わかばさん、作文を読んでとても感心しました。
まず、節分に対する自分の気持ちを素直(すなお)に書いているところがよく伝わってきます。
(おに)はまるで般若(はんにゃ)のようだ」というたとえがうまく使われていて、(おに)(こわ)さが具体的にイメージできました。
また、保育園(ほいくえん)の時の自分の体験だけでなく、従姉(じゅうし)の話も入れていて、文章が立体的になっているのがとても良いです。
(おに)の歴史や地域(ちいき)ごとの違い(ちがい)について調べて書いているところも、よく調べていて立派(りっぱ)です。
(おに)が悪いものだけではないという新しい発見があり、読んでいてわかばさんの考えが深まったことがよくわかりました。
最後に、伝統(でんとう)行事の意味についてまとめているところも、文章の締めくくり(しめくくり)としてしっかりしています。
全体を通して、自分の思いと調べたことがバランスよく書けていて、とても読みやすい作文でした。
これからも、自分の気持ちと調べたことを上手に組み合わせて書いてみてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
・わかったことがよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています
 

森リン評価 恐れられる鬼 ne 02月1週 わかば
字数/基準字数:
1024字/1000字
思考点:51点
知識点:73点
表現点:73点
経験点:67点
総合点:66点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:60点
知識点:82点
表現点:83点
経験点:75点
総合点:75点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙10種11個91%51点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙51種75個68%73点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙100種185個54%73点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙32種47個68%67点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1024字
 51点
 73点
 73点
 67点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 10種 11個 (種類率91%) 51点
。しかし,。だから,あると,いうらしい,いるらしい,たらしい,だから,地域によって,私らしい,鬼らしい,

■知識語彙 51種 75個 (種類率68%) 73点
不可能,二月,人間,以上,伝統,伝説,保育園,信仰,先生,全力,具現,写真,分類,制御,北海道,土地,地域,執念,大分,女性,嫉妬,平安,幸福,当時,従姉,恐怖,悪者,悪霊,感心,新聞,日光,時代,最悪,本来,栃木,残像,災害,理由,相当,節分,経験,習慣,自分,般若,行事,解決,言葉,誕生,邪気,都合,鬼怒,

■表現語彙 100種 185個 (種類率54%) 73点
あざ,うち,こと,しかめっ面,せい,そう,そこ,それ,とき,みんな,もの,よう,わたし,トラウマ,マスコットキャラクター,三,不可能,二月,人,人間,以上,伝統,伝説,何,保育園,信仰,倍,側,先生,全力,具現,内,写真,分類,制御,前,化,北海道,可哀そう,土地,地域,執念,大分,太,女性,嫉妬,嫌い,守り神,市,平安,幸福,当時,従姉,思い,恐怖,悪者,悪霊,感心,掛け声,新聞,方,日,日光,昔,時,時代,最悪,本来,村,栃木,次,残像,災害,物,理由,病,相当,県,福,私,等,節分,経験,習慣,考え,自分,般若,行事,解決,言葉,誕生,足,違い,邪気,都合,隙,顔,鬼,鬼怒,2月,

■経験語彙 32種 47個 (種類率68%) 67点
くれる,しまう,すぎる,できる,られる,れる,与える,出くわす,出る,分かる,化す,収める,受け継ぐ,叩く,恐れる,感じる,払う,押し付ける,招く,映る,残る,決めつける,生まれる,知る,聞く,言い表せる,読む,調べる,走る,逃げる,逃げ回る,飾る,

■総合点 66点

■均衡点 1点
 

恐れられる鬼
   小5 わかば(akahime)  2026年2月1日

「鬼はそとー!福はうちー!」

 私は節分が嫌いだ。ぜなら、私の誕生日は2月1日。そして、本来節分は二月三日だが、保育園側の都合で、私の誕生か、次の日に節分をしたりすることがあった。せっかくの誕生日なのに怖いしかめっ面の鬼に出くわすのは、『最悪』という言葉でしか言い表せない。私は鬼が人一倍怖かった。鬼はまるで般若のようだ。般若は嫉妬と執念で鬼と化した女性だ。人間でもあんなに怖いのだから、鬼だったらもっと怖いに違いない。当時、鬼をとても恐れていた私は、節分が小さなトラウマになってしまった。

 保育園時代、私は鬼が怖すぎて、鬼から逃げて走っていた。保育園の先生に、鬼がいるときの方が足が何倍も速くなると言われたこともある。節分の写真が飾られていた。しかし、私が全力で逃げ回るせいで、わたしを写真に収める隙がなかったらしい。みんな映っているのに、私らしき写真には、残像しか残っていなかった。それだけ私は鬼を恐れていたのだ。また、従姉にも同じ経験があると前に聞いたことがある。従姉は私以上に鬼を恐れていて、保育園で出てきた時、足や鬼の顔を叩いてしまったらしい。それで次の日、保育園の先生の顔にものすごいあざができていたそうだ。それを聞いた私は、いくら怖いとはいえ叩いてしまうなんて鬼は相当な恐怖を人に与えるのだと感心した。

 そもそも、そんな鬼が生まれたのか、鬼=悪者だと決めつけられているのかを調べてみた。鬼が生まれたのは、平安時代。人にはまだ解決・制御が不可能な病や災害などの恐怖を具現化したものだ。だから、鬼は恐れられるのだ。それを知り、私は鬼は人間の解決できないことを押し付けられ、自分のせいにされ可哀そうだと感じた。でも、地域によっては良い鬼もいるらしい。新聞で読んだことだが、栃木県日光市のマスコットキャラクターは『鬼怒太』という、邪気を払い幸福を招く鬼らしい。そこから、その地域での節分の掛け声は、「福は内、鬼も内」というらしい。大分県や北海道等にもそのような地域がある。それ等ができた理由はちゃんとある。昔、その地域での鬼の伝説は、鬼が村の守り神になってくれた、というものだ。そこから、鬼は悪霊等に分類される物ではないとなっている。

 伝統行事とは、習慣・伝統だけでなく、その土地の伝統を信仰した、昔の人の考えや思いもそのまま受け継いでいると分かった。

「福はうちー!鬼もうちー!」