節分
小5 あきらほ(akiraho)
2026年2月1日
僕の家での節分の日は、豆まきを毎年する。そして恵方巻を作り家族と一緒に楽しむのが恒例だ。しかし昨晩、父が夕飯をみんなで食べているときに「今年の節分はクジラの竜田揚げを食べようか」とふいに言った。父は最近スーパーの棚にクジラを見かけることが多いと思っていたら、ラジオで山口では節分にクジラの竜田揚げを食べる風習があることを聞いたそうだ。なので明日は節分でクジラの竜田揚げを食べる予定だ。実のところ僕は給食でクジラの竜田揚げを食べたことがあり、あまり楽しみではない。しかし辻本家で初めてのクジラの竜田揚げに挑戦するから少し楽しみでもある。
僕が幼稚園のころ鬼のお面を作った。そのお面を父にかぶってもらい、豆まきをしたことがある。父は、唸り声をあげおそってきたので姉と、母と、僕で声を合わせ「鬼はーそ外、福は―内。」と言って豆を父に投げつけた。その時の父は、まるで本物の鬼のようだった。まだ幼かった僕はなぜ父が鬼のお面をかぶり襲ってくるのがよく分からなかったが、ただ楽しい行事だと単純に思っていた。節分の行事は病気や災害を鬼に例え、一年の健康を祈るという日本独自の伝統的な風習である。今思うとその頃の僕は何も知らずに楽しんでいたと思う。
今僕は山口県に住んでいる。山陰地方での節分について調べたところ、山陰地方では大きなもの物を食べて大きく年を取る、大きなものを食べて邪気を払うとの願いをこめ節分にクジラを食べる風習があるそうだ。何故なら山陰地方ではクジラとのかかわりが古くからあり、捕鯨の歴史も古いからだそうだ。他の地域のことも調べたが、関東地方ではいわしやけんちん汁、関西地方では恵方巻を食べる風習があるそうだ。地域によって節分料理は違うが、邪気を払うということが日本では一致しているのが不思議だと思った。
一つの同じ行事でも地域により多種多様な食文化があることが分かった。そして僕はなぜ節分という風習があるか考えてみた。昔は科学や医学が発達していなかったから、節分の行事をすることで、無病息災の願いを込める他なかったのかもしれない。これからも僕は風習や行事を大切にしていきたい。何故なら昔の人々の思いが未来に引き継がれていくからだ。明日、我が家では、ほくほくのくじらの竜田揚げの湯気とともに
「鬼は外 福は内」の声が響くことだろう。