聞かぬは一生の恥

   小5 あきうい(akiui)  2026年1月4日

「聞こうかな?どうしよう。」 

 漢字のテストの時の話だ。私は、前の日にテストに出る漢字を全て書いてくれているプリントを、全て覚えた。しかし、本番では何問か予習したのに思い出せないという漢字があった。テストの結果が返ってきた時に、はらっていないというところや、とめをしていないというところがあって、あまり点数が高い方ではなかった。私は、顔から火が出そうだった。なぜなら、

「今回はいい点数取れそう。」

と、堂々と言っていたからだ。漢字のテストなどの記憶するようなテストは、友達から答えを見せてもらって答えを直して提出しなければいけない決まりだが、私は恥ずかしくて、「答え見せて。」という一言がダンベルのように重く感じた。私は、先生に呼び出された。それは、答えを直さずに、そのままにしておいたからだ。

「なんで直していないんですか?」

と、どすの利いた声で聞かれた。私は、ずっと俯いていた。

 

 私はもう一つ、賢くない人に当たる経験があった。私のクラスでは、あるゲームが人気だ。私は、知っていたが、そのゲームで遊んだことがなかった。だから、話についていけないはずだった。しかし、わたは、知ったかぶりして

「うんうん。」

と相槌を打っていた。でも、周りの人たちは、好きなキャラクターや、攻略法を楽しそうに話していたが、私にはさっぱりわからなくてその話をしているときは、何も楽しくなかった。休み時間は、みんなその話をしていたから、私は、いつもは大好きだった休み時間が、雨の日のように憂鬱だった。知ったかぶりしても自分にいいことはないのかもなと思った。

 私は、知ったかぶりして恥ずかしい思いをした昔話を思い出した。それは『転失気(てんしき)』という話だ。それは、お寺の人が体調を崩して、医者に診てもらったときに、「てんしきは最近ありますか?」と聞いた。しかし、その人は、てんしきという言葉がわからなかった。しかし、「てんしきとは何ですか?」ときかず、「きてません。」と知ったかぶりをしていった。お医者さんが返った後、寺の小僧に、「てんしきをさっきの医者から借りてこい。」と使いに出した。医者は「てんしきとは、おならのことですよ。」と小僧に教えた。小僧は、素直に教えず、「てんしきとは、盃のことですよ。」と嘘をついた。そして、医者が来た時に、「これが我が寺に伝わる盃です。」と自信満々に言ったが、医者は「これでオナラをするのか?」と聞いた。そして意味がわかって、寺の人は、恥ずかしい思いをしたという話だ。私は、この本を読んだときに、自分が知らないって認めるのって、なんか悔しいよねと少し同情していたが、ちゃんと聞かないといけないかもなとも思っていた。

 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ということわざがあるように、わからないことは聞かないといけないということがわかった。

「わかったー!」