たおくん、こんにちは。害虫(がいちゅう)が外国からやってくると大さわぎしましたが、たいしたことではなく、虫が住めない自然(しぜん)こそこわいと書いてありましたね。人間は虫だから無視(むし)していいと思っているみたいですね。たおくんは、虫の生存(せいぞん)(りつ)におどろきました。
 白川郷(しらかわごう)でかいこに出会ったのですね。(きぬ)はよろこばれる貴重(きちょう)品ですが、その糸は虫の命を犠牲(ぎせい)にしていると知って、木綿(もめん)の方がいいと思ったのですね。一寸(いっすん)の虫にも五分の(たましい)です。
 お母さんもかいこを育てた思い出があり、お祖母(そぼ)ちゃんのお家の思い出でもありました。観察(かんさつ)日記をつけたお母さんに感動したのですね。養蚕(ようさん)は、伝統(でんとう)(てき)産業(さんぎょう)でもあります。命を大切にいただくということで人間は生きているとも言えそう。ただ、自然(しぜん)界のバランスをくずすようなことをしてはいけません。
 (きぬ)を使った織物(おりもの)は美しいし、着心地もよいものです。でも、虫がけんめいに生きていることを思うとためらう気持ちになりますね。

<<え2015/63pみ>>
 

あきたおさん、文章を読んで、いろいろなことに興味(きょうみ)を持って調べたり、体験(たいけん)したことをしっかり書けているところがとてもすてきです。
特に(とくに)白川郷(しらかわごう)でのかいこのまゆの話や、お母さんの幼い(おさない)ころのかいこ飼育(しいく)の話が入っていて、文章がとても立体(てき)になっています。
前の話や聞いた話がよく書けているので、読んでいてわかりやすく、あきたおさんがかいこや自然(しぜん)について深く考えていることが伝わっ(つたわっ)てきました。
また、かいこをゆでて糸を取ることに対して、命のことを考えて植物の服のほうがやさしいと感じた心の中の思いもよく書けています。
こうした自分の気持ちを大切にしているところが、文章に温かさを与え(あたえ)ていますね。
さらに、かいこの成虫(せいちゅう)特徴(とくちょう)を「まるで糸でできた(たまご)のようなものに入っている」とたとえた表現(ひょうげん)は、とてもわかりやすく、たとえがうまく使われています。
文章の中で、事実の説明(せつめい)だけでなく、感じたことや考えたことも書けているので、読み手に伝わり(つたわり)やすいです。
これからも、いろいろな体験(たいけん)や思いを大切にして、文章にしてみてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
前の話聞いた話がよく書けています
心の中で思ったことがよく書けています
たとえがうまく使われています
ですますがよく書けています

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1148字/800字
思考点:54点
知識(ちしき)点:59点
表現(ひょうげん)点:69点
経験(けいけん)点:67点
総合(そうごう)点:66点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 11種 15個 (種類率73%) 54点
いるので,そう思う,たので,と思う,なぎから,なると,嬉しいから,帰ると,思いがけざる,思うと,無いので,

■知識語彙 31種 44個 (種類率70%) 59点
不思議,仲間,先生,再会,博多,子供,学期,孵化,小学校,年生,幼少,幼虫,成虫,担任,日記,普通,最後,植物,機会,毎日,犠牲,白川郷,研究,福岡,終業,自由,茶色,西宮,見事,観察,農家,

■表現語彙 90種 141個 (種類率64%) 69点
えさ,おり,お母さん,かい,きぬ,こ,こと,そう,それ,とき,ばあちゃん,まゆ,みたい,もの,よう,カイコ,ガ,コットン,ソーセージ,ツノ,ビジネス,ペースト,一,一つ,不思議,中,二,人,今,仲間,僕,先生,再会,冬,匹,博多,卵,命,喜び,夏休み,子供,学期,孵化,家,小学校,年,年生,幼少,幼虫,式,思い出,成虫,担任,方,日,日記,時,普通,最後,服,期,桑,植物,機会,毎日,気持ち,泊まり,犠牲,状,生き物,白川郷,県,研究,福岡,箱,米,糸,終業,羽,自由,茶色,葉,虫,西宮,見事,観察,賞,農家,頭,%,

■経験語彙 32種 55個 (種類率58%) 67点
かう,かく,しまう,そう思う,つける,できる,とる,と思う,なくなる,なぐ,もらう,ゆでる,られる,わかる,付ける,作る,入る,取る,帰る,忘れる,思いがける,持つ,死ぬ,潰す,生える,産む,終わる,育てる,茹でる,買う,過ごす,飼う,

■総合点 66点

■均衡点 4点
 

かいこは、人間のために犠牲になっている。
   小4 あきたお(akitao)  2026年1月3日

 「今から三十七年あまり前、ちょうど、第二次世界大戦が終わって、アメリカと日本の間で、物資や人の移動がさかんになりました。このとき、アメリカから、小さな白いガが日本に侵入してきました。」「じつは、このガの幼虫が、網から出て散らばって活動をはじめると、スズメやそのほかのトリにほとんど食べられてしまうのです。」「私たちの目にいかにも大きな害をあたえそうに見える昆虫でも、自然界の中では大した存在ではないのです。」

僕がこの話を読んで、一番驚いたのは、ガの成虫が卵を約千個ほど産むのに、幼虫の生存率が○.五パーセントだからです。

僕は、去年の冬に、岐阜県の白川郷へ行きました。白川郷の家の中に入った時に、屋上には、木でできた、箱にかいこのまゆがたくさんありました。なので、大昔にでもかいこのまゆから、きぬ糸をとっていたこと、今でも白川郷でかいこのまゆからきぬ糸をとっていることがわかりました。かいこのまゆに幼虫がいる時にゆでて柔らかくして、糸を取るのが、糸の取り方ですが、まゆを茹でた時に、中にいる幼虫が死んでしまっているので、かいこの命を犠牲にして、服を作るよりも植物からとる、コットンで服を作る方が、生き物に優しいなと思いました。

お母さんが小学校二年生の一学期の終業式の日に、担任の先生からかいこの幼虫を、5〜6匹もらいました。カイコとは、がの仲間で、幼虫からさなぎになるときに、まるで糸でできた卵のようなものに入って、さなぎを過ごします。成虫になると、大きな羽が生えて、頭に茶色のツノのようなものが生える虫です。でできた箱の中に、かいこの幼虫とえさである、桑の葉を潰して、ペースト状にした大きい桑の葉100%のソーセージが入っていました。それを家に持って帰ると、おばあちゃんは大喜びでした。なぜなら、おばあちゃんの家は米農家で、冬に人が泊まりにきて、かいこのまゆから、きぬいとを取るビジネスをしていたので、思いがけず、かいこと再会できて嬉しいからだそうです。お母さんは、毎日かいこの観察日記を付けたそうです。夏休みが終わるまでに幼虫は、さなぎになり、さなぎから孵化して、成虫であるガに見事なりました。最後は、卵まで産んでその観察日記は、その年の西宮の夏休みの自由研究の賞をとったそうです。普通の人はかいこを飼うことや見る機会さえも無いので、幼少期の忘れられない思い出の一つだったそうです。子供の時に、かいこを育てて、観察日記につけて、自由研究の賞を取るのが素晴らしいなと思いました。もし僕だったら、お母さんみたいに、育てることができないと思います。

福岡県の博多おりも、かいこが犠牲になっているので、そう思うと、不思議な気持ちになり少し買いたくなくなるなと思いました。