香里(かおり)さん、今回の作文は、現代の文明の進化と心の豊かさについて、具体的な例を交えて丁寧(ていねい)に考察している点がとても素晴らしいです。スマートフォンや蛍光(けいこう)ペン、(かべ)の色見本帳など、身近な物の豊かさを具体的に挙げているため、読者にわかりやすく伝わります。特に、物の豊かさだけでなく心の豊かさの重要性を昔話の桃太郎(ももたろう)の例を使って説明しているところは、物語を通じて深い意味を考えさせる良い工夫です。さらに、桃太郎(ももたろう)の動物たちの心の大きさに触れ(ふれ)、自分ならどうするかという視点を入れていることで、主体的に考える姿勢が感じられます。また、「幸せは、持っているものの多さではなく、欲しいものの少なさで測られる」という名言を引用し、物と心の豊かさを総合的にまとめている点も評価できます。最後に、現代社会の問題である戦争の話にまで視野を広げ、心の豊かさが平和につながるという考えを示しているのも、広い視点で物事を捉え(とらえ)ている証拠(しょうこ)です。全体を通して、具体例と自分の考えがバランスよく書かれており、とても読み応えのある作文になっています。

項目(こうもく)評価】
具体例の活用:よくできている
昔話の実例:よく書けている
複数の意見:よく書けている
総合化の主題:よく書けている
名言の引用:よく書けている
体験実例:よく書けている
 

森リン評価 物の豊かさと心の豊かさ yube 01月4週 明香里
字数/基準字数:
1638字/1200字
思考点:85点
知識点:76点
表現点:81点
経験点:79点
総合点:87点
均衡点:7点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:7点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種30個77%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙56種77個73%76点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙117種211個55%81点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙40種53個75%79点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1638字
 85点
 76点
 81点
 79点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 30個 (種類率77%) 85点
。しかし,。だから,。どうして,。一方,。例えば,いうと,いくため,が必ずしも,するから,そういえ,そのため,だろう,できれば,と思う,と考える,なければ,なので,のできっと,は考える,また第,気持ちこそ,苦しまざる,行こう,

■知識語彙 56種 77個 (種類率73%) 76点
世界,人間,他人,仲間,会社,便利,出来事,勇敢,動物,十分,参加,味方,和解,喧嘩,団子,国外,外交,外見,大切,大戦,大群,学校,宗教,幸福,強奪,影響,必要,恐怖,意見,感謝,戦争,文明,日本,昔話,最低,最終,桃太郎,民族,現代,理解,生活,確信,社会,種類,簡単,紛争,裕福,見本,言葉,豊富,退治,途中,進化,選択肢,重要,関係,

■表現語彙 117種 211個 (種類率55%) 81点
いくため,ここ,こと,さ,そのため,たち,とき,どちら,ほか,もの,よう,わけ,キジ,グレー,ボールペン,一,一つ,三,上,世の中,世界,二,人,人々,人間,今,他人,仲直り,仲間,会社,便利,出来事,前,勇敢,動物,匹,十,十分,参加,味方,和解,喧嘩,器,団子,国,国外,壁,外交,外見,大切,大戦,大群,学校,宗教,家,帳,幸せ,幸福,強奪,影響,心,必要,性,恐怖,意見,感謝,戦争,文明,日々,日本,昔話,暮らし,最低,最終,桃太郎,次,民族,気持ち,点,物,犬,猿,現代,理解,生活,白,百,的,確信,社会,私,種類,簡単,紛争,考え方,色,色々,苦しみ,裕福,見本,言葉,話,誰,豊か,豊富,退治,途中,進化,違い,選択肢,重要,間,関係,雪,面,鬼,鬼ヶ島,

■経験語彙 40種 53個 (種類率75%) 79点
いける,おく,しまう,そういえ,つながる,できる,と思う,と考える,は考える,ひっかく,もらう,れる,倒す,入る,出る,助け合う,増える,崩す,引き受ける,思いやる,思い出す,感じる,成り立つ,持つ,揉める,暮らす,測る,満たす,生きる,申し出る,続く,育てる,苦しむ,行う,起こせる,足りる,遂げる,違う,選べる,飛びつく,

