あかねさんの作文は、国際(こくさい)博覧(はくらん)会での体験を通して、食文化の違い(ちがい)やその背景(はいけい)にある生活習慣(しゅうかん)について深く考えたことがよく伝わってきます。
特に、コロンビアの料理「レチョナ」についての具体的な描写(びょうしゃ)がとても生き生きしていて、皮のパリパリ感やお肉の柔らか(やわらか)さがまるで目の前にあるかのように感じられました。
「まさにテレビのシーエムのようだった」というたとえがうまく使われていて、読者にわかりやすくイメージを伝えています。
また、お母さんのスペインでの体験を聞いて調べたことが書かれているので、前の話聞いた話がよく書けています。
さらに、「所変われば品変わる」ということわざを使って、国ごとの食文化の違い(ちがい)をまとめている点もとてもよいです。
作文の最後に、書き出しの国際(こくさい)博覧(はくらん)会の話に戻っ(もどっ)て、食文化をもっと知りたいという気持ちで結んでいるので、書き出しの結びがよく書けています。
全体を通して、あかねさんが自分の体験や調べたことをもとに、食文化の多様(せい)理解(りかい)しようとする姿勢(しせい)がしっかりと伝わってきました。
これからも、体験や聞いた話を活かして、さらに深い作文を書いていってください。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・たとえの表現(ひょうげん):よくできている
・前の話聞いた話の活用:よくできている
・ことわざの使用:よくできている
・わかったことの表現(ひょうげん):よくできている
・書き出しの結び:よくできている
 

森リン評価 うますぎる ne 01月4週 あかね
字数/基準字数:
1635字/1000字
思考点:51点
知識点:59点
表現点:69点
経験点:61点
総合点:64点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙10種16個63%51点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙32種63個51%59点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙90種183個49%69点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙28種59個47%61点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1635字
 51点
 59点
 69点
 61点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 10種 16個 (種類率63%) 51点
。だから,。だからこそ,あるらしい,すると,と思う,は単なる,みると,よると,変われば,違うから,

■知識語彙 32種 63個 (種類率51%) 59点
世界,予想,五感,体験,健康,写真,友達,国内,土地,夕食,大切,御飯,推奨,文化,料理,日本,旨味,昼前,昼寝,時間,普通,歴史,生活,睡眠,経験,習慣,自分,説明,調査,豚肉,軽食,食事,

■表現語彙 90種 183個 (種類率49%) 69点
あっさり,いろいろ,うち,うり,お昼,お腹,こと,ことわざ,ごと,ごろ,そう,そのもの,たち,とき,びっくり,もの,やつ,よう,コロンビア,シエスタ,スペイン,リズム,一,七,三,世界,予想,二,五感,人,人々,他,体験,何,健康,八,六,写真,分,前,十,友達,味,品,国,国内,土地,夕食,夜,大切,帯,店,当たり前,御飯,所,推奨,文化,料理,方,日,日本,旨味,早め,昼,昼前,昼寝,時,時間,普通,歴史,母,気,気持ち,流れ,生活,睡眠,私,経験,習慣,考え方,脂,自分,舌,話,説明,調査,豚肉,軽食,違い,食事,

■経験語彙 28種 59個 (種類率47%) 61点
しまう,つながる,とる,と思う,ぼる,よる,られる,れる,分かる,味わう,変わる,好む,感じる,楽しむ,気づく,知る,確かめる,空く,結びつく,置く,聞く,表れる,調べる,送る,違う,重ねる,閉まる,食べる,

■総合点 64点

■均衡点 4点
 

うますぎる
   小5 あかね(akaneya)  2026年1月4日

  何かを食べてはいけないという明示的な規則は、外国人にも比較的判りやすい。白い米の御飯は、日本食の場合には、食事の始めから終わりまで食べられる。というよりは、米だけを集中的に食べることは、むしろいけないこととされている。ところが、食事の一段階ごとに一品ずつの品物を片付けていく、通時的転回方式の性格の強い食事文化もある。日本の食事文化に存在する項目を、別の食事文化の項目に見出さないことが大切だ。

 

 私は今年、国際博覧会(以下省略万博)に行った。万博には、いろいろな国の特有の料理を売っていた。中でも人気だったのは、万博バージョンのくら寿司だった。私は少し気になったが、時間の都合で行けなかった。私が食べた料理の中で美味しかったのは、コロンビア館の「レチョナ」という、ピラフみたいな料理で、豚肉と豆の炊き込みご飯だ。私は特に、中に入っていた、子豚の丸焼きに興味を引き寄せられた。皮はパリパリ、お肉はとても柔らかく、まさにテレビのシーエムのようだったのだ。あまりに美味しかったので、インターネットで検索してみると、アメリカの料理サイト「テイストアトラス」で、二〇二五年度、なんと世界一美味しい料理ランキング一位を獲得したそうだ。そして、インターネットで見てみると、もう一つ、あまり良くない情報がかいてあった。残念ながら、万博では、お肉の皮は大人の豚皮だったそうだ。ということは、本場のレチョナは、もっと美味しいのだろう。私は、コロンビアに行ってみたいという気持ちが強くなった気がした。実際に食べてみたことで、料理は単なる味だけではなく、その国の歴史や生活と深く結びついているのだと気づいた。日本では脂の少ないあっさりした味が好まれることが多いが、コロンビアでは豚肉の旨味をしっかり味わう料理が大切にされている。自分の舌で体験すると、写真や説明だけでは分からない文化の違いがはっきりと感じられた。この経験を通して、私は「食べること」が世界を知ることにつながることが分かった。

 

 母は友達とスペインに行ったとき、昼は二時に食べ、夜は十時に食べるという習慣に、置いてけぼりにされそうになった。母は習慣を知らなく、六時に御飯を食べていたら、友達にびっくりされてしまったそうだ。私は母の話を聞き、スペインの人は、お昼までお腹が空かないのか母に聞いた。スペインは他に、昼前の軽食と夕食前のおやつの時間があるそうだ。そして、スペインでは「シエスタ」という、十二時ごろにお昼寝する文化があるらしい。その時間帯は、お店なども閉まっているそうだ。私は、十時から御飯を食べるということは、スペインの人の睡眠時間は短いのではないかと思い、調べてみると、スペイン国内の健康調査によると、一日約六時間三十分くらいだそうだ。私の予想どうり、推奨されている七時間から八時間よりも短かった。母の話を聞いて、食事の時間というのは単なる習慣ではなく、その国の生活リズムそのものなのだなと思った。日本では早めに夕食をとることが普通だが、スペインでは昼寝の文化があり、一日の流れが全く違う。自分が当たり前だと思っていることが、世界では当たり前ではないということに気づき、実際にその国に行って体験してみたいという気持ちが強くなった。

 こうした経験や話を重ねるうちに、私は国ごとに食べ方が違うのは、その国の生活のリズムや考え方が違うからなのだと気づいた。料理の味や食べる時間、食べ方の違いには、その国の人々がどんな生活を送り、何を大切にしてきたのかが表れている。だからこそ、実際にその土地に行き、自分の五感で確かめてみたいと思うようになった。所変われば品変わるということわざがあるように、国ごとに食べ方や料理の楽しみ方が違うということが分かった。だから私は、もっといろいろな国の食事文化を調べたいなと思った。そして、その国の人たちと同じ時間に、同じものを食べてみたいと思った。