あかしかさん、今回の作文はアジアの国々の結束について、現状の課題と具体的な対策を丁寧(ていねい)に考察している点がとても良かったです。
特に、ヨーロッパのEUパスポート制度を参考にした移動の自由化や、アジア共通言語の提案は説得力があり、具体的でわかりやすい意見でした。
また、日本の教育現場の実情を踏まえ(ふまえ)たアジア理解の不足についての指摘(してき)も、現実的で説得力があります。
文章の中で「繋がりは得るものではなく、すでにあるものに気づけるかどうかである」という表現は、主題を深めるうえで効果的な言葉であり、読者に考えさせる力があります。
さらに、最後に自身の大学生活への展望を絡め(からめ)て、個人的な視点で結びをまとめているところも好印象です。
全体を通して、問題提起から対策、そして個人の意識まで一貫(いっかん)して論じられており、論旨(ろんし)が明確で読みやすい文章となっています。

項目(こうもく)評価
・問題提起が明確にできている
・具体的な対策が示されている
・教育現場の実例がよく書けている
・結びに個人的な視点を入れている
・◎名言がよく書けています(「繋がりは得るものではなく、すでにあるものに気づけるかどうかである」)
・原因や対策がよく書けています
・予測問題の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 アジアの繋がり nnze 01月4週 あかしか
字数/基準字数:
1293字/1200字
思考点:51点
知識点:82点
表現点:82点
経験点:80点
総合点:69点
均衡点:-3点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:-3点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙10種18個56%51点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙65種104個63%82点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙120種228個53%82点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙41種61個67%80点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1293字
 51点
 82点
 82点
 80点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 10種 18個 (種類率56%) 51点
 確か, 第,。しかし,。例えば,。第,しよう,だろう,はもちろん,もし仮に,諸国により,

■知識語彙 65種 104個 (種類率63%) 82点
世界,中国,中東,主食,人数,今後,仲間,公民,共通,出来事,分野,分類,制度,卒業,各国,問題,四月,国家,国民,在籍,地域,地点,地理,地道,大人,大学生,大戦,存在,学校,対策,導入,小中学校,小学校,島国,年間,店員,意識,感動,授業,採用,教科書,日本,日本語,本来,東西,機会,歴史,独立,現在,社会,移動,範囲,結束,総合,興味,英語,融合,視野,観光,言語,設定,諸国,近代,頻度,高校,

■表現語彙 120種 228個 (種類率53%) 82点
 確か,あたり,きっかけ,ここ,こと,これ,そう,ところ,どこ,まま,もの,よう,アジア,テスト,パスポート,プライド,ページ,メイン,モデル,ヨーロッパ,一,一つ,世界,中,中国,中東,主,主食,二,人,人数,今,今後,仲間,何,公民,共通,出来事,分野,分類,制度,卒業,南,史,各国,問題,四,四月,国,国々,国家,国民,圏,在籍,地域,地点,地理,地道,多く,大人,大学生,大戦,存在,学校,客,対策,導入,小中学校,小学校,島国,年間,店員,当たり前,後,意識,感動,授業,採用,教科書,数,方,日本,日本語,本来,東南アジア,東西,機会,次,歴史,気,点,独立,現在,的,社会,私,移動,範囲,米,系,結束,総合,繋がり,興味,英語,融合,行き来,視野,観光,言語,設定,誇り,諸国,近代,間,関わり,頃,頻度,高校,EU,

■経験語彙 41種 61個 (種類率67%) 80点
しまう,づける,できる,られる,れる,住む,作り出せる,作る,使う,使える,倣う,出る,出会う,割く,増える,増やす,学ぶ,広げる,弱まる,強まる,得る,感じる,持つ,持てる,指す,挙げる,知る,終わる,繋がる,習う,見つける,見出せる,話す,調べる,起きる,起こる,載る,通じる,過ごす,除く,食べる,

■総合点 69点

■均衡点 -3点
 

アジアの繋がり
   高3 あかしか(akasika)  2026年1月4日

 アジアには国と国との協調をはかる組織がヨーロッパに比べて少ない。アジアの国々は国内的にも地域や宗教や民族の自己主張が強くな排他的傾向を示すところが多い。その中でも香港は、イギリスや中国との関わりから東西融合地点として存在してきた。第二次世界大戦後、アジア諸国の多くは独立をしたが、近代国家のモデルである国民国家を作り出せた国はほとんどない。今後、アジアの結束がますます弱まってしまいそうなことが問題だ。

 第一の対策として、一つのアジアとしての繋がりを持てるようにすることが挙げられる。例えば、ヨーロッパのEUパスポートに倣ってアジア間の移動では本来のパスポートなしで行き来できるようにすることだ。この制度を導入することでどこの国までこの制度が使えるのか調べたり、行きやすくなることで各国を調べる頻度が増えたりするといったように、現在よりもアジア諸国により興味を持てるようになるだろう。また、アジアにおける共通の言語を設定することもアジアの繋がりを持てるきっかけとなるだろう。現在、世界のほとんどの国で通じる言語は英語となっている。これはヨーロッパ系の言語であり、英語が通じることが当たり前のように、日本でも日本語ではなく英語で店員と話しているヨーロッパ系の観光客が多い。ここでアジアでの共通言語を作ることでアジア人としての誇りを持て、仲間意識が強まっていくだろう。もし仮に日本語がその言語として採用されたら、日本ではない国で日本語が通じることに感動し、日本語にプライドを持てるようになるだろう。

 第二の対策として、アジアの国々のことを知る機会を増やすことだ。日本の小中学校の社会の授業では、地理、歴史、公民分野を総合的に学ぶ。その中の歴史の分野では、日本の歴史をメインで学び、少しヨーロッパで起きた出来事について学ぶ。高校の世界史では主にヨーロッパ、中国、中東のあたりを学ぶ。世界史の教科書にはもちろんアジア諸国の細かい歴史が載っているのだが、ヨーロッパの歴史に割くページ数の方が多かった。特に私の学校ではアジアの地域はテスト範囲から除かれることが多々あり、何が起こって今の国になっているのか詳しくは学校で習わないまま私は高校を卒業しようとしている。小学校の頃から地道に南アジアや東南アジアなどがどこの国を指すのかや主に使われている言語を学ぶことで大人になってからもアジア圏に住んでいる一国民という意識を持つことができるようになるだろう。

 確かに、島国が多いアジアで結束を感じることは難しいだろう。しかし、繋がりは得るものではなく、すでにあるものに気づけるかどうかである。世界的にはアジアに分類され、お米を主食として食べるという共通点がある。このように意識していないところで繋がっている。その繋がりを見つけることができるかどうかでアジアの結束を見出せるようになるだろう。私は四月から大学生になる。高校よりも在籍人数が一気に増え、出会わないまま四年間が終わってしまうという人も出てくるだろう。出会う人との繋がりを見出せるように視野を広げて四年間過ごしていきたい。