ゆきさん、作文を読んでとても楽しく感じました。
まず、紅白(こうはく)歌合戦を最後まで見ることができた喜びや、年越し(としこし)の不思議な感覚が生き生きと伝わってきます。
冒険(ぼうけん)をしているような気持ち」というたとえがうまく使われていて、ゆきさんの気持ちがよくわかりました。
また、年越し(としこし)そばの話では、自分の体験だけでなく、家族の話や昔の人の考えまで調べて書いているので、文章に深みが出ています。
おせち料理の意味や願いについても丁寧(ていねい)に説明していて、前の話や聞いた話がよく書けています。
お年玉のルールや兄弟の法則の話はユーモアがあり、読み手を引きつける工夫が感じられました。
年末年始の行事や思い出が具体的に描か(えがか)れていて、情景が目に浮かび(うかび)ます。
最後に、「人間にとって大みそかとお正月は…」という一般(いっぱん)的な考えも書かれていて、作文の主題がしっかりしています。
書き出しの紅白(こうはく)の話と結びの「やっと最後まで見れたぞ!」がつながっていて、文章のまとまりもよいです。
これからも自分の体験を大切にしながら、調べたことや感じたことを上手に組み合わせて書いてください。

項目(こうもく)評価】
たとえの使い方:よい
前の話・聞いた話:よい
一般(いっぱん)化の主題:よい
書き出しの結び:よい
 

森リン評価 一年矢の如し he 01月4週 ゆき
字数/基準字数:
1573字/1200字
思考点:77点
知識点:73点
表現点:81点
経験点:88点
総合点:84点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙20種28個71%77点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙51種66個77%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙117種197個59%81点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙46種81個57%88点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1573字
 77点
 73点
 81点
 88点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 20種 28個 (種類率71%) 77点
。例えば,いうと,からきっと,くれるので,しまうと,だから,だと,だろう,と思う,なるらしい,はもちろん,みよう,みると,を考える,人間にとって,振り返ろう,明けると,私にとって,買うので,食べよう,

■知識語彙 51種 66個 (種類率77%) 73点
万博,不安,中学,五穀豊穣,人間,今年,以下,修学旅行,兄弟,先生,光陰,勉強,十二月,卒業,去年,友達,名前,四角,大切,大量,女神,実感,市販,年末年始,従妹,心機一転,意味,文集,料理,新年,時間,最後,最高,来年,毎日,法則,準備,片方,物事,理由,発見,目標,祖母,節目,縁起,自律,言霊,誘惑,進学,部活,電源,

■表現語彙 117種 197個 (種類率59%) 81点
いろいろ,うどん,お年玉,お正月,きれい,くわい,こと,ごまめ,ご利益,しわ,そう,たくさん,たち,たて,とき,どちら,どんぶり勘定,なん,もち,よう,イベント,テレビ,トッピング,ルール,一,万,万博,不安,中学,二,五,五穀豊穣,人,人間,今,今年,以下,何,修学旅行,兄,兄弟,先生,光陰,八,円,出会い,前,勉強,十,十二月,千,卒業,去年,友達,名前,四角,大みそか,大切,大量,女神,如し,妹,実感,家,市販,年,年末年始,幸せ,弟,従妹,心機一転,意味,我が家,手,手作り,文集,料理,新年,日,昔,時,時間,最後,最高,服,来年,楽しみ,母,毎日,気,法則,準備,片方,物,物事,理由,発見,目,目標,矢,知り合い,祖母,私,節目,縁起,自律,芽,言霊,誘惑,進学,部活,隣,集め,電源,額,願い,餅,

■経験語彙 46種 81個 (種類率57%) 88点
おせる,かける,くれる,しまう,せる,ちる,つく,と思う,まるめる,もらう,もらえる,られる,れる,わたる,を考える,丸める,付ける,休む,会える,作る,使う,出る,切る,合う,始まる,引ける,当てはまる,待ちかねる,担ぐ,振り返る,明ける,映る,決まる,続く,聞く,見れる,調べる,負ける,買う,買える,超える,込める,迎える,過ごす,集める,食べる,