■総合点 87点

■均衡点 7点
 

物の豊かさと心の豊かさ
   中2 明香里(auseri)  2026年1月4日

 今の時代を生きる私たちにとって、スマートフォンなどの電子機器は欠かせないものだ。なぜならどんなに遠くにいても通話ができたり、連絡を取り合うことができるからである。それに現在、iPhoneやGooglepixelなど新型が続々出現している。新しい物好きの人々には気になってしようがないだろう。また、携帯だけではなく、switch2がでたりと、文明は毎日進化を遂げている。

確かに、物事が豊かであることは何事も不満なく取り組むことができるので、良いことだ。人間が苦しまずに暮らすことができる条件として主に飢えないことと、寒さに苦しまないことがあげられる。学校の授業で板書をノートに写すとき、私は大事なところに線や枠を囲うなどしている。その際、蛍光ペンに様々な色があって、ノートが見やすくなるなと思った。色を使い分けることで、重要な部分が一目でわかり、学習の効率も上がるからだ。昔はモノクロが当たり前の時代で、今のように多くの色のペンはなかっただろう。現在では、一本のボールペンに十色も入っているものがあるぐらい、色の選択肢がとても豊富になっている。色の豊かさという点で思い出すのが、家の壁の色見本帳である。例えば白なのにグレーに近しい白だったり、雪のように白い白もあって約百種類ほどある。このような細かい違いを選べることが、私たちの暮らしにどれほど影響しているのかと考えたとき、物の豊かさに感謝しなければならない。

人間が苦しまずに幸福に暮らしていくためには、生活に必要なものが満たされているのではなく、便利さや選択肢が増えていくことも大切だ。そのためには、文明が日々進化を遂げていかなければいけないのだなと感じた。

しかし、物が豊かであるだけでは十分ではない。物とは違った心の豊かさも重要だ。昔話に出てくる桃太郎では、最終的に退治される鬼たちは、退治される前までは人々から物を強奪し、外見では裕福な生活をしていた。しかし、その暮らしは他人の苦しみの上に成り立ったものであり、心が豊かであったとはそうそういえない。一方で、桃太郎とともに鬼退治に行った犬・猿・キジはたった一つのきび団子をもらっただけで、恐怖の鬼ヶ島に行くことを引き受けている。この出来事から、三匹は心が豊かであり、器も大きい動物たちだったのだろうなと思った。ここでもし、鬼ヶ島に行く途中にあった動物たちが「きび団子だけでは足りない」と申し出てきたら、桃太郎は勇敢なのできっと一人で倒しに行くだろう。しかし、私だったら三匹も動物を味方をしなくてもよいが、最低でも猿とともになんとしてでも行きたい。どうしてかというと、猿はひっかいたり、飛びついたりするからだ。できれば猿の大群が欲しい。

この話から、物を多く持っていることが必ずしも幸福につながるわけではなく、仲間を思いやる心や助け合う気持ちこそ、心の豊かさなのだと感じた。

物の豊かさも心の豊かさも、どちらも大切だ。しかし最も大切なことは、「幸せは、持っているものの多さではなく、欲しいものの少なさで測られる。」という言葉があるように、物も豊かで便利な世の中になること。更に、心が豊かである人間を今の現代社会においてでも、育てていくことが大切だと私は考える。特に、人間性の面では、日本国外で紛争や戦争が長らく続いてしまっている。この戦争は、宗教上の考え方の違いや、民族間での考え方の違いによる喧嘩から大きくなってしまうことが多い。日本では、学校や会社で少し揉めたぐらいでは和解して仲直りができる。しかし、日本がもしほかの国との外交関係を崩してしまったらどうだろう。私は、また第二次世界大戦に続くような大戦が行われてしまうのではないかと思う。けれども、戦争は簡単に起こせるものでもないし、誰も参加したくなんかない。だから、私は心を豊かにして色々な意見を持つ人がいることを、理解して生きて行こうとこの心に確信した。