虫退治

   中3 あおてね(aotene)  2026年2月1日

 曲がりなりにでも自分の目で見て自分の足で踏んで、その見る景色踏む大地と自分とが直接にぴったり触れ合う時にのみ感じ得られる鋭い感覚を味わなければなんにもならないという人がある。こういう人はとかくに案内書や人の話を無視し、あるいはわざと避けたがる。便利と安全を買うために自分を売る事を恐れるからである。こういう変わり者はどうかすると万人の見るものを見落としがちである代わりに、いかなる案内記にもかいてないいいものを掘り出す機会がある。私は、社会の中で自分の役割を果たすことによってアイデンティティを持てるような人間になりたい。

 第一の方法は、校外学習やボランティアに積極的に参加する。小学校から中学校の二年生まで私は毎年校外学習や社会科見学が実施されていた。とくに自分に衝撃を与えてくれたのは社会科見学で訪れた寿司屋である。私はその時までずっとお寿司のシャリは人の手で形を整え、魚を乗せて手で握っているのだと思っていた。広告で流れてくる寿司職人の動画がそのような感じだったからである。しかし、実際はご飯を全て機械に入れ、機械が形にしていることがわかりとても衝撃だったことを覚えている。家に帰って母に自慢したほどだった。その後も、寿司屋の名前の由来、店の中の工夫やちょっとした雑学を教えてもらいとても充実した学習をした。このように毎日、教室で自分の席に座り先生の話を聞くような学習も良いが、校外学習や社会科見学のように実際に自分の目で見て、確かめるような活動型の学習も良いと思った。自分で感じたことは忘れにくいので一生の知識として所有できる。このような取り組みはこれからの教育にどんどん取り入れていくべきだと思った。

 第二の方法は、自分はいつまでも子供ではないという認識を持つこと。例えば、マララ・ユスフザイは、まだ若い年齢でありながら、「守られるだけの存在ではなく、自分が社会を変える一員である。」と自覚し、女子教育の重要性を世界に訴えた。頭部に銃が撃たれ、危険を伴う状況でも声を上げ続けた姿から、年齢に甘えず、大人としての責任を自ら引き受ける意識の大切さが彼女から分かる。私も将来一人暮らしや自立のために一つだけ克服したいことがある。それは、虫を一人で退治することだ。年に一回ほど自分の部屋によくわからない不気味な虫が壁に出てくる。私はその時必ず虫が強い父に助けを求める。しかし父がいない場合きっと虫を退治するか、しないかで葛藤している間に逃げられてしまい、「虫がいる」という不安でその部屋に滞在するしかない。そんな状況を作り出さないために私は虫を退治できるようになりたいと考える。去年はまた父に助けを求めてしまったので今年こそは自分で退治したい。

 確かに、誰かに頼ったり助けを求めることは大切だ。しかし、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という言葉があるように、私も社会に通用するような人間になりたい。そのために、日々目標を設定して、できることを増やし、頼る人ではなく頼られる人になる。