<<え2004/802jみ>>
 みうつうさんの作文は、ソクラテスの「自分が知らないことを知っている
という考えをもとに、自分の体験を通して学びを深めているところが
とてもよく書けています。

 漢字のテストや野球のサインの話を具体的にあげて、自分の気持ちや失敗の様子が
よく伝わってきました。
 たとえ話の「さるも木から落ちる」が入っていて、ことわざがうまく使われています。
 また、お母さんの話を聞いて、自分の経験(けいけん)比べる(くらべる)ことで文章に広がりができていて、
前の話や聞いた話がよく書けています。
「わかったこと」もはっきりと書かれていて、学びの内容(ないよう)が伝わりやすいです。
 最後に、「しっかり分かるためには何回もやることが大切」というまとめもわかりやすく、
書き出しのソクラテスの話と結びがつながっているので、文章全体のまとまりも感じられました。
これからも、自分の体験を深く考えて、わかりやすく伝える力を伸ばし(のばし)てください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの使い方:よくできている
・前の話や聞いた話の活用:よくできている
・ことわざの使用:よくできている
・わかったことの表現(ひょうげん):よくできている

内容(ないよう)◎ 構成(こうせい)◎ 題材◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:1085字/1000字
思考点:51点
知識(ちしき)点:51点
表現(ひょうげん)点:57点
経験(けいけん)点:55点
総合(そうごう)点:60点
均衡(きんこう)点:7点

 


■思考語彙 10種 13個 (種類率77%) 51点
、なぜ,いうと,いるから,すると,たから,たので,と思う,なると,みると,分かるため,

■知識語彙 20種 43個 (種類率47%) 51点
全部,勉強,哲学,問題,大切,学校,完全,宿題,得意,意味,本当,本番,漢字,理解,経験,練習,自分,解説,試合,野球,

■表現語彙 63種 129個 (種類率49%) 57点
あと,お前,お母さん,お父さん,かん,きょう,きんちょう,ここ,こと,これ,さる,せい,それ,たくさん,ところ,どれ,ふり,ぼく,みたい,もの,よう,わたし,ん,サイン,ソクラテス,テスト,一つ,五,人,何,全部,分かるため,別,勉強,十,哲学,問,問題,回,大切,学,学校,完全,家,宿題,得意,思い,意味,木,本当,本番,漢字,理解,紙,経験,練習,者,自分,解説,言い方,試合,話,野球,

■経験語彙 24種 56個 (種類率43%) 55点
える,かく,てる,できる,と思う,なやむ,にる,もらう,やる,れる,出す,分かる,名乗る,忘れる,書く,比べる,知る,答える,聞く,落ちる,見せる,覚える,解ける,読む,

■総合点 60点

■均衡点 7点
 

ソクラテスみたいな自分
   小5 みうつう(miutuu)  2026年1月4日

 ソクラテス(紀元前四七〇~三九九年)は、おそらく哲学の歴史をつうじてもっとも謎めいた人物だろう。ソクラテスは、ソフィストたちの同時代人だった。しかしソクラテスはことばの本当の意味で自分は哲学者(フィロソフォス)だと名乗った。そしてここが大切なところだよ、自分がどれほどのものを知らないかということでソクラテスはなやんでいたのだ。もっともかしこい人は自分が知らないということを知っている人だとはもう言ったよね。ソクラテスはこういう言い方もしている。わたしは自分が知らないという、たった一つのことを知っている、と。

ぼくもにたような経験がある。それは、学校の漢字五十問テストでたくさん練習した。どれだけ練習したかというと、漢字を書く紙があるが、それが漢字でいっぱいになるほどかいた。これをお父さんに見せたら、

「おきょうみたいだね」

と言っていた。ぼくは、お父さんに本当のおきょうと見せてもらってぼくの書いた漢字と比べてみたら本当ににていた。でもこれだけ漢字を書いても練習の漢字五十問をやったらまったく分からなくなった。でもそれは、練習だったからよかった。でも本番でもあまりできなかった。たくさん練習したのにできなかったのでとてもかなしい思いをした。

もう一つは野球のサインのことだ。ぼくは、野球をやっている。ぼくは、野球のサインを完全に覚えたと思ったけど、なぜか本番になったらサインが分かっていても分からなくなった。そのせいでかんとくに、

「なんでお前にサイン出したのにできないんだよ」

と言われた。ぼくは、

「すいません。」

と答えた。そのあとしっかりとサインを覚えた。でも試合になるとたまにできなくなる。このことでぼくは分かった。いっぱいやってもできないのは、きんちょうしているからだと。漢字五十問も野球も全部きんちょうだった。ぼくは、覚えること得意だがきんちょうすると何もかも忘れる。これは、さるも木から落ちるだ。

お母さんに知ったふりをしてはずかしかった話を聞いたら、

「学校の宿題で分からないところがあって、解説を読んで分かったと思っていたけど、別の問題をやってみるとやっぱり解けなくて、ちゃんと理解できていなかったことがあったよ。」

と言っていた。ぼくも家の勉強で分かっていなくて、解説を読んで分かったふりをしてたから、ぼくはお母さんと同じでちゃんと理解していないだなあと思った。

しっかりと分かるためには、何回も問題、書いたりをやって、しっかり学えることが大切だということが分かった。