あかすなさん、今回の作文はソクラテスの考え方を自分の生活や家族の話と結びつけて、とてもよく書けています。
まず、ソクラテスの「自分は知らないということを知る」という難しい(むずかしい)考えを、自分の経験(けいけん)や父や母の話を交えて説明しているので、文章がとても立体的でわかりやすくなっています。
たとえ話も「テスト用紙を返された時はまるで、自分自身の(てき)(けん)で切斬ら(きら)れたように(やみ)に落ちてしまった」という表現(ひょうげん)があり、たとえがうまく使われていると思います。
また、母の話の中で「聞くは一時の(はじ)、聞かぬは末代の(はじ)」ということわざを入れているのも、とても効果(こうか)的でした。ことわざがよく書けています。
最後に、自分の気づきやこれからの目標をしっかりとまとめているので、わかったことがよく書けていますし、文章の結びもとてもすっきりしています。
全体として、難しい(むずかしい)哲学(てつがく)の話を自分の身近なことに結びつけて考えたところが素晴らしい(すばらしい)です。これからも自分の経験(けいけん)を大切にしながら、考えを深めていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできている
・前の話・聞いた話の活用:よくできている
・ことわざの使用:よくできている
・わかったことの表現(ひょうげん):よくできている
・書き出しの結び:よくできている
 

森リン評価 ソクラテス(感想文) ne 01月3週 あかすな
字数/基準字数:
1510字/1000字
思考点:77点
知識点:60点
表現点:65点
経験点:74点
総合点:72点
均衡点:3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種27個74%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙33種53個62%60点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙82種149個55%65点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種72個51%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1510字
 77点
 60点
 65点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 27個 (種類率74%) 77点
、なぜ,。しかし,。多分,いると,しか考える,せざる,そのため,たため,たので,たはず,たらしい,だろう,と思う,と考える,ないかも,を考える,作ろう,入れよう,減らすため,聞かざる,

■知識語彙 33種 53個 (種類率62%) 60点
一時,今後,先生,努力,問題,場所,多数,大切,失敗,対話,小学生,後悔,手順,授業,教科,料理,日常,末代,本気,点数,無知,理解,用紙,知恵,算数,経験,練習,自分,自覚,自身,苦手,長文,関係,

■表現語彙 82種 149個 (種類率55%) 65点
いつ,こと,ことわざ,さ,そう,そのため,たため,たち,たはず,だれ,つもり,とき,まま,みんな,よう,ソクラテス,テスト,一時,中,二,人,今後,先生,切,剣,努力,十,問題,場,場所,多数,大切,失敗,好き,姿,対話,小学生,後,後悔,思い,恥,手,手順,授業,教科,数,敵,料理,日,日常,時,末代,本,本気,業,歳,母,減らすため,点数,無知,父,理解,用紙,目,知恵,私,算数,紙,経験,練習,考え,考え方,自分,自覚,自身,苦手,話,長文,関係,闇,際,頃,

■経験語彙 37種 72個 (種類率51%) 74点
あてる,うける,がる,しか考える,しまう,しれる,せる,できる,とる,と思う,と考える,られる,れる,わかる,を考える,似る,作る,入れる,分かる,困る,忘れる,挙げる,斬る,減らす,知る,答える,終わる,続ける,聞く,落ちる,覚える,解く,読む,返す,通す,過ぎる,重なる,

■総合点 72点

■均衡点 3点
 

ソクラテス(感想文)
   小5 あかすな(akasuna)  2026年1月3日

 ソクラテスは、おそらく哲学者の歴史を通じて最も謎めたい人物だろう。ソクラテスはたったの一行も書かなかった。なのにヨーロッパの思想に最大級の影響を及ぼした一人とされている。ソクラテスは自らを「知恵を愛する人」知恵を手に入れようと努力する人のことだ。そしてソクラテスは、ここが大切なところだよ、自分がどれほどものを知らないかということで悩んでいた。哲学者とは自分にはわけの分からないことがたくさんあることを知っている人、そしてそのことに悩む人だ。ソクラテスは自分は知らないということを知っていただけだ。そしてそのことを思い詰めていたのだ。あきらめない人、知恵を手に入れようとあくことなく努める人になったのだ。自分は何も知らないと自覚し、対話で人に考えさせたというソクラテスの行動が素晴らしいと思いました。

 私はしっかりと理解できていたはずなのにいざテストや確かめ問題をやるとなるとできなかったことが複数回ある。社会や理科の授業はあまり好きではなく、やる気スイッチが入っているときと入っていないときがある。やる気がないときは何となく右から左に聞き流しながら聞いているだけであり、だらだらとしてしまう。社会で授業中には言われたことしか考えなかったこともあった。そのため、テストの際はあまりにも低い点数だったので後悔した。テスト用紙を返された時はまるで、自分自身の敵に剣で切斬られたように闇に落ちてしまった。苦手な教科だけでなく、私の好きな算数の授業も理解しているつもりだった。だが、その数日後には練習問題の紙を解いたときのことだった。分かっていたはずなのにわからない問題、場所が多数あったのだ。今後からこのような‘理解できていなかった‘ということを減らすために、いつでも授業は本気でうけて、テストもいい点数をとりたいと思いました。

 父にも私と似ているような経験があった。二十歳を過ぎた時ぐらいに父は料理をしていた。父が料理を作ろうと思い、本で手順を覚えた。しかし、その手順を覚えていたのではなく理解ができていなかったということだ。なので父が実際に作ってみると失敗してしまったらしい。多分父は、本をサラッと目を通しただけだったのだろう。なので私は失敗してしまったのだと考えた。父の話を聞いてみて私は、知らなかったことを初めて知るときはだれでも失敗してしまうのだと思った。

また、母は小学生の頃、授業中にみんなが手を挙げていたため、よく分からないまま手を挙げてしまったことがあった。母は先生にあてられ、

「忘れました」

と答え、とても恥ずかしい思いをしたそうだ。しかし、この話を聞いて私は、分からないことを分からないままにせず、その場で聞くことの大切さが分かった。「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」ということわざがあるように、恥ずかしがって聞かないでいると、後になってもっと困ってしまうのだと思う。この考え方は、自分の無知を自覚し、対話を大切にしたソクラテスの姿とも重なっている。

 私はこの長文を読んでみて、ソクラテスの「自分は知らないということを知る」という考えは、私たちの日常にも深く関係しているということが分かった。私は授業を分かったつもりになっていただけで、本当は理解できていないことが多かった。父も料理の手順を知っているつもりで、実は理解できていなかった。ソクラテスのように、自分はまだ分かっていないかもしれないと考え続けることが大切なのだと思う。これからは分かったつもりで終わらせず、なぜそうなるのかを考え、知恵を手に入れようと努力する人になりたい。