寒さが厳しい季節です。2月もがんばっていきましょう。

       <<え2011/66み>>


あおにまさんの作文は、公園や庭園の役割について深く考え、自分の意見をしっかりと述べている点がとてもよいです。
特に、公園が「みんなの園」であり、共同の広場として活用されるべきだという当為(とうい)の主題が明確に書けています。
また、社会や価値観の変化に伴っ(ともなっ)て制度やルールも見直す必要があるという指摘(してき)は、現代社会に即し(そくし)た説得力のある内容です。
具体例として、学校の課題の目的の変化や、歴史的な男女差別の撤廃(てっぱい)を挙げているところは、主張を裏付ける歴史実例や体験実例がよく書けています。
これにより、読者にわかりやすく説得力のある文章になっています。
さらに、文章の最後で「花も団子もある公園」という表現を使い、見るだけでなく生活の場としての公園の理想像を示している点も印象的です。
書き出しの「庭園は造形される空間」というキーワードを結びにも活かしているため、文章全体のまとまりが感じられます。
このように、あおにまさんは主題をはっきりさせ、具体例を用いて説得力を高めることができています。
今後も自分の意見を裏付ける具体的な例を積極的に取り入れていくと、さらに説得力のある文章が書けるでしょう。

項目(こうもく)評価】
当為(とうい)の主題がよく書けています。
方法がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
歴史実例がよく書けています。
書き出しの結びがよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1047字/1200字
思考点:92点
知識点:84点
表現点:77点
経験点:63点
総合点:77点
均衡(きんこう)点:-1点

 


■思考語彙 26種 35個 (種類率74%) 92点
 確か,、可能,。しかし,。だから,。なぜ,。例えば,」すなわち,いるから,いるので,ことによって,しよう,するべき,そのため,それにより,だろう,と思う,と言える,なければ,のため,の場合,を考える,人によって,多ければ,言えるかも,踏まえると,限らざる,

■知識語彙 67種 105個 (種類率64%) 84点
一昔,作業,使用,価値,元祖,公共,公園,公演,共同,利用,制度,制約,制限,前提,団子,土俵,場所,変化,女人,女性,学校,定着,対象,平等,広場,庭園,建造,当時,彫刻,役割,復習,意見,技術,授業,提出,文化,方法,時代,最近,本来,機会,歴史,活用,漢字,状況,現実,理想,生活,発達,目的,社会,禁制,程度,空間,老若男女,膨大,自体,自由,芸術,要求,見物,課題,造形,運用,過言,道具,音響,

■表現語彙 108種 193個 (種類率56%) 77点
 確か,、可能,こと,さ,そのため,それ,のため,の場合,みんな,もの,よう,トンネル,ルール,一つ,一昔,上,世の中,中,二つ,人,今,何,作業,使用,例,価値,僕,元祖,公共,公園,公演,共同,利用,制度,制約,制限,前,前提,団子,園,土俵,場,場所,変化,多く,女人,女性,学校,定着,対象,平等,広場,庭園,建造,当時,彫刻,役割,復習,意見,技術,授業,提出,数,文化,方法,日々,昔,時代,最近,本来,機会,歴史,活用,漢字,物,状況,現実,理想,生活,発達,的,目的,社会,禁制,程度,空間,絵,老若男女,膨大,自体,自由,船,花,芸術,要求,見物,観,課題,通り,造形,遊び,運用,過言,道具,量,間,静か,音響,

■経験語彙 29種 44個 (種類率66%) 63点
あしらう,しれる,せる,つれる,と思う,と言える,なくなる,はずれる,れる,を考える,上がる,作る,使う,使える,出す,増える,変わる,寝る,帰る,持つ,歌う,生きる,終わる,続ける,置く,習う,舞う,踏まえる,限る,

■総合点 77点

■均衡点 -1点
 

清書
   高1 あおにま(aonima)  2026年1月4日

 庭園は、それ自体が造形される空間だ。建造物であり、彫刻であり、また音響の遊びもあります。絵を置き、彫刻をあしらう。歌い、舞う、可能的な芸術空間だ。しかし、時代が変わるにつれて、その「庭園」は公共のものからプラベートの物へと変化していった。だから最近は公園の数が増えている。公園は漢字通り「みんなの園」すなわちみんなが自由に使える場なのだ。この本来の役割を踏まえると公園は、見るだけのものでなく、共同の広場として使えるようなものにするべきだ。そのために方法は二つある。

 

 そのためには、何のために公園があるのかという目的を考えることだ。公園に限らず、世の中には、本来の目的からはずれて運用されているものが多い。なぜならほとんどの場合、多くの制度・道具・ルールは、作られた当時の状況を前提にしているからだ。しかし、社会や技術や価値観は日々変わり続けていて人によっても価値観などは変わってくることが多い。例えば学校で課題が出されたとしよう。課題の量は膨大で、帰ってきてから寝るまでの間ずっと作業を続けなければ終わらない程度の量だとしよう。本来は授業で習ったことを復習し定着させることが目的だが、課題の量が多ければ提出することが現実的な目的になるだろう。

 

 また、もう一つには、実際に多くの人が公園を活用するという機会を作ることだ。公園は昔の庭園のような役割を持っているので多くの人が平等に自由に使え場所にするべきた。歴史的に見ても文化が発達するにつれてそれまで制限されていたものがより多くの人に利用されるようになったという例は多い。例えば、女性を土俵の上に上がらせてもいいのかどうかや、一昔前までは、船もトンネルも女人禁制だったが、今ではそういう制約はなくなっている。それにより、多くの公共のものが楽しく平等に使用されるようになった。だから公園も、多くの人が使うことによって更にみんなのものになるのではないか。僕の意見では老若男女多くの人が公園を利用することが本来の目的だと思う。

 

 確かに、静かに見るだけの庭園というもののよさもある。しかし、これからの庭園や公園は、生活の中で生きたものになることが要求されている。花も団子もある公園が理想の公園と言えるかもしれない。公園とは、見物の対象である前に生活の場の一つである。また、公演の元祖は庭園と言っても過言ではない。だから、公園は、見るだけのものでなく、共同の広場として使えるようなものにするべきだ。