■総合点 84点

■均衡点 4点
 

一年矢の如し
   小6 ゆき(aonari)  2026年1月4日

 「よし、今年こそ最後まで紅白を見るぞ!」

うちでは毎年紅白歌合戦を見る。だが、いつも決まって途中で録画して寝るので、最後まで見たことがなかった。今年こそ最後まで見るぞと思って初めて最後まで見たときは、大人になったような気がしてとてもうれしかった。紅白が終わって時計を見ると、十二時だった。私は十二時まで起きていたことがなかったので、冒険をしているような気持ちになった。十二時を過ぎるまでは二〇二五年なのに、十二時を過ぎると急に二〇二六年になったことがとても不思議に感じた。来年も起きて紅白を見ようと思った。

 私はそばが食べられない。アレルギーではないと思うのだが、食べると気持ちが悪くなってしまうのだ。だから年越しそばが食べられない。家族は年越しそばを食べるのだが、私だけ年越しうどんである。父に、うどんでは年を越せないんじゃない?と言われて不安になった私は、うどんでは縁起が良くないのかと調べてみることにした。うどんには太く長い一年になるように、太く長く幸せにという意味が込められているそうだ。また、トッピングのかけ合わせでさらに縁起が良くなるらしい。去年から、母はおせち料理を作るのを休んで、市販のおせちを買っているが、くわいとごまめは手作りしている。おせち料理にも、いろいろな意味が込められている。例えば、くわいは物事に芽が出るように、ごまめは五穀豊穣の願いが込められている。昔の人たちは言霊を大切にし、縁起を担いでいた。今まで続いてきたのだからきっとご利益があると思う。私はおせちを食べる時に、意味や願いを考えたこともなかった。来年おせちを食べるときは意味や願いを考えて食べようと思った。

 年が明けると、待ちかねたお年玉の集め時になる。我が家には、あるルールがある。もらったお年玉の額が一万円以下だったら、私がもらえる。でも、もし超えてしまうと、お年玉は母の手にわたってしまうのである。こんな時、決まって祖母は五千円をくれるので、私の目には祖母がまるで女神のように映るのである。集めたお年玉を何に使うというと、実は何も買えないのである。買わないのではなく買えない理由は、私の弟が私の隣で物を大量に買うので、気が引けてきて何も買えなくなる。私が発見したある法則がある。兄弟の法則と名前を付けた。兄か弟のどちらかがどんぶり勘定だと、もう片方が何も買えなくなるという法則である。私と弟にはもちろん当てはまるが、母と母の妹にも当てはまることで、母が服や物をたくさん買うので、妹が何も買えなくなるそうだ。もし知り合いに兄弟がいたらこんなことがないか聞いてみようと思った。十二月二十八日は決まって祖母の家にもちまるめをしに行く。つきたての熱い餅をきれいにしわがないように丸めるのは意外と難しい。市販の餅は四角の餅が多いが、やはり縁起がいいのは丸い餅である。年末年始は従妹に会えて、お年玉ももらえるのだから私にとって最高のイベントである。

 大みそかに一年を振り返ってみると、いろんなことがあったのにもう昔のことになってしまったと実感する。一年は光陰矢の如しである。私にとって去年はいろんなイベントがあった年だ。万博や修学旅行に卒業文集などである。そして今年は中学に進学し部活や新しい勉強も始まる。新しい先生や友達との出会いも楽しみだ。今年の目標は、自律をして、誘惑に負けないようにしたい。もしお正月がなかったら、ただなんの節目もない毎日を過ごすことになってしまっていただろう。人間にとって大みそかとお正月とは、一年を振り返って、心機一転、新しい年を迎える準備をする時間だと思う。私も、新年を迎える前は一年を振り返ろうと思った。

「やっと最後まで見れたぞ!」

私はテレビの電源を切った。