕上がっています。
今後は、さらに自分の意見を深めるために、もう少し自分の考えを掘り下げる(ほりさげる)と、より一層魅力(みりょく)的な文章になるでしょう。

項目(こうもく)評価】
体験実例がよく書けています。
歴史実例がよく書けています。
当為(とうい)の主題がよく書けています。
方法がよく書けています。
名言がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。
 

森リン評価 目的の上に wape 01月3週 あかぬり
字数/基準字数:
1327字/1200字
思考点:85点
知識点:90点
表現点:87点
経験点:83点
総合点:93点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種30個77%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙75種103個73%90点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙131種213個62%87点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙43種52個83%83点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1327字
 85点
 90点
 87点
 83点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 30個 (種類率77%) 85点
 たしかに, 第,、確か,。しかし,。だから,いくべき,から考える,ことによって,しよう,すべき,せざる,たから,だから,だろう,と思う,と考える,なら確か,は思う,も考える,を考える,危ないから,当たると,論ぜん,

■知識語彙 75種 103個 (種類率73%) 90点
一緒,不可,人物,今回,使用,信長,修正,個人,全体,公共,公園,出来事,判断,効率,勝利,勝敗,卑小,友達,古風,名言,名門,団地,大切,子供,学年,実家,家族,小学,小学校,常識,年生,庭園,当時,忠義,思案,悪循環,意味,戦術,方法,時代,最強,有名,本当,本質,武勇,武将,武田,気合,江戸,現実,生活,画期的,疑問,目的,神戸,禁止,納得,純粋,統一,織田,能否,落胆,虚栄,血筋,行動,衝撃,趣味,過程,遭遇,選択,配慮,野球,鉄砲,長篠,騎馬,

■表現語彙 131種 213個 (種類率62%) 87点
、確か,うえ,こと,これ,ごと,さ,すべて,そこ,そのもの,たしか,たち,とき,どれ,なら確か,ほか,みんな,もの,よう,アクセサリー,キャッチボール,システム,ボール,一,一緒,不可,中,二,五,人,人物,今回,他,何,使用,信長,修正,個人,僕,全体,公共,公園,冬休み,出来事,判断,力,効率,勝利,勝敗,卑小,友達,古風,名言,名門,回,団地,場,壁,大切,子,子ども,子供,学年,実家,家族,小学,小学校,常識,年,年生,庭,庭園,当時,忠義,思案,性,悪循環,意味,戦,戦い,戦術,打ち,故,方,方法,日,日々,明らか,時代,最強,有名,本当,本質,武勇,武将,武田,母,気合,江戸,現実,生活,画期的,疑問,的,目的,神戸,禁止,納得,純粋,統一,織田,者,能否,芸,落胆,虚栄,血筋,行動,衝撃,趣味,遊び,過程,遭遇,選択,配慮,野球,鉄砲,長篠,隊,頃,騎馬,驚き,

■経験語彙 43種 52個 (種類率83%) 83点
うしなう,から考える,しまう,できる,と思う,と考える,なりさがる,はやる,は思う,ぼる,も考える,やめる,られる,れる,わかる,を考える,佇む,使う,使える,出会う,囲む,堕す,増える,変える,奪う,当たる,得る,成り立つ,戦える,決まる,決める,生まれる,用いる,破る,続く,覆す,見直す,論じる,論ずる,起こる,遊ぶ,違う,閉じこもる,

■総合点 93点

■均衡点 7点
 

目的の上に
   高1 あかぬり(akanuri)  2026年1月3日

 庭は、原始社会では、集団全体の広場だった。屋内ではいこい、庭では活動的な共同生活がいとなまれたのだ。しかし、歴史がすすみ、階級制度があらわれはじめると、権力者占有の庭が出現する。めいめいが自分だけの庭をもつ。しかも、凝れば凝るほど、外からはかいまみることもできないようにしてしまう。このように、まったく公共性のない趣味に閉じこもることによって、かつて見られた庭園の純粋さをうしない、卑小な芸に堕していった。たんに生活の虚栄的なアクセサリーになりさがっている。これが庭として、けっして本当の意味ではないことはたしかだ。 

 もともとの目的にあった行動をすることを大切にすべきだ。

 第一の方法は、日々のものごとから生まれた疑問を、深ぼることだ。僕は小学校の頃、よく友達と公園で遊んでいた。小学五年生の頃は、学年で野球がはやり、よくみんなでキャッチボールもしていた。その年の冬休み、僕は家族と母の実家がある神戸に行った。そんなある日、僕は衝撃的な出来事に遭遇した。なんと、ボールが使えない公園に出会ったのだ。ボールの壁打ちをしようと思っていた僕は、驚きと落胆でその場に佇んだ。といっても、僕は一回だけ、ボール使用不可の公園に出会ったことはあった。しかしその公園は、団地に囲まれた本当に小さな公園だったから、これなら確かに危ないからと納得していた。しかし、今回は違った。明らかに大きな公園なのに使用禁止だったのだ。他の遊んでいる子供に当たると危ない、というのはわかるが、そこはボールで遊ぶ人たちが配慮して判断すべきことだ。当時の僕も、友達でキャッチボールをしているときに、小さい子が遊びに来たら、キャッチボールはやめて、ほかのことをして遊ぶようにしていた。もしくは、その小さい子とボール遊びを一緒にすることもあった。子どもでも考えたら行動できることだから、すべて禁止するという方法は、子どもたちから考える力を奪っているのではと僕は思う。その悪循環で、ボール遊びを禁止せざるを得なくなる公園が増えてしまっているのではないだろうか。

 第二の方法は、そのものごとの本質を考えてみることだ。織田信長は、江戸時代まで続いてきた戦い方を覆す、画期的な戦術を用いた人物だ。当時、強い武将とは個人の武勇や、名門の血筋である者だ、などという常識があった。戦は、気合と忠義で決まるものだったのだ。しかし、信長は戦いを現実的にみて、本質を見直した。戦の勝敗を決めるのは、個人の力よりも、全体としてどれだけ統一され、効率的に戦えるかであると考えたのだ。そこから、鉄砲を戦いのシステムとして使った、長篠の戦いが起こった。当時最強だった武田騎馬隊を破ったことで有名だ。信長の名言で、「人を用いる者は、能否を選択すべし、何ぞ新故を論ぜん。」というものがあるが、信長は戦いの勝利の本質を思案し、何ぞ古風を論じなかったのだ。

 たしかに、過程の中で目的を変えたり、修正したりすることもときには大切だ。しかし、確かな行動とは何もないうえでできるものではなく、確かな目的があるうえで成り立つものである。だから、もともとの目的にあった行動をすることを大切にしていくべきだ。