はるまきさん、長距離(ちょうきょり)走のつらさや苦手な気持ちがとてもよく伝わっ(つたわっ)てきました。
地獄(じごく)のような長距離(ちょうきょり)走」というタイトルから、はるまきさんの気持ちが強く表れていて、読んでいる(わたし)もその苦しさを想像(そうぞう)できました。
「口の中に鉄のような味が押し寄せ(おしよせ)てくる」や「悪魔(あくま)支配(しはい)された地獄(じごく)かと思うぐらい」など、たとえがうまく使われていて、長距離(ちょうきょり)走のつらさをよりリアルに感じることができました。

また、お母さんの話を取り入れているところもよかったです。
家族の経験(けいけん)を聞いて、自分の気持ちと重ねることで、文章が立体(てき)になっていますね。
宇宙(うちゅう)人のように思えた」という表現(ひょうげん)も、はるまきさんの驚き(おどろき)尊敬(そんけい)の気持ちがよく伝わっ(つたわっ)てきました。

最後(さいご)に、「心の中で思ったこと」がしっかり書けているので、はるまきさんの前向きな気持ちが伝わり(つたわり)、読んでいて応援(おうえん)したくなりました。
文章全体がとてもわかりやすく、はるまきさんの気持ちが素直(すなお)伝わっ(つたわっ)てきました。

これからも、自分の思いを大切にして、いろいろなことを表現(ひょうげん)していってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえがうまく使われています
前の話聞いた話がよく書けています
心の中で思ったことがよく書けています
ですますがよく書けています
動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています
 

森リン評価 地獄のような長距離走 te 02月1週 はるまき
字数/基準字数:
1176字/800字
思考点:59点
知識点:64点
表現点:67点
経験点:70点
総合点:71点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:60点
知識点:65点
表現点:68点
経験点:71点
総合点:66点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙13種17個76%59点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙39種45個87%64点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙87種113個77%67点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙34種52個65%70点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1176字
 59点
 64点
 67点
 70点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 13種 17個 (種類率76%) 59点
n確か,、きっと,。だから,くれるため,だろう,で思う,と思う,なければ,に思える,れると,話すと,隠れよう,頑張ろう,

■知識語彙 39種 45個 (種類率87%) 64点
一生懸命,不思議,中学生,人達,体育,体育館,余裕,余計,先生,先頭,共感,回数,地獄,場所,大切,大変,学校,宇宙,年生,廊下,得意,悪魔,意味,持久,持久走,授業,支配,最初,永遠,片隅,現状,男子,真冬,自分,苦手,記録,運動,長距離,電子,

■表現語彙 87種 113個 (種類率77%) 67点
n確か,お母さん,くれるため,ここ,こと,これ,しよう,ずる,それ,それぞれ,たくさん,とき,みんな,よう,ん,アウト,クール,シャトル,ダウン,ペース,マラソン,ラン,ランニング,一生懸命,七,不思議,中,中学生,人,人達,体育,体育館,余裕,余計,先生,先頭,共感,力,十,周り,喉,四,回,回数,地獄,場所,大切,大変,奥,好き,嫌,学校,宇宙,家,年生,廊下,影,後,後ろ,得意,心,悪魔,意味,感じ,持久,持久走,授業,支配,最初,永遠,片隅,現状,男子,目,真冬,私,線,自分,苦手,記録,足,運動,長距離,限り,電子,音,頭,

■経験語彙 34種 52個 (種類率65%) 70点
くれる,しまう,たどり着ける,ついて行く,できる,でる,で思う,と思う,に思える,もつれる,れる,動かす,変わる,始める,抜かす,歩く,減る,焦る,疲れる,終わる,続く,置く,聞く,血走る,詰まる,話す,走らす,走る,走れる,超える,隠れる,頑張る,高める,鳴り響く,

■総合点 71点

■均衡点 6点
 

地獄のような長距離走
   小4 はるまき(akoruka)  2026年2月1日

    地獄のような長距離走

             はるまき

 はぁ、はぁ、はぁ。だんだん足が重くなり、呼吸のリズムもおかしくなってくる。なぜこんなに長距離走は辛いのだろう。まだまだ軽やかに走っている人がうらやましい。

「ピーッ」

あぁ、やっと終わった。口の中に鉄のような味が押し寄せてくる。私は、長距離走が大の苦手だ。短距離走だと、一気に思いっきり走り抜けることができるが、長距離走だと、足が重くなってくるしんどさを、じりじりと味わうことになってしまう。だから、長距離走が苦手なのである。

 今までの長距離走で一番辛かったのは、小学二年生のときに体力テストで行った、二十メートルシャトルランだ。二十メートルシャトルランとは、二十メートル間隔の二本の線を、「ドレミファソラシド」という音に合わせてひたすら走る種目である。音が終わるまでに続で線にたどり着けなかったら、そこでアウト。持久力を高める大切な運動なのだが、これが本当に辛い。最初は余裕だったけど、後から足がもつれてきて、喉の奥が詰まるような感じがする。

「ドレミファソラシド、ドシラソファミレド⋯⋯」

永遠に続く電子音が悪魔のように鳴り響き、ここは悪魔に支配された地獄かと思うぐらい、体育館が嫌な場所に変わる。アウトになったら、廊下を歩いてクールダウンするのだが、歩くのも大変なぐらい辛かった。四年生でのシャトルランはあまり辛くなかったが、その分回数が減ってしまったのが悔しい。記録が七十回を超えている男子は、宇宙人のように思えた。

 お母さんにも、学校でマラソンなどをしたか聞いてみた。私が長距離走のことを話すと共感してくれるため、きっとお母さんも長距離走が苦手だったのだろう。

「中学生のとき、体育の授業で、真冬に学校の周りを走らされたんだよね。」

お母さんは、本当に大変だったというように、血走った目をして話し始めた。

「本当に辛くて、家の影に隠れようと思ったんだけど、先頭の人に後ろから抜かされてずるもできなくて、もうどうしようもなかったね。なんでみんなこんなに速く走れるのか、不思議だったよ。」

確かに、たくさんの人に抜かされると、焦って余計に疲れてしまう。先生には自分のペースで走れと言われるが、みんな速くて、ゆっくりな自分のペースで走ることは難しいのが現状である。

 やはり私は、長距離走と言われると、辛い、苦しいと思ってしまう。でも、マラソン、ランニング、持久走など、それぞれに意味があるということは、頭の片隅に置かなければならない。それに、得意で好きな人もたくさんいるだろう。だから、その人達について行って、できる限りは頑張ろうと心の中で思った。私は、重くなってきた足を、一生懸命動かし始めた。