民主主義
高2 とやさく(toyasaku)
2026年1月1日
日本は、公平に選挙が行われるため、日本国民の望まれる政治ができる。一方で、北朝鮮は不透明な制度が多く、政治体制もかなり独裁的で国民の自由が保障されているとは言い切れない。私は、これからも民主主義を守っていくべきだと考える。
そのためには第一に、話し合いや選挙などの手続きをわずらわしいと思わず、大切なことであると肝に銘じておきたい。同じ社会を生きる多くの人々が少しでも楽に過ごすためには、決定することに手順を踏んでいくことが必要である。特定の人、団体が有利になることを防ぐためにも、他人に任せて独裁的に物事を進めるようなことは控えるべきだ。私が中学三年生のとき、文化祭で発表する劇の内容をクラスで決めることになったことがある。最初の案は、かぐや姫の物語をお笑いのコントのように作り直したものだ。面白い内容であったが内輪で盛り上がるような話が多い台本が完成し、事態が悪化してきたと思ったら、複数人の女の子のグループが突然、シリアスに寄った物語に作り直したわらしべ長者の台本をクラスに発表した。対当する新たな台本が加わったことでクラスが二極化したが、ここは平等に多数決を取ることにした。結果は、かぐや姫が多数であり、それを実演することになった。良かったことは、台本からクラス内だけで盛り上がるような内容はなくなり、なるべく多くの人が笑うことができる内容が増えたことだ。反対の声を上げた人たちの行動も必要であったのかもしれない。事態が複雑化し、当事者としては大変だったが、結果としては良い方向に向かった。よって、様々な意見から国民が必要とするものを絞っていく選挙などの手続きを面倒だと思わないことは大切である。
また第二には、反対勢力が常に拮抗しているような状態を作っておくことだ。その方がより民主的な国を維持できるからだ。大正時代、普通選挙を求めて政府に対抗するような、平塚らいてふをはじめとする活動家・団体が存在した。歴史の教科書に「大正デモクラシー」と記載されるほど、この時代は民主活動が積極的に行われたのであろう。実際には全ての意見が政府に届くことはなく、女性を除いた日本の選挙が実施することになったが、このような動きは民主的な国を作る大きな第一歩である。その反面、第二次世界大戦中の日本は政党が一つに統一されてしまい、反対勢力が存在しない状態になってしまった。最終的には、外国との関係は悪化し、日本国内も戦火を浴び、大戦に敗退した。このときの日本は、大正時代と比べて内側からのエネルギーが少なく息苦しかったのだろうと私は心を痛めている。このようなことから、民主主義を守るためには反対勢力が対抗することができる環境であることが必要だ。
確かに、独裁的に政治進めた方が臨機応変に動くことが可能であり、そして実現が早い。しかし、「人民の、人民による、人民のための政治」という名言がある通り、話し合って慎重に物事を進めることも重要である。多様な人々が少しでも心身共に健康で自由に暮らすためには、民主主義は守っていくべきだ。